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心はミルクレープのように•••💚

大学生のころから時折り思ってきた
テーマがある、
それは「💚to💚」

「心を心」でみる。

心は何層にもミルクレープのようになっていて、いろんな層がある。喜び、怒りいろいろな面があり何層にも重なりあう。

そのミルクレープみたいな
何層もの心をきちんと見ることは難しい。

自分の顔と背中と同じように。
自分の心も自分でも見えてない事が多い。

大学生の時の夏休みに私は「💚to💚」というインスタレーションの作品を作った。私はこの心について深く考えはじめていた。見ようとしなければ見えない心。自分の心も相手の心も見ようとしない限り見えない。きちんと向き合う事をしないと何も見えてこないのが心。

作品は、大きな💚の枠を竹で作り、それに熊笹を編みこんだものだった。後ろに155cmの人間が立つとすっぽり隠れてしまうくらいの大きさ。私の実家は岩手の山間にあり緑に溢れている。夏は道路沿いは熊笹で覆われる。熊笹で編まれた大きな💚は自然の中に置くと背景の緑に同化し見えなくなる。探さないとその💚は目にする事ができない。そんな💚を緑から飛び出させ、あちこちトラベルをさせては写真とビデオを撮った。母と従兄弟が手伝ってくれた。**このnoteで使っている写真はその時の作品。

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何にもない高原にポツンと💚を置き、
しばらくじっとみつめていた。
風は頬を通り越し、
雲は流れていく中に私の呼吸が
ただそこにあり💚と向き合っている。
その時何かが私の中に
特別な何かが走ったのを覚えている。
それは見るから見えることが
できるのが心と感情のセンターに
気がついた瞬間だったのかもしれない。

この数年後にカナダの留学先でヨガに出会う。
綺麗でスタイルの良いモデルの友人の日課についていったのだ。カナダ太りで丸々した私は何にもできなかったけれども、ただ座ることはできた。

先生に「目を閉じて自身の内側をみつめて」

と言われたとき、また何かと繋がった感覚になった。あの時の高原で💚をみた時と同じ感覚。

その感覚を今も大切にしている。

1日1分でも少し目を瞑って、呼吸を繰り返しながら、是非一度そっと心を見つめてみてください。ミルクレープみたいに何層にもなった難しい心のセンターが見えて、大切な何かがフワリと見えてくるかもしれません✨🧘‍♀️

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