社会問題への姿勢

顔出し発信するようになって、難しいな～と思うのが、ニュースや社会問題についての姿勢。

基本的には今は、あまりそういうことに触れないようにしてるんだけど、でも自分が初めて知ったことや賛成したくなる意見をシェアしたくなることはある。

今日もこの動画を見て、久々に一瞬シェアして、考えて、消した。
その思考の流れを今日は書いてみようと思う。

この動画では、亡くなったジョージ・フロイドが”無実なのに殺された可哀そうな人”みたいに報道されているけど、
実際は犯罪を繰り返していた人物であり、さらに薬も多様していて、あの事件がなくてもODで死んでいた可能性が高いということ。だから白人警官だけではなく、どちらも悪いのだということ。
そして黒人社会が変な仲間意識があって、犯罪者であっても擁護してしまうような空気があるということなどが語られていた。（動画見てね）

私はこのことを全然知らなかった。

ミュージカル界でも、この事件の影響で、ヘアスプレーで演じる俳優の人種限定という感じのことが起こったりして

この問題はかなり世界中で大きな動きになったし、自粛中で時間があったということもあって、つたない英語力で記事を解読したりしながら、なんかいいこと言ってる風の記事を書いてみたりした。

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ここ数年、なんか良さげな記事を、「良記事。」とかいうだけでシェアする人をFacebookとかで見てて、なんかちょっと違和感を感じるようになってたのね。社会問題無視するのは良くない！とはいうけど、お前の意見はねえのかよ、って。

ダメなことじゃないのになんでそう思うかというと、
恥ずかしながらそれは、過去自分がやっていて自分にツッコんでいたことなの。

社会人2年目ぐらいまで、ビジネス系の記事をシェアすることで、なんか頭良さげに見せたりしていた私。
WEBマーケとか、ベンチャーの新規事業、最新技術の情報をみつけてはシェア。ネット上では数千人フォロワーがいて、なんかランキングとかにも載ってしまうようになって。

でも実際の自分はそのことについて何も語れないし、もはや記事の解読さえできてない社会人1年目のぺーぺーというギャップに、情けなさと気持ち悪さを感じて辞めたのよね。

そして、ビジネスの方では全く発信しなくなって,
趣味の観劇の方だと、目に入る情報は楽しい情報が多いので、意見なんか不要なことが多い。

でも今日みたいに、なんか新しいこととか、自分が知らなかったことって、「え～！知らなかった！！」っていう単純な驚きと共にシェアしたくなる。
でもそれって、意見なくシェアしてるのと同じで、人から見たら、「”社会問題にも興味ありますアピール”のためにシェアしてるんだな」って見る人もいると思うんだよね。（私がそれだったから；）

まあでもそれは人の目を気にしてるだけなので、本質的ではない。
今日たどり着いた結論はね、
自分の中に溜めて、自分の表現で使えばいい、ってこと！

「表現」っていっても、私は何か作品を作る人ではないわけだし、これ読んでる人のほとんどもそうだと思う。そういう表現ではなくて、人にかける言葉とか、映画を見て感じる感情とか、そういう表現！

わかりやすいところで言うと、作品の背景を知っているかどうかで感じ方が全く変わってしまう作品もあったり👇

人との会話や、関わる相手に対する行動とか、コントロールできない人間性というのは、過去の自分の経験で成り立っているから、「私」の一部に勝手になっていくと思ったの。
日々流れていく自分にとってどうでもいいニュースじゃなくて、シェアしたくなるほど何かを想った、感情が動いたなら。

この話は、記事をシェアするのってかっこ悪いとかそーゆーこと言いたいんじゃないです。
シェアしていいと思う。うん。

ただ私は顔出しもしている発信者として、私のSNSを見てる人になるべく幸せな気分でいてほしいという想いがある。
私自身も流されやすくて目に入った情報ですぐマイナスな感情になっちゃうから、「コロナ」とか、絶対ネガティブ系の内容になるやん、ってワードはミュートしてるしね。
だからこういう社会問題系をただシェアするのはなんか違うなって思って考えたこと。

方向性みたいのが、また一つ定まった感じです！（変わるかもしれないけど！）

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