渡辺ゆき|もっと自由に軽やかに

自分のわくわくや好きを思い出し暮らしに彩りを。フリーランスの社会福祉士、精神保健福祉士…

渡辺ゆき|もっと自由に軽やかに

自分のわくわくや好きを思い出し暮らしに彩りを。フリーランスの社会福祉士、精神保健福祉士。ふたりの子どもと暮らすシングルマザーです。 海と音楽、キャンプ、自然に触れる時間がわたしのこころの栄養。

最近の記事

自然のなかに身をおく時間

海、山、キャンプ、どうにかして自然のなかに出かけていきたい。 でも実際は? 家事や子どものことで朝からうごく。 たまった雑務を終わらせてたら1日が終わるという週末。 ほかのシングルマザーの人たちはどうなんだろう。 自分の思うように出かけることって実はそう簡単ではないのかもしれない。 ここ最近は、そんなジレンマを感じながら暮らしていた。 自分の好きやわくわくの時間をあきらめたくない。もちろんできる範囲ではあるけれども。 どうしてそんなに自分の好きをあきらめたくない

    • バックパックひとつで

      ずーっとしたかったキャンプはじめました。数年越しの思い、満を持してです。 キャンプしたいなと情報収集しいったん保留、また情報をキャッチしにいっての繰り返しでした。日々の生活をととのえることに必死だったこと、自分の好きなことする前に、やるべきことがあるだろう!ともうひとりの自分がストップをかけていたように思います。 キャンプはなんのためかと聞かれたら 自然のなかにただ自分の身をおいてあげるため。 それを身体が求めているため。 ニュートラルな自分にもどるため。 子どもたちと

      • 娘の誕生日

        3月16日、下の子の12歳の誕生日にケーキを買いました。 正確には、お誕生日は3月15日です。 誕生日当日、仕事が終わり、帰宅後急いで夜ごはんの準備をしていた私。 そんな私の隣りに娘がやってきて、ごはんづくりを手伝ってくれていました。 「あ、そういえばお母さん、ケーキ買ってきてくれた?」 「ケーキ...?えっと、ケーキ。あーーーー!忘れた。ごめん。忘れてる」 そう、私は娘の誕生日を忘れていました。 いや、朝出かける時は、仕事終わり梅田の阪急百貨店に寄って、ケーキを買っ

        • わたしにとっての香りの効能

          たぶん、五感のなかでも嗅覚が心地よいと、私はご機嫌であることに最近改めて気がついた。 五感を大切に生きてゆきたいので、もちろん嗅覚以外も含めいつも5つの感覚を整えたいとゆるやかに思っている。 プライベートでは、いつも自分の好きな香りに包まれていたいし自分自身を良い香りで纏っておきたい。 玄関を開けた時の香り。 部屋のなか。 ごはんをつくっている時の料理の匂い。 花の香り。 窓を開けて風を通した時。 寝具を干した時の太陽の匂い。 お風呂あがりのボディクリームやヘアオイル。

          自分が楽しむこと忘れないよ

          2021年は仕事もプライベートも大きな変化があった。自分で選択したことも、なかば強制的に変化をうながされたことも。 たくさんの変化の渦中、泣くわ笑うわ感情が忙しく、人とコミュニケーションをとり誰かと出会い別れ、大きく自信を失い落ち込み、それでもなんとか日々を過ごしてきた。正直めちゃくちゃきつかった。 目まぐるしく2021年は過ぎたわけだけど、このお正月、なんとまぁ穏やかに過ごすことができている。心は爽やかかつ軽やかさを取り戻し、波打っていない。2021年を振り返ることので

          自分が楽しむこと忘れないよ

          山からもらうパワーは絶大

          海派だった私は、最近よく山に行っている。友人で山を愛する人がいて、お声がけしてもらったのがきっかけ。海派だったと過去形にしてしまったけど、もちろん海の好きさ加減は変わらない。なんだろう、肌で感じる好きの感覚が、海と山では違う。 まだ数回しか行っていないけど、友人と、それぞれ山の雰囲気には違いがあるよねと話している。 山の雰囲気ってこうも違うのか大阪府高槻市のぽんぽん山。 ぽんぽん山?かわいらしい名前だなぁと思い楽に構えていたのだけど、これがけっこうきつかった。急な勾配と

          山からもらうパワーは絶大

          SCA研修プログラム2021実践者ゼミに参加して

          2021年10月、SCA研修プログラム実践者ゼミがスタートしました。来年の3月まで半年間という行程、学びたい意欲と環境に、わくわくする気持ちを隠せないでいます。今回は、実践者ゼミ参加にいたるプロセスを振り返り、初回講義を終えた感想をつづっていこうと思います。 1.数年前にさかのぼる実践者ゼミとの出合い3年前、精神保健福祉士協会主催の勉強会に参加した私。そこに講師として来られていたのがSCA代表の横山さんでした。 確か“ミクロからマクロ視点へ”というテーマの講義だったように

