見出し画像

アレルギーっ子ママが、自分らしい生き方を手に入れられた実話①

米粉がアレルギーっ子の今と未来を変える!小麦・卵・乳製品を使わない、米粉のパンとお菓子のお教室を主催しています、
鈴木ゆきと申します。
 
そして、女性が体と心を整えて目指す未来を手に入れるライフデザインコーチとして活動をしています。
 
現在は、
オンラインレッスンを中心として、
アレルギーっ子のお母さん、
そして食を通して体と心を整えたい女性に向けて、
簡単、手軽、短時間に作ることが出来る米粉のパンとお菓子のレッスンをお届けしています。
 
そしてプライべートでは、
重度の小麦と卵アレルギーのある長男と、下2人の3人のお母さんでもあります。
 
長男は、生まれたころからアトピー性皮膚炎がひどく、
生後数か月の頃から、全身に肌荒れがあってむくんでいる状態。
痒いので、つねに体中をかきむしって、機嫌が悪いし、
掻くので、傷だらけ。

つるんとした赤ちゃんのイメージとは程遠く、
どうしてあげたらいいのか?分からなくて、
鍼をしたり思いつく色々やってみるけど良くならず、どうしていいか分からない。
暗闇をもがきつづけているような、そんな気持ちで毎日を過ごしていました。
 
そして、紹介してもらった病院で、
食物アレルギーがあることが分かりました。
それも、小麦、卵、乳製品、全ての項目でアレルギー数値が高い、という状況でした。

そこで、肌のケアと食事改善の両方をすることになります。
その当時、完全母乳育児だったので、
私自身が、この小麦、卵、乳製品をすべて摂らない食事に変える、
という生活を始めることになりました。
 
当時は、あたりまえのように、パンやパスタ、カレーなど、
小麦も卵も乳製品も使ったものを食べていたので、

一体これから何を食べればいいんだろう?
途方に暮れてしまったんです。

でも、食べることが大好きなので、
好きなメニューを、どうにか食べる方法はないか?
ということで、
ハンバーグのつなぎを片栗粉で代用したり、
揚げ物の衣をコーンフレークに変えたりと、
小麦などを使わなくても、代用してできるレシピを、ひたすら調べて作る、というをしていました。

その結果、
食べたいと思うメニューは、ほぼなんでも、作ることが出来るようになっていました。
 
そして息子も、この食事の改善と肌のケアによって、
見違えるほどに肌の状態がよくなって、
本来の、つるんとした肌になったんです!
 
久しぶりに会ったおばあちゃんに、
いつもぐずっている姿しか見せていなかった息子が、
ニコッと笑ったんです。
「可愛くなったね~よかったね!」
と声をかけてくれて、

その時に、
ああ、よかった。
今まで、暗闇の中で孤独にどうしたらいいかわからずもがいていた
状態から、
よくやく元の状態になれた、
ほっとした気持ちが、
今でも忘れられません。
 
それから、息子が1歳を過ぎて自分でも食事がとれるようになってからも、
家での食事は、
小麦も卵も乳製品も使わない食生活を送っていました。
 
そんな生活を続けていくうちに、、自分自身の体と心が大きく変わっていることに、気づいたんです!

見た目としては、
肌荒れがよくなって、肌の調子がよくなったことですが、
一番の変化は、
心が安定していた!ということなんです。
 
以前の私は、
ケーキも、お菓子も、クッキーも大好きで、
仕事で疲れた時、息抜きの時には、つねに
甘いお菓子を食べるということが習慣でした。
 
独身時代は、
大学院で免疫の研究をしていました。
ノーベル賞をとられた教授の研究室とも連携している研究室で、
それはそれはハードな研究生活でした。
夜中まで、研究するのは当たり前。
研究って、自分のペースで回せないことも多いので、
時には、朝までずっとやり続けている、というのが珍しくない、そんな生活を送っていました。
 
その後、就職してからは、横浜で、
大手の化粧品会社から独立した、大手の化粧品やシャンプーなどを製造販売している企業で、研究開発をしていました。
今でも担当した商品は、ドラックストアの店頭で売られていますし、私自身もいつも使っています。
 
そんな、大学でも会社員時代も、研究生活を送っていた私なのですが、
 
体がいつもだるく感じていたり、
ここぞという時に頑張りきれない自分がいたり、
すぐに、落ち込んでしまう。
夕方になると眠い。
そして、
定期的に気持ちが沈んでしまうことがある、という状況でした。
 
物事がうまく行って、やる気が出たと思ったら、
頑張りすぎて、体が疲れて、
その結果、気持ちが落ち込んで、
動けなくなってしまう、
ということが、よくありました。
 
定期的に気持ちの浮き沈みがあるので、
今調子がよくても、
いつまた行動がとまってしまうんだろう?
ということが、不安で、
頑張りすぎないように、
行動にストップをかけてしまっているところがいつもありました。
 
ですが、
出産後に、私自身も、息子に合わせて食事を変えたことで、
気づけば、そういう気持ちの浮き沈みがない状態になっていたんです。
 
その後、2人出産と育児をしまして、
3人のワンオペ育児生活を送っていまでした。
結婚を機に名古屋に住み始めたので、
近くに両親もいなくて頼る人もあまりいない中で、
重度のアレルギーっ子の育児をしていても、
前向きに動き続けることが出来ていたのです。
 
 
子供が大きくなるにつれて、
お友達とそのお母さんと一緒にご飯を食べに行ったり、
公園で遊んでおやつを交換したり、という機会が増えてきました。
 
息子は皆と一緒のメニューが食べられないので、
息子用に持っていた別のお弁当を食べさせたり、
 
またお友達がおやつをみんなに配ってくれている時に、
「ありがとう。でも、この子はアレルギーがあって食べられないから
 いいよ」と、いつも断っていました。
 
「皆と一緒のものが食べられないんだ」
ということは、
息子自身が、強く感じる場面でもあり、
その時に、
皆と一緒でない、孤独感。というのを、私自身も強く感じていました。
アレルギーがあるだけで、他の子との間に壁があるような、そんな気持ちでした。
 
当時、代用品で作ったお菓子を持っていくこともしていましたが、
どうしても、
普段食べているお菓子よりも、味気ない風味なので、
それを食べてもらうことに、遠慮する気持ちもあったんです。
 
でも、やっぱり、
アレルギーがあっても、
皆と一緒に、同じものを食べて、美味しいね!と言い合う時間を過ごさせてあげたい!
 
だったら、
アレルギーがない方でも、
心から美味しい!と思えるパンやお菓子を届けよう!
という想いで、
米粉のパンとお菓子づくりの研究をスタートさせました。
 
そして、
私と同じようにアレルギーっ子を持つお母さんが、
簡単で手軽に、お子さんに作ってあげられる、
米粉のお菓子のレッスンも始めました。
 
受けて下さった生徒さんからは、
アレルギー対応のパンやお菓子が手に入らなかったり、
手に入っても値段が高いので、
兄弟で別物を食べさせている。
手作り出来ることで、
いつでも食べたい時に、家族みんなで食べられるのがうれしいです!
という声を頂いています。
 
そして、アレルギーがない方にも、レッスンを受けて下さるようになったんです!

どんな方かというと、
パンやパスタ、ケーキが大好きで、よく食べているけど、
体がだるかったり、疲れている感覚が常にある。
小麦が体に合っていないかも?と感じるけど、なかなかやめられない。
米粉のパンはなかなか手に入らないし、
作るもの、難しそうでハードルが高い。
そんな方が受けて下さっています。
 
 

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?