とら、うま
トラウマが、ない人なんて少ないのかもな。
そう思うのだけど、自分を被害者にしていたい気持ちがあって、聞いてほしいなんて思うのかもしれない。
こんな記事を見た。
実は、私もおんなじような体験をした人間の一人で、今更になって、ああ、私辛かったんだな、悔しかったんだなと思った。
人に笑われるのがこわい。
本当の自分を見せることがこわい。
人に猜疑心を持ってしまう。
こういうのは、幼少期の同級生の行動や、中学のいじめによって作られた「私」なのだとずうっと思っていた。
だけれど、父親とのずれみたいなものも関係していたように思った。
この記事の方は、母親が怒っていたようだけれど、私の場合は、たしなめはするものの、ダメージなんかは与えられるはずもなくって。
私の方が居心地が悪くなって、
「もう一個買ってあげる」
と言われても、
「いいよ、もう」
なんて強がりと遠慮を混ぜたみたいな対応をしていたな、なんて思った。
この記事を見て、私もptsd的症状を持っていることにも気づいたし、家族の異常とは言わないものの、変さ、みたいなものがあることに気づいた。
なんだか一人っ子なのに、いつも長女みたいに親や祖父母の顔色を見て遠慮して、もう、辛いとか思えないほど。
感覚が麻痺していってるんだな、と思った。
友達から、
「あなたはどうしてそんなに人のために頑張れるの?」
と言われたことがあるのだけれど、私に頑張っている自覚なんてなくて。
それは頑張る以前の「当たり前」にされちゃってたんだと思った。
なかなかこの症状を治療するのは難しいけれど、絶対に治してやろう!と思う。
だって、ヘラヘラ笑う父にずっとトラウマを抱えさせられるのはゴメンだから。
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