Yukihiko Yamada

1956年浜松生まれ。大阪府南河内郡太子町在住。2023年春迄、在印苦節約10年、しか…

Yukihiko Yamada

1956年浜松生まれ。大阪府南河内郡太子町在住。2023年春迄、在印苦節約10年、しかし、インド好き。文学音楽鑑賞。時々、英・独・仏語でも発信。主に、泰・印と東欧とモロッコで働いて来ました。

最近の記事

南河内郡太子町、早朝のカンナ。葦とカンナと鉄砲の関係についての逡巡。

20240722 南河内郡太子町での早朝散歩。カンナ(ラテン語・英語とも Canna)。ただし、ラテン語のカンナは葦を意味するらく、ここに写っているカンナとは別種の植物。英語の大砲を意味するCanonは、カンナと形状が似ているからかも知れないそうです。カンナも葦も茎の中が空洞である、と言う事と、現代の大砲であるCanon が語源的に同根である、とは言い切れないとの事。早合点は戒めるべきでしょう。ただ音が似ていると言うだけで、Canonと比較出来るでしょうか? しかし、それが一

    • 現状のインド経済と今後の予想に関する記事と私のコメント。

      20240721 マネー・コントロール;2025年度3月に終了する今期第1 四半期の景況感は改善。 要約訳; NCAER(応用経済研究国家協議会)とNSE(インド国立証券取引所)が調査結果を発表しました。 最適な稼働率と報告する企業が調査した企業の98%に急増しました。 調査によれば、業況の改善を予想する企業は前回の66%から71%に増加しました。 応用経済研究国家協議会(NCAER:National Council of Applied Economic Rese

      • 朝顔も昼顔もヒルガオ科。早朝から昼にかけて、花は咲き続けるのか、枯れるのか。どちらにしても艶かしい。

        20240721 南河内郡太子町朝散歩。朝顔も昼顔もヒルガオ科(Convolvulaceae)らしい。Con- は何かと’一緒に’、volvuの部分は、involve、evolve、revolveの語幹と共通で、’共に関連しあって成長する’と言う事だと推察します。早朝、毅然と一輪咲く花は、この日に枯れるのか、まだしばらく勢いを保てるのか。ピークを過ぎつつある花もまた艶やかで美しい。 Morning walk in Taishi-Cho, Minamikawachi-Gun,

        • 南河内郡太子町、炎天下の路傍の花。マツバボタンの花の色の多彩さにたじろぐ。

          20240720 マツバボタン(松葉牡丹、学名Portulaca grandiflora、 英名、Moss Rose)。南河内郡太子町、真昼の炎天下路傍。色の多彩さにたじろぎ、一瞬暑さを忘れます。 Encountering the Matsuba Botan (scientific name Portulaca grandiflora, English name, Moss Rose) at Taishi-Cho, Minamikawachi-Gun, Osaka-Fu,

        南河内郡太子町、早朝のカンナ。葦とカンナと鉄砲の関係についての逡巡。

        • 現状のインド経済と今後の予想に関する記事と私のコメント。

        • 朝顔も昼顔もヒルガオ科。早朝から昼にかけて、花は咲き続けるのか、枯れるのか。どちらにしても艶かしい。

        • 南河内郡太子町、炎天下の路傍の花。マツバボタンの花の色の多彩さにたじろぐ。

          インドへの直接海外投資とインド経済持続の可能性についての記事と私の解説。

          20240718 ブルームベルグ インド、景気活性化のために年間1100億ドルの直接投資を目標 要約訳; 商務省と民間のビジネス・チェンバーのジョイント・ベンチャーである投資庁発表の数字によれば、2023年3月迄の7年間にインドへの年間平均FDI(外国直接投資)は710億ドルに達した、との事です。 インドは、景気浮揚のため年間1100億ドルの直接投資目標を考慮しており、年間海外直接投資を50%以上増加させることを目標としています。 「インベスト・インディア(Inve

