こんな奇天烈なUIの発想なかった?!アイデアが切れた時に見たい刺激になるインスタアカウントまとめ
Web制作会社つみきにてデザイナーとして活躍してるユキコです!
デザイナーの皆さんはアイデアソースが切れた時どうしますか?気分転換に美術展に行ってみる、先輩デザイナーに相談してみる、一瞬のエスケープを図りいっそサウナに行って汗流してみる。などなど様々な対処法が有りますが、良質なアウトプットをする為には、豊富なインプットが必要ですよね。
捗らない時に無理に詰めて考えるとどんどん手が動かなくなり、スランプに陥ってします。そんな時にしたいのがちょっとした頭のリフレッシュです。大人になると、デザインに限らず食べ物やファッションなんかも自分の好き嫌いや良し悪しの判断をこれまでの経験から自覚している分、子供の頃より頭でっかちになりがちですよね。
今回は私が思わず目を奪われてフォローしてしまい、イケイケのデザインインスピレーションを得られるがためにコレクションに保存してしまう、ちょっぴり個性的なインスタアカウントと投稿事例をいくつかご紹介します。
taxcollection
海外のアートやデザイン作品が投稿されているアカウントです。
脳みそがプルプル揺さぶられる斜め上を突き抜ける作品から、斬新な発想のヒントが得られるかも??
◎発想を逆転させる
な、なにこれ。。これ解除しないとアラーム永遠に鳴り止まないパターンのUI??「スムーズにオフにできる → 使いやすい」より、「スムーズにオフにできない → 使いやすい」の真逆の発想をしてます。これなら頑固な二度寝をする人でも必ず起きられる!っていう視点で見たら優れたUXなのかもしれません。
giuliajrosa
海外のペインターさんで、女の子のイラストがファッショナブルに描かれた作品です。スタイリッシュなテイストなので、小洒落た純喫茶とかにさらっと飾ってありそうな雰囲気です。立ち寄った古本屋で立ち読みしたデザイン作品集に、思わず引き込まれてしまうのに似たような魅力的な作品です。
◎見慣れてるものを別の視点で捉える
夜、一日が終わって疲れ果てて眠る。赤ゲージの体力を明日に備えて布団の中で充電する。そんなバッテリー切れのイメージを、一枚の絵として成立させてるようなファニーな発想のアイコンです。バッテリー満タンな時は布団からでてお出かけするモードになるのかなぁ?なんてストーリーも想像できますね!
k5fuwa
日本のイラストレーターさんで、ちょっとクスっときてしまうようなユーモアとアイロニーが混ざったようなイラストたちです。見ていてさくらももこ先生のコジコジを彷彿しました。ゆるめのパンチが効いてて、どれもストレンジでキレのあるイラストばかりです。
◎コミカルなイラストでエンタメ的に機能を引き立てる
映画館で流れる、上映中はスマホのボリュームを下げてくださいを促す映像みたいなエンタメ感ある啓発訴求です。コミカルなイラスト✖️主要なUI機能は親しみやすい印象を与えるのでプッシュ通知など、ユーザーに負担をかけたくない部分をデザインする時にも効果的かも。
gilldemedia
DESIGN INSPIRATIONSとプロフィールに書いてあるので、デザイナーのアイデアソースの為に作られたアカウントだと思います。色んなアカウントの作品がキュレーションされているので作品の幅が豊富で見ていて飽きません。
◎UI機能やボタン全体で一つの絵として見せる
こういう見せ方は決済サービスとか固い系のものを作る時より、ゲームアプリを作る時など遊び心をたっぷり加えたい時に良いヒントを得られそうです。アプリのUIデザインなんて狭い括りではなく、ニューヨークのMOMAに高値で飾ってあるやーつ!ってクオリティのものばかりです。
gudim_public
モスクワのイラストレーターさんの作品アカウントです。楳図かずおワールドとまではいかずとも、ちょいホラー入ってる作風が強迫観念的に人を惹きつけます。やっぱりヨーロッパやアメリカのアーティストは、遺伝子レベルから日本人にはないブッ飛んだ発想で創作できるようになってる気がしますよね。
◎抽象化されたモチーフを、一部だけ具象化する
まさかのサブアイコンが生きてる。確かに表示アイコンの目って生身の目から来てるんですよね。もう見慣れすぎていて元の由縁が何だったか見えてなかった気がします。抽象化されたデザインの元の姿をあえて想起させることで、その機能がより強調されます。
artzcentral
ガチガチのUIデザインというより、美術館でアートを鑑賞するようにアーティスティックなものから着想を得たい時は、ながめてるだけでビリっとさせるものばかりです。
◎真逆な性質のものを対比させる
恋人にスマホからメッセージを送る。デバイス越しで直接相手とは会っていないけれど、相手を想う感情はそこに湿っぽくある。この作品からは、機械的な操作✖️生身の感情の対比が人間特有のエモーショナルな部分を浮き彫りにさせているように受け取れてちょっと胸がキリキリしちゃいます。
いかがでしたでしょうか?
ドリブルやビハンスも勿論良いですが、インスタの方が構えずに受動的にタイムラインから情報を得られる気がします。
インスタで友人の犬写真を見るついでにでも、お手軽にアイデアソースをインプットして楽しんでみて下さい。
では!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?