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#22 「ちょっとだけ先輩ママの魔法の言葉」〜9月オススメ絵本〜

みなさんこんにちは^^
「ちょっとだけ先輩ママの魔法の言葉」にご来訪ありがとうございます!
保育士をしながら2人の男の子育児真っ最中のおおともゆうこです。
このnoteを通じて私が伝えたいことはコチラから
↓↓↓

まだまだ暑い日が続いていますが、カレンダーは9月に突入にしましたね。
ちょっとずつ木々も緑色からオレンジや黄色に色づいて私の大好きな季節にワクワクしてます。

8月の絵本も大好きですが季節が変わって9月にも素敵な絵本がたくさんあります。
9月の絵本には行事の絵本も多くあるので、そんな絵本も紹介していきたいともいます。

秋の夜長を親子の素敵な絵本時間にしてみませんか?
#8でも絵本について書いてあるのでよかったらご覧ください^^


9月おすすめ絵本


おつきさまこんばんは

作:林 明子

温かみのある表紙が特徴で思わず手にとってしまう1冊。
空に浮かぶお月さまを、あかちゃんは不思議な生きもののように見つめます。そのお月さまや、お月さまの前を横切る雲とお話をするように描かれた素敵な絵本。
長男くんの生まれた時のファーストブックはこちらの絵本を選びました。
表紙裏に描かれている舌を出しているおつきさまの真似を毎回していた長男くん^^
とても可愛い思い出です。

ニコニコ

作/文/デザイン:LaZoo

いつもにこにこ、 左右対称のはっきりした顔。
白と黒や赤の強いコントラストの規則的な模様。
月齢に応じた赤ちゃんの発達心理学を研究し、「色」や「形」に対して視覚的にこだわった、 Sassyのキャラクターやグラフィックを使った赤ちゃん絵本です。
カラフルで見ていて楽しく、 視覚を通して心や脳に良い刺激をあたえ、 発達を育みます。
ファースト絵本つながりですが、こちらの本は次男くんへのファースト絵本でした。
本屋さんで試し読みをしていた時、しっかりと反応してくれたんですよね^^
0歳の次男くんが自分で選んだ今も大切な1冊です。

おつきみおばけ

作/絵:せなけいこ

森の中に小さなおばけの子が、泣いているうさぎの子をなぐさめようと、お月見のお団子に変身すると・・・。

小さなうさぎちゃんの面倒を見てあげようと、小さなおばけちゃんが奮闘している姿は本当に可愛らしくお兄さんになったような気持ちだったのかも?!
せなけいこさんが描く可愛いけどちょっぴり怖いオバケとウサギの子の月夜の物語です。

3びきのくま

作:L・N・トルストイ
絵:バスネツォフ
訳:小笠原 豊樹

森小屋に3匹のくまが暮らしていました。1匹は小さなこぐま、1匹は中くらいのくま、1匹は大きいくま。
くまたちが出かけている間、金髪の女の子がくまたちの家にやってきて、しばらくするとベッドで寝てしまうのです。
そこに3匹が戻ってきて…。
悪気のない女の子の行動とその足跡に、大きな声と中くらいの声と小さな声で驚くそれぞれのくまたちの反応が可愛い絵本です。
小屋の中の持ち物もとっても素敵な品ばかりで、きっと子供たちは3匹の生活を自分たちの生活と置き換えて、想像を膨らませるのではないでしょうか?

14匹のおつきみ

作/絵:いわむら かずお

木の枝を切り、ひもで結んで、子供たちが一生懸命作っているものは、お月見台。今夜は中秋の満月。14匹はみんなで力を合わせ、お月見の準備をしています。
夕日が沈み、満月が昇る場面は壮観です。ススキを飾り、月見だんごをお供えするお月見の風習を知ることができますね。
自然の気高さと、自然と共存する美しさが描かれた、日本の秋がいっぱいの1冊です。

つきよのキャベツくん

作:長 新太

キャベツくんがあるいていると、ブタヤマさんがやってきました。いや、よく見るとブタヤマさんではないようです。
「わたしは トンカツであーる」
もう面白いんです笑
頭で考えると、なんのこっちゃ?となります。
しかし、何の答えも出てきません。
それでいいのです。
頭で考えるのではなくて、感じるのです笑

おつきさまのパンケーキ

作/絵:真珠 まりこ

おつきさまをながめていたら、あれれ? とろとろ、とろーり。お月さまがたれてきました。
それをフラインパンに入れて、バターもいれて、ジュージュージュージュー。ひっくり返してまたジュージュー。
なんとおつきさまのパンケーキができちゃった。
空からたれてくるおつきさままで美味しそうな、ふしぎな食べ物絵本です。

だんごたべたいおつきさま

文:すとう あさえ
絵:中谷 靖彦

きょうはお月見。縁側には、おだんごが並んでおいしそう。
それをみたお月さま、おだんごが食べたくなってしまいます。すると雲が「とってきてあげましょう」。
くもくもにんげんにへんしんすると…「あっ、ぼくらのおだんごだよ!」子どもたちに見つかってしまいました。
身近な行事に興味を持ちはじめた子どもたちに向けて、日本の伝統をやさしく伝える絵本シリーズ。

おやすみなさいおつきさま

作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:クレメント・ハード
訳:せた ていじ

おおきなみどりのへやのなか。子うさぎがベッドにはいり、ねむりにつくところ。子うさぎは、ふうせんやてぶくろなど、へやのなかのすべてのものに「おやすみなさい」と語りかけます。
アメリカで1000万部をこえて読みつがれている名作です。
イラストがとっても素敵で子どもたちもお気に入りです。

たいせつなこと

作:マーガレット・ワイズ・ブラウン
絵:レナード・ワイズガード
訳:うちだ ややこ

1949年にアメリカで出版されて以来、読みつがれてきた絵本です。
「たいせつなこと」とはなにかを、やさしく詩的な文章で語りかけてくれます。

「スプーンは、手でにぎれて、そのくぼみで色々なものをすくいとる。
でも、スプーンにとって大切なのは、それを使うと上手に食べられるということ。」

「ひなぎくは真ん中が黄色く、くすぐったい香りがする。
でも、ひなぎくにとって大切なのは、白くあること。」

雨にとって大切なのは?
草にとって、りんごにとって、空にとって大切なのは?