          インドへの直接海外投資とインド経済持続の可能性についての記事と私の解説。

          百日紅(さるすべり)の花が夏に向けて咲き始める。変幻自在はこれからの様です。

          20240719 南河内郡太子町、早朝の散歩。さるすべり、百日紅・猿滑。ラテン語の学名はLagerstroemia indica。Lagerstroem(1696~1759)は、 スウェーデンの東インド会社に勤めていた人で、 同じくスウェーデン人で、彼の友人でもあった植物分類学者リンネ(Carl von Linné;1707 - 1778)に、採集した植物を送っていたらしく、リンネの命名した植物名に個人名が使われている。写真では猿も滑ると言われる木の幹の部分は写っていません。

          百日紅(さるすべり)の花が夏に向けて咲き始める。変幻自在はこれからの様です。

          南河内郡太子町、オクラ(秋葵)の長い旅。

          20240718 南河内郡太子町での早朝散歩。オクラ(秋葵と書いて「オクラ」と読む、英: okra、gumbo)。アフリカ原産、オクラと言う言葉の語源はガーナ付近のトウィ(Twi)語との事。和名の別名はトロロアオイ(黄蜀葵)。快い粘りは和食材としてまったり感がある、と思います。 Early morning walk in Taishi-Cho, Minamikawachi-Gun, Osaka-Fu. Okra (秋葵 literally ‘autumn hollyhock

          南河内郡太子町、オクラ(秋葵)の長い旅。

          南河内郡太子町朝散歩、強壮な花ランタナ(七変化)は、英語の提灯(ランターン)とは同語源ではないらしい。

          20240717 南河内郡太子町朝散歩。ランタナ(Lantana)、中南米原産。路傍に咲く多数の小花を持つ繁殖力の強い植物で、和名はシチヘンゲ(七変化)。なお、Lantanaの語源で、ラテン語lentus (soft)は柔軟性を表している、とのAIのオピニオンで、英語の「ランターン」とは無関係、との事。早とちりしなくてよかった。 Morning walk in Taishi-Cho, Minamikawachi-Gun, Osaka-Fu. Lantana, a speci

          南河内郡太子町朝散歩、強壮な花ランタナ(七変化)は、英語の提灯(ランターン)とは同語源ではないらしい。

          南河内郡太子町、朝、むくげとの出会いと、一茶の句を無理やり結び付ける暴挙。

          20240716 南河内郡太子町朝散歩、むくげ(木槿、学名: Hibiscus syriacus、但しシリア発祥ではない、との説もあり)は、朝開暮落花(ちょうかいぼらくか)とも呼ばれ、朝咲いて暮れに散るらしい。昔の日本の俳人は、その日暮らしの侘しさをこの花に託したらしい。小林一茶、「それがしもその日暮らしぞ花木槿」。しかし、侘しさがテーマでありながらも、一茶の句にはどこかユーモアを感じます。 An early morning walk in Minamikwachi-Gun

          南河内郡太子町、朝、むくげとの出会いと、一茶の句を無理やり結び付ける暴挙。

          沖縄とハワイと言う壮大な海を越える歌。

          夏川りみ - 涙そうそう + 小錦(KONISHIKI) - 海邊的家 哀調が籠りながらも、何かを真剣に思い起こす事によりパワーが出て来る不思議な曲。免疫力の上がる歌。小錦の歌の一部はハワイ語ですね。 We are entranced by a melancholic melody, yet it is the enchanting tune, evoking profound sentiments, that empowers us. It is a song that

          沖縄とハワイと言う壮大な海を越える歌。

          南河内郡太子町、朝散歩中に目に飛び込んで来た紫蘇と多様な健康鑑賞効果。

          20240715 南河内郡太子町朝散歩。紫蘇。蘇の漢字は蘇(よみがえ)り、であり、いかにも健康に良さそうだ。化合物シソニンはアントシアニンの一つとの事。あらためて、食用でもあり観賞用でもある紫蘇や大葉の効果について考えさせられました。 S(h)iso; morning walk in Taishi-Cho, Minamikawachi-Gun, Osaka-Fu. The Kanji character for '蘇 so' means 'revive', and it l

          南河内郡太子町、朝散歩中に目に飛び込んで来た紫蘇と多様な健康鑑賞効果。

          インド、野菜価格の上昇が一時的か、消費者物価指数は高め、しかし、政府・中銀の目標インフレ率に収まるか?

