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#日記
恐怖の緩和という贈り物。
今回の内容は、私が勝手に経験則から感じている事であり、スピリチュアル的な話でも宗教勧誘でも何でもない事を、先にお断り申し上げておく。
認知症の方と関わらせて頂くようになり、長いものだが、まだまだ奥が深いと感じる毎日である。
認知症には色々なタイプのものがある。この辺りは、ググればわかる事なのでここでは割愛。
様々な認知症の周辺症状として、短期記憶障害をはじめとして、見えないものが見える、昔と
自分の行った介護は、自分の全てとなり返ってくる。
介護技術のノウハウはここ20年で上がってきた。
youtube等でも、基本的な介護技術について色々アップされている。
しかし、モラルやホスピタリティやコンプライアンスの問題は、なかなか向上しないように思う。
何故なのか?と日々考えている私。
『医者のように、いい給料を貰えばいい、介護職は安月給だからだ。』と、SNS等では言われる。
金銭は確かに原因を作っている大きな要素の一つのような気は
その日は突然やってきた。〜介護職員が介護の仕事を辞めたその後②〜
↑①は上からどうぞ。
どれくらい泣いたのだろう。
辺りがすっかり夕暮れになる頃、がらんとした父の家に1人、立ち尽くしていた私は、あんなに毒親で大変な思いをしてきたはずなのに、解放されたはずなのに、孤独感に苛まれていた。
小さい頃、離婚という親の都合により、母と妹が突然居なくなった、あの日のように。
もう、この世に母も居ない。父も居ない。
妹は、両親を上回る毒妹で事情があり、縁を切っている
その日は突然やってきた。〜介護職員が介護の仕事を辞めたその後①〜
…話が時系列でなく、3年と3ヶ月前に飛んでしまうが…。
介護職員(私)が介護の仕事を辞めた後、一番ぐるぐると様々な事を考えた日の事を、書こうと思う。
…私は、介護職員を辞めて既に3年が経過していた。
某市の保育関係施設の事務局の局長という仕事をしていた。
局長の仕事は多岐に渡り、労働環境を市内で均一にする(規約だけではなく、実際の業務も)事。
元々は、個々の保育施設が個人事業主のような形
介護職員が親の介護で仕事を辞める?!⑥
頭部流血状態で発見された姑は、3針縫う大怪我となったが、脳等には異常が無かったのが、不幸中の幸いだった。
同時進行で父の介護を毎日していた私は、結局何とかギリギリの形で姑の事も見ていたが、ケアマネさんと話し合い、急遽近隣の老健を2件紹介してもらえた。
近いA老健は、何かと利便性が高く、姑にとってもアットホームな雰囲気だった。地域ではあまり件数のない超強化型老健のため、最長で半年の入所となる。
ぬるま湯は、入りやすく出にくいものだ。
高校の時の生活指導部長の先生が、タイトルの名言をよく言っていた。
「夏休みは、ぬるま湯と同じ。入りやすく出にくいものだ」と。
何て名言!と本当に目からウロコだった。
そして私自身も、先月末までどっぷりと職員に注意もロクにできない施設というぬるま湯に、知らぬ間に頭から浸かっていた。ヒタヒタだ。
自分では、浸かったつもりはなかったが
訪問介護に久しぶりに戻って、色々な訪問あるあるを目の当たり
介護職員が親の介護で仕事を辞める?!⑤
私は、スーパーバイザーと本部長に、退職の旨を申し出た。
せっかくここまでやってきたんだから、何かの形で残った方がいいと、だいぶ色々な提案をして下さったが、家庭を大切にしたいという私の気持ちを最終的には尊重して下さった。
…また、やれるようになればやればいい。
どこのフィールドであっても、どの介護職種であっても、やれる自負はある。
色々やってきたんだもの。(←みつを風味w)
ただ、親の介護
介護職員が親の介護で仕事を辞める?!④
私は、姑を捜しながらある一つの決意をしていた。
介護休暇を取ったり、休職するのは簡単。
しかし、いつ戻れるかもわからないし、もしかするとずっと無理かもしれない。
事業所は、今一番業績が伸びている。
果たして、中途半端な事をしてて良いのか。
私が部下なら、理解も勿論できるが
そんなに大変なら家に専念すれば?という気持ちもある。
…色々悔しい思いもして、何もかもを捨てて仕事だけになりふり
介護職員が親の介護で仕事を辞める?!③
私が、エリアマネージャーになって半年程経った頃。
やっと、介護認定申請もスムーズに受けられ
結果を待つ日々。
ある日、昼から休暇を取っていた為、帰宅すると
姑が居ない。
“また、買い物かな…。”
久しぶりに半日でも休暇が取れたので
姑の居ない間に、台所を片付けたり
姑の部屋のとっ散らかってる衣類を片付けたり。
…本当に、人がすっかり変わってしまった。
猜疑心の塊のようになってし
介護職員が親の介護で仕事を辞める?!②
姑の認知症状は、当時67歳という若さもあってか新規介護認定申請までに、日に日に悪化の一途を辿っていた。
通販でサプリメントを大量に買って支払いが出来てなかったり
新聞2社も契約して、朝からポストに山盛りに新聞が入ってたり
宝石を売りつけられて、実際はシルバーメッキで石も人工石の価値のないものだったり…
これはまずいと、ようやく思いはじめたダンナが
本人が出向けるうちに、金融機関の名義変更