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【13】女性に「むくみが出ていますね」は禁句

前回の記事では、同じ言葉でも、相手に合わせて使い方を分ける事をお伝えしました。

今回は、セラピストとして「相手の立場になって、みんなとは違う言葉をチョイスして使う」事で、お客様の安心感と満足度が更に上がるお話をします。


「本当だ、むくんでますね」は言われたくない言葉

むくみが気になり、リフレクソロジーを受けにいらした女性。

リクライナーでの施術中によく耳にするのが、セラピストの「足首の辺りがむくんでいますね」「あ~、冷えて少しむくみが出ていますね」という言葉です。

この言葉を、私は禁句にしています。9年間、口にしたことがありません。


お客様本人が「ムクミが気になっているんです」と仰っても、それを肯定しません。

なぜかというと、

単純に 「自分が『本当だ、むくんでいますね』と言われたら、分かっているけどショックだから」。

分かっているんですよ。

だって靴下の跡がついているから。

パンプスがキツいから。

冷えてて、血行が悪くなってて、だからリフレクソロジーを受けにきたんだし。

気付いているんだけど、人から言われたらその事実が決定的になって、「やっぱり誰の目から見てもムクんでいるんだ、私。」って、分かっているくせにちょっとショックを感じるんです。

「顔がちょっとむくんでいたんですけど、フェイスセラピーをしたらスッキリしましたね!」とか言われたら、「え!顔がむくんでると思われてたんだ!ショック!」と思ってその場でエステの予約もします。ナイーブ由美w


コンプレックスを指摘しない

自分がそう思うから、女性のお客様には「足がすっごいむくんでいるんですよ~」と言われたらこう返答します。

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