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「朝が弱い」を無理に克服しなくていい。定時ナシの企業への転職でストレス解消!

恥ずかしながら、わたしは朝が弱い。前の職場は朝9時が始業、その5分前から全体朝礼が始まる会社だった。わたしは始業時間に間に合うように出社するのが、本当に苦痛だった。

朝はいっつもバタバタだった。予定通りの時間に起きても、ダラダラと身支度をしてしまい、出発時間が遅れてしまう。だいたいはギリギリに到着しているけど、全体朝礼に間に合わない日はよくあった。幸い大事な会議/約束には遅れなかったけど、仕事に支障のない範囲でちょいちょい遅れていた。

時間通りに来れないと、罪悪感でいっぱいだった。みんな時間通りできるのに、なぜここまでギリギリに出社してしまうんだろう……と。時間に厳しい職場ではなかったけれど、自己嫌悪に陥っていた。

当然、何度も克服しようと対策を講じた。退社時間を早くする、もう少し早く寝る、早めに起きるなど、改善策はいくつも試した。でもどれも長く続かず、結局ギリギリの生活に戻ってしまう。

毎朝うざったいアラーム音に起こされ、30分でバタバタと準備し、電車遅延におびえながらギュウギュウの満員電車に乗り込み、定時数分前に何とか出社……。本当に、ストレスフルな出勤だった。


しかし、今の私は違う。
会社に遅刻するどころか、朝バタバタと急ぐこともなくなった。

なぜなら、定時がない会社に転職したからだ。


5月に転職した企業は、フレックスタイム制を採用している。11時から16時がコアタイムで、この時間は仕事をする必要がある。ただそれ以外の時間は、基本的に自由だ。11時までに出勤すればいいので定時はないし、16時以降ならいつ帰ってもいい。

もちろんフレックス制とはいえ、基本的に10時ごろには出社し、18時前後まで働くという暗黙の了解は存在する。それでも9時~18時のようにかっちり決まっているわけではないので、10時キッチリに来なくても問題ない。

フレックスタイム制は、遅刻癖のある私にとって天国のような制度だ。前の職場より1時間も遅く出社できるし、きっちり時間を守らなくてもいい!!!この”ゆるさ”が、驚くほどわたしを楽にしてくれた。

基本は9:50頃出社、ときどき10時から5~10分程度遅れてしまうときもあるけど、誰も何も言わないし、そもそも10時に出社していない人もたくさんいる。なにか約束がない限り、「遅れて申し訳ございません」「すみません遅延します」と謝らなくてもいい。時間の縛りがなくなり、私の心には大きな余裕ができた。


「朝が弱い」でGoogle検索すると、たくさんの克服法や解消法が紹介されている。確かに、朝が弱くない方がいい。でも無理に直そうとする、定時出社をしようとすると、自分が思っている以上のストレスを背負ってしまう。誰にも言えなくても、本当はすっごくつらくて大変なはずだ。

だったら、定時から逃げてもいいんじゃないか。
朝が弱い自分を受けれいてくれる環境だってあるのだから。

幸い、コロナの影響で在宅勤務ができる会社も増えている。在宅ワークができる会社やフレックスタイム制の会社、出社時間が遅い会社を選んだっていい。朝が弱い自分を受け入れてくれる会社で働くと、ストレスが消える。通勤のストレスも半分以上減らせる。

無理に克服するくらいなら、朝がキッチリしていない会社に転職した方がいい。本当に。

もちろん今の会社で働きたいなら、どうにか朝の弱さを克服するか、会社に柔軟に対応してもらうかした方がいい。でももし別の環境でもいいかな、と思うなら、朝が弱くても働ける会社をおすすめしたい。

朝が弱い人たちが、もっとのびのびと働けますように、、、。


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