YUKIKO

日々の中で気づいたこと、感じたことなどを書いています。 記憶に残らないような、なんでも…

YUKIKO

日々の中で気づいたこと、感じたことなどを書いています。 記憶に残らないような、なんでもない一日の中で感じたことを少しでも残しておこうと思いました。今書いていることが未来の自分と同じ気持ちなのかはわからないけれど、今だから書けることを書きたい。

最近の記事

迷惑をかけ合って生きたい

いつも明るい、とても魅力的な友人。そんな彼女は結婚願望があるけれど、まだ一度も結婚をしたことがない。 何がなんでも結婚したいという事ではなさそうだけれど、一度はしてみたいと言う。 仕事は忙しいながらもやりがいがあって、プライベートも充実しているようなので、むしろ今の方が自由に楽しめているのではないかと、こちらは勝手な想像をしてしまうけれど、彼女は知り合ってからずっと結婚したいと言っていた。 なんで結婚してみたいの?と聞いた私に対しての答えが、 「迷惑をかけ合って生きたい

    • 大好きだったうどん屋での素敵な出会い

      池袋西武に「かるかや」という、うどん屋があったのですが、2024年6月30日をもって閉店されました。 「かるかや」は屋上にうどんが食べられる店舗と、地下1階に麺だけを買える店舗がありまして、私はもっぱら麺のみを買うことが多かったのですが、ここのうどんがとても好きで、池袋西武に寄るとよく買っていたのです。 以前は池袋に行くことも多かったのですが、最近はあまり行くことがなかったので、たまに立ち寄る程度でした。 いつもは並ばずに買えていたのですが、5月の下旬くらいでしょうか。

      • 人生に無駄はないと心から思った話

        あるとき会社の同僚女性が、暗い顔をして落ち込んでいた。いったいどうしたのかと聞いてみると、小学生の娘さんのことで悩んでいるとのこと。 子育てに悩みはつきものだと頭ではわかっていても、子育てをしたことがない私には、そのリアルさを知ることはない。世のお母さんの悩みはどんな事なのだろうと、ちょっとした好奇心もあって聞いてみた。 彼女の話によると、小学生の娘さんが次の日の教科書の用意を前日にせず、言っても聞かなくて本当に困っているのだということだった。 語る彼女の表情からも、真

        • 夢は叶えたら幸せ!?

          夢が叶うのは幸せだと、なんの疑問もなく思っていた。少なくとも叶わないよりは叶えられたほうが幸せだと、全く疑うこともせずにそう思っていた。 しかし、ある出来事をきっかけにその思いに疑問を投げかけることになった。 ---------------------- 私の周りにはバンドをやっている知人がいた。皆おじさんと呼ばれる年齢だけれど、ずっと音楽が好きで、今でも活動をしている人たちだ。 若かりし頃はプロミュージシャンを夢見ていたけれど、夢は叶わずとも音楽を30年以上続けてきた

        迷惑をかけ合って生きたい

          黒電話の頃

          昭和に生まれた私にとって、現代の道具はそれはもう便利としか言いようがありません。 なかでも電話の変化はいまだに驚くことばかり。 コードレスホンが我が家にやってきたときの感動はいまだに覚えていて、電話を持ちながら移動できるだけでウキウキしたものです。 早く使ってみたくて、誰か電話してくれないかとソワソワしていました。 電話を持ち運びできるようになることだけでも驚きだったのに、外に持ち運びが出来るどころか、もはや電話と呼ぶことすら疑問になるくらいの多機能っぷり。 こんな時代

          黒電話の頃

          600円で学んだ経験

          人生は選択の連続と言うけれど、ほとんどは選んでいる実感もないままに選択していることも多い。 しかもその時に思考癖が影響していることもある。 行動の癖と同じで、思考の癖も癖と気づいていないから、同じような状況で同じパターンで行動してしまい、毎回同じパターンで選んでいるということにある時気づいた。 *** コンビニに「一番くじ」というハズレなしのキャラクターくじがある。 私が買っていたのはずいぶん昔のことなので、今は仕組みが違うのかもしれないけれど、当時は店頭に賞品が飾って