          20240712 インディア・トゥディ 小売インフレ率、4カ月振り高水準、 6月は5.08%へと上昇。 要約訳: 6月の食品インフレ率は9.55%に上昇、5月の8.69%、2023年6月の4.55%から更に上昇しました。農村部インフレ率は5月の5.34%、2023年6月の4.78%から6月は5.67%へと上昇しました。 要約すれば、 6月の小売インフレ率は5.08%で4カ月ぶりの高水準、 食品インフレ率は5月の8.69%から9.55%に上昇、 5月のIIP(鉱工業指数;

          インド、野菜価格の上昇が一時的か、消費者物価指数は高め、しかし、政府・中銀の目標インフレ率に収まるか?

          南河内郡朝散歩で出会った野生甘藍(ヤセイカンラン)は、長い歴史を経て、日本迄来た様です。

          20240714 南河内郡太子町、早朝散歩。ヤセイカンラン(野生甘藍、英語:wild cabbage、学名:Brassica oleracea )。庭先の鉢植えの中で育っていました。キャベツの一種らしい。西ヨーロッパ原産。当初、中国大陸から日本へ来た際は、中国語で「葉牡丹」を意味する「甘藍」と呼ばれ、観賞用であったそうです。日本で、キャベツとして食用に供されたのは、その後との事。所が変わり、時代を経、遺伝の形質は多様に生死し変化し続けているのでしょう。 Taishi-Cho

          南河内郡朝散歩で出会った野生甘藍(ヤセイカンラン)は、長い歴史を経て、日本迄来た様です。

          南河内郡太子町朝散歩。はっとする程大胆な鬼百合との遭遇。

          20240713 南河内郡太子町朝散歩、鬼百合(Lilium lancifolium)。ラテン名lancifolium の部分;lancea 「槍」+ folium 「葉」は、葉の形状。大胆に反った人目につく色合いの花弁。中国からの渡来種との事。原種の育った環境下の遺伝子も息づいているのでしょう。英語では tiger lily と言うらしい。 Encounter with Oni Yuri (Lilium lancifolium) at moring walk in Tai

          南河内郡太子町朝散歩。はっとする程大胆な鬼百合との遭遇。

          南河内郡太子町、早朝散歩。 雨季の水田の表情。

          20240712 南河内郡太子町朝早朝散歩。静かに降り注ぐ梅雨は天からの恵み。稲が徐々に根を張り、しっかりと育ち始めた様だ。大地と稲の息吹が感じられます。 Early morning walk in Taishi-Cho, Minamikawachi-Gun, Osaka-Fu. The rainy season pouring down quietly, is a blessing from heaven. The rice plants seem to have gra

          南河内郡太子町、早朝散歩。 雨季の水田の表情。

          ドイツ銀行インドにて、 グリーン関連融資。

          20240710 ミント紙 REC社(旧農村電化公社)、ドイツ銀行よりの2億ドルのグリーン・ローンを利用。 要約訳  ニューデリー発、国営REC Ltd社(旧農村電化公社;旧 Rural Electrification Corporation Limited社)は、インド国内のグリーン・プロジェクト資金調達の目的でドイツ銀行(Deutsche Bank AG)から2億ドルの融資を受けました。 この戦略的投資は、同社のグリーン・ファイナンスの枠組みに沿ったもの、と水曜日、

          ドイツ銀行インドにて、 グリーン関連融資。