          SCA研修プログラム2021実践者ゼミに参加して

          離婚への不安はあっていい、相談できる場所はあるんだよ

          夫婦仲良くずっと一緒に暮らすことができるって、とても素敵なこと。でも、人によって状況はさまざまで、悩んだ末に「離婚」を選択する人もいます。ひとりで考え悩み、八方塞がりになることもあるかもしれません。ともすれば相談しにくい離婚についてのプロセスを、自身の体験をもとに振り返りたいと思います。 湧き上がる感情のあれやこれ 離婚を決めるまでと決めてから、不安やすっきりとした気持ち、喪失感など、湧き上がる感情は人それぞれで、全く同じではないでしょう。 子どものいるいないや状況によっ

          離婚への不安はあっていい、相談できる場所はあるんだよ

          パートナーシップのあり方は十人十色でいいよね

          パートナーシップのあり方を完全に見失ってから、かれこれ3年ほどになる。 10年前、当時の夫から離婚しようと言われた私。その時、子どもは1歳と4歳。資格をとるため専門学校に通っていた私は仕事をしていなかった。 シングルマザーとなり、仕事を始め、縁あって今のパートナーと出会った。ともに過ごすなかで、もし一緒に暮らすことになっても籍はいれず、事実婚のままがいいなと思っていた。 彼が入籍しようと言ってくれた時、戸惑いつつも嬉しさを感じたのは事実。医療にかかる身内のサインのこと、子

          パートナーシップのあり方は十人十色でいいよね

          わたしの好きな場所 海

          海がとっても好き。 サーフィンをするわけではないけど、定期的に行きたくなる。わたしの心と身体が「そろそろ行ったほうがいいんじゃない?」と伝えてくる。 なので行かないわけにはいかない。 車の運転が得意じゃないからあまり遠くまで行けなくて、ふと思い立ち電車に乗って移動できるところになるから近場が多い。たまに県をまたぐ。  海に行ってなにをしてるか? 夏はしっかり海水浴。水着も好き。水のなかの気持ちよさったらもう、たまらない。浮くのも好き。 海に入れない季節は、ビーチでのん

          わたしの好きな場所 海

          書きたくても書けないわたし

          日常のあれこれを気軽に発信しているインスタは、ゆるやかに続いている。 数年前、改めて発信していきたいと思いアカウントをつくったこのnote。ふたつ記事を書いて、アカウントごと削除した。 時は経ち、またこうやってnoteに向き合っているが、当時と違うのは心持ち。 どのように心持ちが変化していったのだろう。ある人との出会い、言葉、講座のことを書きながら振り返っていこうと思う。 ある人とは、京都在住のライターで江角悠子さん。 出会ったのは今年に入ってから。大阪で開催されてい

          書きたくても書けないわたし

          弱さも強さも両方もっていたよ

          10年前の2月、私は33歳の誕生日を迎えた。その3日後、夫から「離婚」を告げられることとなる。  絶句し、ひどく動揺したことを覚えている。いや、夫婦の仲は決してうまくいっていたわけではなかった。遅かれ早かれそういうこともあり得るかもしれない、でも子どもたちはまだ小さいし、なんとか歩み寄らないといけないよな、そう考えていたのだ。お互い努力もしていた。ショックを隠せない私に夫はこう言った。「子どもはまだ小さいから俺じゃ育てられない。頼みます。2月末までには家を出ていってほしい

          弱さも強さも両方もっていたよ

          使いたいと思う人が平等に使える、そうなればいいなと思うこと

           「カウンセリング料って自費だし高いから、本当はやっていきたいけど中断することにしたんです」こんな言葉を何人の人から聞いただろう。 ソーシャルワーカーとしていろいろな人と関わるなかで、カウンセリングを自ら希望する人がいる。こちらも必要性を感じて医療機関につなぐことももちろんある。  診察や薬代に関しては自立支援医療という制度があるため、ずいぶんと負担を抑えることができる。カウンセリングはそうもいかない。1回数千円の自己負担は、支払いが難しいとなるとそもそも継続して受けていく

          使いたいと思う人が平等に使える、そうなればいいなと思うこと

          家族と私「はたらくこと」のちがい

           誰かがいだく、固定観念や偏見からの縛りと窮屈さがやわらぎますように。多様性への理解がおだやかにひろがっていきますように。  私はそんな想いを胸にソーシャルワーカーとして仕事をしている。  その想いを体現できるツールが、たまたま今の仕事というだけなのだけど、きっと方法はひとつじゃないと思えてきたのは最近のこと。  そして、この想いをしっかりと言語化できるようになったのもごく最近のことなのだ。  働けば働くほど、さまざまな相談者に出会うたびに、ぼんやりしていた輪郭がしっか

          家族と私「はたらくこと」のちがい

          自分と対話する時間

          2019年から、ここでさまざま自分の本音や想いなんかを書いていこうとスタートさせたのに、数回書いてストップしていた。 理由はよく分からないけれども。 そして2021年、やっぱり書いていこうと思い、今noteに向かっている。 その間いろいろなことがあって、いつも思考していて、そのたびに手持ちのノートに綴っていたこと。そうするといくぶんか、思考が整理されてすっきりしていたことを思い出した。 それって私にとって、書く時間が自分との丁寧な対話の時間になっていたんだな、ということ