【理念で売るコーヒー #9】生活者の発展(利己)が社会の発展(利他)になる。植樹が生み出す、自己満足も自己犠牲もない社会。
昨年の実績をひっさげ、始まる2回目の植樹プロジェクト。
1年前に書いたnoteを見ながら、あの頃のドキドキを思い出しつつも、着実にその「ミライ」をつくって実態ができたんだなとワクワクを感じている今。
今回は「1本の木」からどんな物語が膨らんでいくのか、お話しします。
課題解決は目的ではなく結果。主役はあくまでも「生活者」
皆さん、もうクラファンページは見ていただきましたでしょうか?
まだの方は先行公開しておりますので、是非下記よりご覧いただいた上でこのnoteを読んでいただけると嬉しいです。
このプロジェクトは単に「森をつくり、雇用を生み出す」社会課題の解決を目的としているプロジェクトではありません。この社会に存在している「生活者」が主役です。
昨今注目されている「SDGs」や「サステナビリティ」など、「地球のため」「社会のため」と、どうしても主語が大きくなってしまうことで、そんな大義名分のために動く違和感を感じる人も少なくないのではないでしょうか?
僕もそのうちの1人です。
外から見たら、ソーシャルアクターに見えるかもしれません。
しかし僕自身、日頃から何か意識してエシカルな行動をとっているわけでもなく、お酒とお肉が大好きで、BIKAS COFFEEのスタッフとの飲み会では、いつもアツくなって涙を流してしまうぐらい喜怒哀楽のある1人の生活者です。
そんな今の「生活」が僕は好きです。
きっとこの価値観は、この世の中に生きるすべてのヒトに共通することだと思っています。
「環境活動家」「LGBTQ」「国際協力師」「ソーシャルアクター」など、主語の大きな何かに一生懸命取り組む人もそうです。それは社会的な責任のためではなく、何よりそれに取り組む自分自身が好きで、大切な人と過ごす時間が好きで、こんな生活ができたらいいのになと夢見る「生活者」だと思っています。
そんな、様々にありたい姿を持つ「生活者」を応援するプロジェクトが植樹プロジェクトなのです。
このプロジェクトは、木を植えることで、それぞれのありたい姿を掲げ、ミライ を描くことが目的です。それが結果として、森をつくり、雇用を生み出す課題解決につながってゆき、それが僕たちの生活や営みを持続させる循環が生まれます。
自己犠牲や自己満足ではなく、利己が利他になる行動
自分が大切にしている価値観や好きなことを通して、社会的な価値と経済的な価値を生む行動。この植樹プロジェクトこそ、私たちが届けていきたい『GLOBALACTION』です。
昨今「サステナビリティ」が謳われる中で、経済価値も社会価値も両立させるCSVの注目が大きくなってきました。そんな中で、「エシカル消費」や「フードロス」など地球を守るため、社会を守るため『正しい選択』をすること(責任)が求められる時代になりました。
しかし、『正しい選択』をする以前に、自分にとってもそれが『楽しい選択』すなわち『好き』という感情がなければ、私たちの営みも持続していきません。
みんなが「自分はコレが大切なんだ!好きなんだ!おもしろいんだ!」というコトを、もっと表現し、その行動を社会的な価値や経済的な価値に結びつけてゆく。
個人・経済・社会の価値が重なる取り組みこそが、GLOBALACTIONなのです。
BIKAS COFFEEが目指す社会には、主語の大きい社会に対しての我慢や自己犠牲、正しい選択など必要ないと思っています。自分の好きなこと(利己)が、社会に貢献できる(利他)行動を生み出していきます。
日常から生活者をBIKAS(内発的発展)させていくコーヒー
すべては僕の原体験から生まれたBIKAS COFFEE。
そんな社会に対してBIKAS COFFEEは、GLOBALACTIONという行動を通じてありたい姿を掲げ、夢を言葉で終わらせることなく、「やりたい want」ことを行動に移していけるヒトを増やす。
コーヒーを飲むという日常にある行動から、自分自身のなかにある「ありたい姿」への気づきをもたらし、日常から生活者をBIKAS(内発的発展)させていくコーヒーです。
この理念には、本気でそんなミライ をつくっていく覚悟を宿しています。
どんな小さな想いでも僕たちは認め、行動を促します。
自分なりのカタチで進める意志に力を注ぎます。
そして、社会を押し上げる行動と出会い続けます。
僕たちの覚悟が心に響いた方は、一緒にミライ を目指しましょう!
皆さまのありたい姿、新しい仲間に出会えることを楽しみにしています。
2022.4.30
BIKAS COFFEE
ブランドマネージャー
菅 勇輝
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