自分たちの身の回りのものと一つひとつ向き合い、
優しく語りかけ、その文章を読みながら、私や子どもたちはゆっくりと思いをめぐらせます。
優しく美しい絵と、丁寧できれいな言葉が心地よく、読む側もじっくり味わいたい絵本です。

私の一番気に入ってるシーンは最後の部分。
「あなたにとって
 たいせつなのは あなたがあなたであること」

子どもたちが思春期を迎えたとき、彼らの手元にあってほしい。そんな絵本です。


地球をほる

作:川端 誠

旅行にいくことにしたつよしとけんた。地面に穴をほって、地球の裏側にいってみよう。
めざすはアメリカ! ほって、ほって、着いたところは・・・。
各ページの絵と文に角度がついていて、少しずつ回転させながら読んでいく面白い構成。
日本を出発したときには縦書きだった文章も、アメリカに着くころには横書きに。
子どもたちの冒険心をくすぐる絵本です。

1つぶのおこめ

作/絵:デミ
訳:さくま ゆみこ

けちな王様をこらしめよう! 算数のひらめきで村を救った女の子のお話です。
1つぶ、2つぶ、4つぶ、8つぶ……。30日目には、何つぶ? 
インドの昔話を細密画風に描いた楽しい絵本。左右に広がる大パノラマのイラストは、圧巻!
以前から気になっていた1冊でした。

おにぎり

作:平山 英三
絵:平山 和子

ごはんをたいて、手の平に水をつけて、塩をつけて、あつあつごはんをぎゅっ、ぎゅっ。まんなかに梅干をうめて、もう一度ぎゅっ、ぎゅっ。手の中でくるっ、くるっと回して、海苔を巻けば、おにぎりのできあがり。
表紙から伝わる美味しそうなおにぎりはページを開く前から子どもたちが食べようと手を伸ばしてきます(笑)
食欲の秋にぴったりな絵本です。

きょうのごはん

作:加藤 休ミ

こちらも食欲の秋つながりの1冊。
表紙の絵を見てしまえば、何も言わずに手に取ってしまう絵本です。

買い物を終えた夕方になると、どの家からもいいにおいがしてきて…
それぞれの家のそれぞれの晩御飯、のぞきにいきたーい!
そう思ったことありますよね。
でも、この本のみどころはそれだけではありません。少し懐かしい雰囲気の漂う商店街、それぞれの家で全然違う台所、メニューによってその日が家族にとってどんな日なのかも見えてきます。
何回も、何十回も繰り返し読んで楽しんでください。

むしたちのうんどうかい

作:得田 之久
絵:久住 卓也

運動会はやっぱり盛り上がりますね。
それは虫の世界でも同じなようです^^
蝶々たちのダンスやカマキリのダンスも芸術的で最高に面白い!

運動会シーズンのこれからにぴったりな1冊です。

ココロのヒカリ

作:谷川 俊太郎
絵:元永 定正

詩人谷川俊太郎さん×画家元永定正さん、と言えば絵と言葉が見事に共鳴している傑作絵本「もこ もこもこ」が有名ですよね?

心にともる小さな光をテーマに、更に鮮やかで美しくダイナミックな表現となった元永さんの絵がまず目にとびこんできます。
そしてそこに呼吸のぴったり合った谷川さんの言葉。その内容とは・・・是非、ご自身で感じてみてください^^


いかがでしたでしょうか?
9月おすすめの絵本を今回は16冊紹介させていただきました。

そもそも9月が「月」にまつわる絵本が多いのはどうしてだと思いますか?

それには理由があって、
秋の年中行事と言えば、「中秋の名月」です。
中秋の名月とは、旧暦の8月15日に出る月のこと。
昔から、秋の収穫を喜び感謝する祭りの日として、月見団子のように月にちなんだものや秋の収穫物を食べたり、お供えしたりしていました。
 また、災いや邪気を遠ざけるために、「秋の七草」のひとつであるススキを供える風習もあります。

もう1つ。月は季節にかかわらずいつでも見られるのに、なぜ昔から秋の月は美しいといわれるのか。
それは、秋の空気と月の適度な高さが関係していると言われています。 秋の空気は、水分量が春や夏に比べて少なく乾燥している。 そのため、澄んだ空気が月をくっきりと夜空に映し出すのだそうです。

9月といえば、他にも彼岸や秋分の日などの行事が有名です。
秋分の日には、昼と夜の長さがほぼ同じになります。 夜の時間帯が長くなってゆっくりできるため、お月見や読書、芸術などが楽しまれています。


今週もお疲れ様でした^^

絵本の他に「楽天ルーム」にて絵本や育児本(その他も笑)を載せています。
お時間ある時にご覧いただければと思います^^
↓↓↓

今回の記事を読んでいただいた方、ちょっとでも興味を持っていただいた方、ここで出会えた縁を大切に大切に育てていきたいです。
ここまで読んでいただきありがとうございました。

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