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人生の日記

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今までの人生の話とかを書いていこうかなと思っています。過去は重いことが多いので苦手な人は注意してください。今のことは楽しいことをいっぱい書けるといいな。
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2021年12月の記事一覧

おばあちゃん

部屋を決めて、次回にまたグループホームに行って書類を書くことになった間のことでした。

みんな寝ていて、空がそろそろ明るくなってくるなという時間に家に電話がきました。
母が起きて出たようで静かな話声が内容がわからない程度に聞こえました。

実は先日からおばあちゃんをお世話してもらっているディケアさんから容態がよくないことを聞いていたので、母は電話が来たらおばあちゃんが亡くなったのではないかと気を張

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部屋を決めたこと

相談室さんに決めたグループホームに「決めました」という報告をしてもらいました。

さすがにと思って姉にも「今まで帰りが遅かったのは一人暮らしの部屋を探してたからなんだ」ということを何とか伝えました。
もし納得してくれても不機嫌になって怒鳴られるのではないかと怖かったですが、そんなことはなく「やってみれば」と言ってくれました。

ホッとしました。

そのぶん母が私と二人の時に「ちゃんと一人で暮らせな

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3回目のグループホーム見学

前回の場所にした方がいいのかと思い悩みながらの3回目グループホーム見学です。

確かこの時に、いつもより帰りの遅い理由として母には一人暮らししようと探していることを説明しました。
上手く説明出来なかったり全部を伝えられなかったりしましたが、本当にするかはわからないけどと付け加えて。

「本当に出来るのかい」「お金すぐ無くなって帰ってくるんだよ」と言われましたが過度に否定はされませんでした。
一人で

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2回目のグループホーム見学

2件目。
自分が見つけた物件で写真で見た部屋の感じが好きだなと思って見学したかったグループホームへの見学の日です。

相談室さんにお仕事場まで来てもらって車で行きました。
グループホームに直接行くのではなく、事務所があって、そこでとりあえず話をするという形でした。

事務所に入るとすごいキレイなお店みたいな感じで私と相談室の人で「なんかすごいね」と言い合っていました。
その日会ったのは女性二人で一

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次のグループホーム見学会議

相談室の人と今後の相談をする時、お仕事場じゃなく相談室の場所まで行きました。
はじめて行く場所はちょっとドキドキです。

次回行くグループホーム見学を決める為にまた何件か探してくれました。
前の行ってない2件を先に行ってからかな?その後かな?とスケジュールがわからなかったけど聞けずにいました。

前回の帰りに話していたネット環境のある場所をさがしてくれました。
でも環境はあっても自分で有線にするか

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はじめてのグループホーム見学

はじめてのグループホーム見学の日です。
やっぱりドキドキしました。
相談室の人と二人で行きました。

グループホームの方も男女二人で、男性の方がずっと説明をしてくれましたが女の人もいて安心しました。

部屋を見た時に最初どうしていいかわからなくて真ん中に立ってキョロキョロ見てたのですが「主役はあなたなんだから色々見てまわっていいんだよ」と相談室の人が言ってくれたしグループホームの人も優しそうだった

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グループホーム探しのはじまり

とりあえずお金は障害年金とお仕事場の工賃だけで心配ですが、買うことが苦手だった為に貯金が結構あったので生活保護はまだ受けられないということ。
赤字になる分を貯金を崩していって、貯金が無くなったら生活保護を受けられますよということでした。

でもやはり生活保護を受けるのは申し訳ないので、その前になんとか赤字にならないお給料のもらえるお仕事を出来るようになりたいなと思い悩むのですが、思えば思うほど、焦

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一人暮らしを決めてからの最初の一歩

一人暮らしを決めた。
勿論決めても私一人じゃ何も動けなかったし、動いてみてもすぐ諦めただろう。
お仕事場の相談にいつものってくれる職員さんの他に、ネットで仲良くしてくれている人で「自分の幸せを考えたっていいんだよ」って言ってくれる人もいました。
「幸せになって欲しいんだよ」って言ってくれる人も何人かいました。
自分の為だと思うとおこがましく感じちゃうけど(その人達の為に少しでも幸せになれたら安心さ

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一人暮らしのきっかけ2

夏の暑さの中、シャワー時に脱衣所の窓の外で大声で話す隣の家のおじさんにイライラする毎日。
我慢しなきゃいけないのが溜まりにたまっていく。

そして父の声っぽい人とおじさんが窓の外で大声で話している時にまたイライラして「うるさい!近所迷惑!!」と叫んだ。
するとすぐに「ゴミが!!」と父の声っぽい人が怒鳴った。

その後二人の笑い声。

「すみませんねぇ」
「いえいえ」
「助かります」
 と楽しそうな

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一人暮らしのきっかけ

ディケアにいるおばあちゃんが点滴で栄養や流動食で生き永らえている今年の夏のことでした。
いつ亡くなってもおかしくないから黒い服とか用意して準備はしておきなと母に言われていました。

おばあちゃんが大丈夫な時「長生きしたくない」と言っていたのでこんな風に生き続けるのはいいことなのだろうか、単なる父の我儘とかおばあちゃんの年金目当てなんじゃないだろうかと思いつつ、今までのことから私が何か言おうにもどう

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高2の頃に声優オーディションを受けた話

私は小さい頃から本を口に出して読むのが好きでした。
自己流で演技をしながらなので、恥ずかしいので誰もいない時限定ですが。
(もしかしたら家族に聞かれていたかもしれませんが)

そのことは誰にも言ってないし声優になりたいとも誰にも言っていないのですが、高1の頃に仲良くしてくれた子が高2の時に一緒に声優のオーディションを受けてみないかと言って何人かで履歴書を送ることになりました。

アニメ雑誌に載って

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認知症のおばあちゃんと老犬になった愛犬の話

愛犬も18歳くらいになって歩く時よろよろになってきた時でした。
おばあちゃんが痴呆症でおかしくなってしまいました。

自分でお財布を隠して「あんたが盗ったでしょ!」と怒りだしたり、深夜に一人で外に出て行こうとして止めたら怒りだして無理やり出ようとしたり。
母と姉と私でいつも耳をすませて出て行こうとしたら止める毎日になりました。
愛犬もよろよろなのに自力でおしっこの場所に行こうとするので体を支えて手

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慣れるまでは怖いけど慣れたら安心できる場所になれた

私とカウンセラーさん両方が見つけた就労支援B型の見学体験の日です。
家から近いというわけではないけど、結構使ったことのある交通機関で行けるのですぐわかりました。

当時今以上に人と接するのが怖かったのですごく緊張していました。入る時も入っていいのかここでいいのか、しばらく心の中でどうしていいかわからなくて入るのに数分かかりました。

入ったら自動的にチャイムがなるようになっているのか職員さんが来て

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就労支援

障害年金を受けしばらくしても、やはり家にいること、父と同じ空間にいることが苦痛でカウンセラーさんに辛いこと、ずっと死にたいことしか考えられないことを話していました。
数日、あるいは何ヶ月か経った頃にカウンセラーさんと先生から家から出るのは無理でも家から離れる時間を作ってみてはどうか、就労支援に行ってはどうかと提案をいただきました。

私は当時そういう支援施設があることを知らなかったので簡単に説明を

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