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「売る」ことを目的としないライブコマース《スタートアップ編》は失敗か。

こんにちは!
コロナ期間。愛媛県でセミリタイアするはずが、、
楽しすぎて事業を起こしてしまった!
元戦場カメラマン社長の出口ともこ٩( 'ω' )و。です。

▲総務省異能vationアワードにノミネートいただきました!

商品の魅力や特徴をリアルタイムのライブ配信で伝えるライブコマース。その手法が先んじて盛んになったのは、中国とアメリカでした。私たちは四国愛媛で2020年からライブコマースで地域経済活性化ができないかを模索してきました。

今回は、単に売上を上げるだけでなく、スタートアップの事業成長に結びつくライブコマースのあり方について考えてみたいと思います。

「ライブコマース先進国」中国から
2〜3年遅れて拡大する日本市場

日本でライブコマースが話題になり始めたのは、4年くらい前からだったと思います。当時は日本語に対応したライブコマース専用プラットフォームも多くなくて、まだ一般企業が導入するには高価すぎて、”日本にライブコマースは流行らない”というのが一般の認識。ですが、最近ではSNSを活用したり、ユーザーが登場したりと多様な試みも進んできています。

愛媛県宇和島市。真珠養殖場からライブコマースでは売上250万円を達成。

中国で主流となったライブコマース。日本と違うその手法とは。

中国では「KOL=キー・オピニオン・リーダー」という芸能人とはまた違った影響力を持つ人が存在します。インフルエンサー、ライバー、コマーサーの中でも特に名前が知られていて、カリスマ性があって、ものを売る技術がある人たちのことで「KOL=キー・オピニオン・リーダー」と呼ばれています。

KOLが大きな影響力を持ち、メーカー側が商品価格を調整し、 KOLがモノを売りやすいように環境を整えているのが中国のライブコマースの大きな特徴の一つです。

愛媛のドラッグストアも中国版ライブコマースに挑戦。
新しい販促に地方企業も注目している。

日本のアイドルファンが自分が好きなメンバーを支援するためCDを買うように、中国では自分が支持するKOLを応援するために商品を買うといった行動が普通に行われています。小規模なライブコマースも中国では毎日24時間行われており、自社の社員が登場したり、AIのデジタルキャラクターが質問に答えたりライブコマースにどんな演出を加えるか、すでに競争が加熱しているようです。

アメリカでは「売る」ことを目的としないライブコマースが流行

米国オウンドサイトでライブコマースを展開しているアパレルメーカーの例では、「商品を売る」だけでなく、販売前の商品への意見や感想をユーザーから聞くためにライブコマースを活用しています。顧客のコメントを聞いて、顧客のニーズを満たす商品を開発する、つまり、「顧客と一緒にブランドをつくるためのツール」としてライブコマースを使っている。
地域特化型ライブコマースを目指すクリエは、このアメリカの事例を活用して地域経済を盛り上げるためにライブコマースを活用できないかと考えました。

愛媛県宇和島の夏の風物詩「牛鬼まつり」をライブコマースで配信。
大手航空会社ANAとコラボするなど地域活性化を目指す。

私たちは顧客を一緒にブランドをつくる仲間と捉えています。リアルタイムのコミュニケーションでお客様と一緒に「地域」を体験できるのがライブコマースの醍醐味。

ライブコマースは、売上を上げるための手法と考えられることが多いのですが、ものを売ることを直接的な目的にしていない取り組みも近年は注目されており、お客さまからのご要望も増えてきています。
ライブコマースを地域とユーザーがつながる接点と捉え、そこで顧客の生の声を受け止める。ライブコマースは一種のブランディングツールになり得ると思っています。

スタートアップを応援する仕組みをライブコマースで構築「えひめルーキーズ・ライブコマース」

2022年10月〜15組のルーキーズ(創業者)をライブコマースで応援。
テストマーケティングとして100名の視聴者を募り、ルーキーズの説明のわかりやすさ、商品の魅力度、購入意欲が湧いたか、を5段階評価で行いフィードバックした。

クリエでは、愛媛に特化したライブコマース番組を企画、制作しており、
特に今、力を入れているのがスタートアップ企業へのテストマーケティング支援。
特にコロナ禍において、店舗型ビジネスのリスクが高まっており、
比較的リスクが低い、オンラインショップ型起業が増えているが、
商品を作ることと、販促をすることの2つを同時にしないとならず、
うまくいかないパターンが多いことに着目。

創業者は商品を作り、ライブコマース企画会社のクリエが取材して、
”あなたの商品はここが魅力だよ”と徹底取材した番組を作る。
そして視聴者を100名募り、一視聴者としてどう見えたかをフィードバック。今後のマーケティングに役立ててもらおうという取り組み。

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https://handsup.shop/ehime-rookieslive/live/38695

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