          600円で学んだ経験

          甥っ子から体内記憶を聞いた話

          子供の中には、お母さんの体内にいるときの記憶を覚えていて、ある日突然その時の話をするということがあるのだそう。 それを「体内記憶」というのだけど、私がそのことを知ったのはもうずいぶん前に見た「かみさまとのやくそく」というドキュメンタリー映画だった。 そんなことがあるのかと思う人もいるかもしれないけれど、私はこの映画にとても感動したし、実際に自分も体験してみたいと思った。 とはいえ私には子供がいない。なので、一生体験できないことだと思っていた。 ところがその日は突然やって

          甥っ子から体内記憶を聞いた話

          食べるということ

          生きるためには何かを食べなくてはならない。それが肉であろうと、野菜であろうと、この世の生き物は、何かしら他の生き物を食べることで命が成り立っている。 子供の頃、自然についての番組をよく見ていたのだけど、当時は肉食動物の捕食シーンは残酷に見えてしまい、必死で逃げるインパラが捕まらないことを願いながら見ていた。 ところがあるとき、自分も肉を食べてるということは肉食動物と同じことなんだと気づいた。 肉だけじゃない、野菜だって生きている。 生き物は他の生き物を食べないと生きていけ

          食べるということ

          失ってから気付くこと

          失って気付くことというのは本当にたくさんあって、 なんであの時気づかなかったのだろうと思うけれど、結局そうならないと気付けなかっただろうなとも思う。 時折思い出すことの中に、子供の頃母に連れられて買い物に行っていた商店街のことがある。 小さな商店街だったけど、当時の風景を思い出すと、あの頃は便利さはなくてもなんとも言えない温かみがあった。 スーパーもコンビニもない時代。 お肉はお肉屋さん、魚は魚屋さん、野菜は八百屋さん、欲しい物はそれぞれのお店に行かなければならない。今と

          失ってから気付くこと

          意識をするだけで人生物語が変わる

          以前こんな記事を書きました。 ふと目にした人に自分を投影していたということについて書いた内容ですが、この時もう一つ違うことにも気が付いたことがあります。 それがタイトルの、 意識をするだけで人生物語が変わる ということ。 どういう事かと言うと、たとえば自分の一日を映画や小説と思って捉えてみると、何かを意識して感情が動いた場合と、全く何も意識せず感情に動きがなかった場合で、ストーリーに変化が生まれるということ。 例えば上記の記事で、私は通勤電車に乗って外を眺めていると

          意識をするだけで人生物語が変わる

          人は鏡と言うけれど、本当に鏡だった

          通勤電車の中、私は入り口付近に立ってぼ~っと外を眺めていた。 するとちょうど車窓と同じくらいの高さのマンションの窓から、一人の女性が外を眺めている姿を見かけた。 女性だと思ったけど、距離も離れているので確かではないし、表情などまったく見えない。 その日はとても良い天気で、これから仕事に向かわねばならない自分をちょっと嘆いていた。だから私には彼女が、今日はお休みでしかもこんなにお天気もいいから、のんびり外を眺めて穏やかな気持ちを味わっているんだろうな・・・いいなぁ~・・・そん

          人は鏡と言うけれど、本当に鏡だった

          大人になった今こそ必要な子供心

          子供って本当に見ているだけで面白い。 泣きたければ泣くし、楽しければ何度でも同じことをしたり、とにかく純粋そのものなのだ。 甥っ子がまだ小さかったころ、一緒に動物園に行く機会があった。 確か初めての動物園だったと記憶しているが、動物好きの甥っ子たちはよく図鑑を見ていたので、本物の動物を見たらさぞや喜ぶだろうと、甥っ子たちのそんな姿を想像しながらワクワクしていた私は、そこで驚きの光景を見た。 忘れもしない、象のコーナーでのこと。 生で初めて見る象の大きさに驚いたり、目を見張

          大人になった今こそ必要な子供心