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コロナウィルス状況下での採用情報まとめ

こんにちは、株式会社Challenge Fund(株式会社チャレンジファンド) 代表の根本です。今回は、新型コロナウイルスの影響について人事採用の領域から情報をまとめてみました。参考になりましたら幸いです。

中小企業の中途採用状況

当社が4月から実施している人事採用の無料相談会を通して、また人事採用業界の情報からいくつかの状況が見えてきました。説明会ご参加の企業様は主に従業員数50名以下、または51名~100名の企業となります。業界によって影響の程度は異なります。

中途採用活動については、7割以上が現在も採用実施中で、募集職種は「営業」が一番多く、次いで企画、マーケティング、経営管理、ITエンジニアとなっています。なお希望する採用手段は、人材サービスからの紹介、リファラル採用(自社社員からの紹介)、自社ホームページからの採用の期待が大きいです。

マイナビの調査でも新型コロナの影響を受けても採用予定数に変化なしは8割という回答結果が見られます。-マイナビ 2020/4/24-

コロナの影響を受けている業界

当社の相談会から見える採用の活発な業種は、警備清掃、物流、医薬品・医療系サービス、インターネット広告。逆に減少減退しているのは出版、小売、建材メーカーというのが自分が感じたところです。伸びている業界まとめは下記サイトも参考になります。ぜひ参考にしてみてください!


『新型コロナウイルスがもたらす購買行動変化の「想定したもの」と「意外なもの」~不安の中で消費者は何を買い増し、何を減らしたのか~』-2020/4/13 株式会社アスマーク-

『新型コロナウィルスが流行っても積極採用中の企業まとめ』前職の先輩であり、エンジェル投資家の高野 秀敏さん(株式会社キープレイヤーズ代表取締役)の記事はIT系企業メインで随時更新されています。-2020/4/25 キープレイヤーズ-

人と直接対面するビジネスはしばらくは縮小されていくのは必至と思われます。マーケットが小さくなる分野と、そうはいっても必要なものとして広告やPR、人材サービスの需要は変わらないかもしれません。

コロナウィルスの影響によって、予測されうる世界
影響前と終息後で業界によってマーケットは3つのパターンに大なり小なり分かれると考えています。生活の変化にともない消費財メーカーや中古品買取、倉庫業などニーズが急増している一方で、そうではない業界がでてきています。

①マーケットは現状維持(例:人材業界)
②マーケット大→マーケット縮小へ(例:リアルイベント)
③マーケット小→マーケット拡大へ(例:オンライン診療、DIY、家庭菜園、在宅勤務で必要なPC機器や快適にするグッズ)

例えば『オンライン診療』、電話やインターネットを使って医師が離れた場所にいる患者を診ることができます。日本でも新型コロナウイルスに感染するリスクを減らす取り組みの1つとして導入が進んでいます。法律的にはNGだと言われていたものが今回の新型コロナウィルスの影響で一気に進む可能性があります。今までなかったものが莫大な市場になるかもしれません。

『オンライン診療の医療機関1万余 厚労省HPでリスト公表』-2020/4/25  NHKニュース-

採用コスト削減とリモート面接が課題

自粛要請によってリモートワークも増えています。無料相談会に参加の企業様は6割がリモートワークを取り入れています。でもリモートワークのノウハウがなかったり、慌ててノートPCを全員分手配しても入手するのに2週間もかかったり、機密情報を扱うために社内体制の整備に時間とコストがかかっている企業様もあります。いざリモートワークを始めたら慣れない働き方で企業活動のスピードダウンを感じている経営者様もおります。

採用面のお悩みでは「採用コストの削減、応募者とのリモート面接の実施に課題を感じる」場合が多いようです。リモート面接では会話以外の雰囲気やニュアンスが汲み取りづらく、コミュニケーションの行き違いや誤認が心配で、各社模索中のようです。経営層や管理職は、あらためて雑談の重要性を感じる方が多いようです。

『7割「採用活動のオンライン化」に対応/検討中。うち6割以上、遠方の候補者との接点拡大など「メリットがある」と回答』-2020/4/17 ビズリーチ-

新卒採用について

マイナビの発表では『新型コロナの影響下でも、2021年卒の採用予定数は「当初の予定通り」が82.6%と回答。個別会社説明会は3月に多く、いったん4月に減少、今後は5月以降の状況次第で増加する見込み』とありますが『夏まで自粛要請が続いた場合は採用スケジュールの組み直しや採用活動の同時並行でマンパワー不足になる』という企業様もいます。-2020/4/22 マイナビ-
個人的には各社新卒はかなり縮小している感覚があります。採用全体としては止めないが、即戦力の中途のみにするという企業様が中小企業では多い印象です。

これらの記事が参考になると思いますのでぜひチェックしてみてください。

『6年続いた超売り手市場から急転落 - 採用のプロが大予測「コロナ不況で、再び就職超氷河期がやってくるのか」』-2020/4/23 プレジデントウーマン-

『コロナがきっかけに…新卒でも「スカウト型採用」増加のワケ』-2020/4/23 ダイヤモンドオンライン-


おまけ

オンライン会議の参考にツール比較記事をご紹介します。このほかにはGoogleアカウントのハングアウトもよく耳にします。なおzoomは会議中に外部からの乱入や詐欺もあるようなので注意が必要です。(本記事公開時には、改善済みかもしれません。)

そのほか、中小企業向けの支援としてPCメーカーのレノボがテレワーク用のPCを無償でレンタルすることを発表したり、セールスフォースは保健所向けに業務支援クラウドパッケージを全国の保健所向けに無償提供することを発表しています。

おわりに

Challenge Fundでは引き続き『人事採用の無料相談会』を実施中です。経営者の皆様が現在抱えている課題、または課題とまでは言えなくてもお悩みをご相談ください。もやもややお悩みをひも解いて、一緒に解決への道筋を見つけていきましょう!ぜひお気軽にご連絡ください。

企業の取り組みで個人的に気になっているのはスポーツ業界。例えばSNSでは「#いまスポーツにできること」たくさんのスポーツ選手がメッセージを発信したり、NIKE「#PlayForTheWorld」は在宅でできるアクティビティ、Hulu×ティップネスが自宅でできるエクササイズの無料公開などがあります。Huluはアカウント登録しなくても大丈夫。Huluトップ画面で「ティップネス」検索すると動画を閲覧できます。


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根本雄輝:株式会社Challenge Fund(株式会社チャレンジファンド)代表取締役/CEO。2019年12月に会社を設立し、人事・採用・組織構築などの人事顧問サービスを提供しています。このnoteは事業の紹介や組織論、日々の雑記などを記しています。
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*自己紹介「初めまして。根本雄輝です」
https://note.com/yukinemoto0324/n/nb15e1187cdc6

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