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海外で日本語教師をするということ(8)年金・保険他編
海外暮らしで不安に思う一つが、年金や保険をどうするか?ではないでしょうか。私と私の周りの例を紹介させていただきます。
1.年金中国に来たばかりの現地採用の人や留学生に「年金の支払いはどうしてるの?」と聞かれることがあります。
私は、「国民年金に任意加入して払い続けているよ」と答えています。理由はいくつかあります。
・たとえ海外に移住しても、将来年金を受け取ることは可能
・支払いを続けていれ
海外で日本語教師をするということ(7)待遇編
今までは、私が感じてきた仕事のしづらさ、大変さにスポットを当てて書いてきましたが、今回は待遇について書きます。「受け取る」給与以外の面では、学校で働くだけあって結構恵まれているのかなと思います。
1.住まい外国人教師になると、多くの学校では学内の部屋に住むことができます。(家賃が無料かどうかは学校による)私が今までお邪魔してきたお部屋は、10校足らずですが、そのほとんどのお部屋が2LDK、狭い場
海外で日本語教師をするということ(6)学生の反応編
学校が違えば、学生も違うので、ご参考までに見ていただけると嬉しいです。これから書くのは主に学生の反応です。日本で授業をした時は、まるきり違う反応に驚きました。
1.授業中のようす今の時代、世界中で見られることかもしれませんが、携帯を使う学生が本当に多いです。言語を学ぶ学生なのに、紙辞書・電子辞書ひとつ持っていない学生が教室の中に2/3以上いました。もちろん携帯が電子辞書にとって代わることができる
海外で日本語教師をするということ(5)授業外業務編
前回の記事、海外で日本語教師をすることということ(4)で、授業のコマ数について紹介しました。ほかにも業務に含まれたり、含まれないけど暗黙の了解でやらなければいけないことがありました。
1.スピーチ大会の指導日本語のスピーチ大会出場のための練習は、多くの学校では大体数ヶ月前から始まります。一緒にトピックについて話し合い、原稿を書かせ、直し、また書かせ…(を何度も繰り返した後)、暗記させ、場合によっ
海外で日本語教師をするということ(4)授業コマ数編
日本語教師を始める前、授業数だけ見ると「こんな授業数が少ないんだ!」…じゃあお給料も悪くて仕方ないと思っていました。私は何も知りませんでした。授業以外のさまざまな準備や授業後の作業などに追われ続けることを。結局は、フルタイムで働いていた時かそれ以上働いていた時もありました。
1.コマ数中国の学校では、45分×2つ(計90分)で1コマと換算していました。
最初の学期は、新人という理由で、週に10
海外で日本語教師をするということ(3)準備編
就労ビザまで取れたら、出発までの準備です。人によっては、当たり前の内容かもしれませんが、私はその基本的なことすら知りませんでした。何らかの事情や目的で、今まで日本語教育畑にいなかった人が、海外で日本語教師をすることになった方のご参考になれば幸いです。
1.教材は持参すること赴任先の地域にもよりますが、日本語の授業で使えるような教材は、基本的には現地で手に入れることは困難です。持ち込むと便利です。
海外で日本語教師をするということ(2)ビザ手続き編
採用まで漕ぎつけた後、最大の難関は、就労ビザ取得手続きです。実際の業務より何より大変でした。時間に余裕をもって、計画的に取り組みたいことです。
1.必要書類学校や省によって要求される書類に違いはあります。事務の人に何度も確認しましょう。
・履歴書(自作のものでOK)
・写真(背景は白、髪の毛が顔にかかるとNG)
・パスポートのPDF(有効期限のチェック大事)
・無犯罪証明書
・身体検査