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スペイン紀行② カルドナのパラドール 後編

知らない街にいくと、明け方に散歩するようにしています。
人のいない街は、昼間の賑わいの残り香が見えるてくるような気がして、
むしろその場所の営みを想像する楽しみが増える気がします。

動き出したカルドナの路地裏

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鳥たちも動き出す

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荒れ果てた建物もそのままホテルのランドスケープの一部と化しています。

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昼間はのんびり部屋で過ごし、夕涼みがてら城の天辺の物見櫓へ。
夕暮れの柔なかな風が見えるようです。

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カルドナは古城とその城下町という都市の構成がそのまま現代に残る街でした。
そしてパラドールは宿泊施設というよりも、そのものが観光資源であり、特にこのカルドナのパラドールは城下町も合わせて散策することで、当時の人の動きをトレースする感覚になり、より往年の街の姿を想像することができました。

次回はバルセロナ編です。

*写真は全て以下の機材で撮影しています。
Carl Zeiss Planar 1.4/50 , Distagon 1.4/35 , Distagon 25/2.8
CONTAX RX / Portra400