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絵に出会ったのは、苦境のなかだった。


いま、絵が描けることがすごく幸せ。



絵を描き始めたのは、クラスに溶け込めなく、孤立したときだった。

捉え方次第ではイジメだったと思う。


8歳の時、人生初めて言語の通じない国に来て、言語の通じない小学校に通い始めた。

男子から意地悪されても、言語が通じないから先生に身振り手振りで伝えても伝わらない。理解してもらえなかった。

半年はそんな日々だった。

毎日泣いていた。

両親は生活のために必死に働いてた。
会えるのは朝の少しの時間だけ。
寂しくてたまらなかった。

そんな日々の中、独りでいても時間を忘れられる。それが『絵を描く』事だった。

それまでは絵なんて全く描けなくて、棒人間すらへにゃへにゃで線もぐにゃぐにゃとしたものしか描けなかった。

それでも描いてる時間は楽しかった。人物ばかり描いていた。
まさに『絵は友達』
だったのかもしれない。



あのころは、いろんなことが起こった。
家庭環境。祖父母の死別。弟が生まれた。弟の手術。両親の問題、などなど。

10代の頃。いろんなことが、本当にいろんなことがあった。辛かった。

認められることのない日々をすごした。
生きてる価値なんてないとすら思っていた。自分が大嫌いだった。

勉強が苦手で、覚えが悪い。計算ができない。すぐ集中力が逸れてしまう。

イライラして血が出るまで爪を噛んでいたこともあった。いつも指先がヒリヒリしていた覚えがある。

そんな日々でも、どんなときも、絵が心の支えだった

逃げ出したくて、こどもだから逃げ出せなくて、方法もわからなくて、ただひたすら泣きながら描くこともあった。

絵が唯一の癒しで心の逃げ場でもあった。


でも、『絵なんて食っていけない!』と言われることもあったけど、別に食っていくだけが全てじゃない。

それがイコール『幸せ』とは限らない。私はそう思う。

誰かの人生を決めつけたり批判したりする資格なんて、誰にもないよ。



もしあの10年間苦しかったときに、絵に出会ってなかったら、私は今ここにいなかったかもしれない。

絵は心の支えであり、心の拠り所でもあった。


『絵を描くこと』=『呼吸すること』



『絵が描けるからいいね』
『才能だね』って褒めてくれる人達がいる。

才能を手にできたのか、与えられたのかはわからない。けど私が言えることは、絵はわたしにとって苦境の中で見つけた唯一の光、希望、だということ。

絵が描けるおかげで、私は今日もイキイキしながら生きている!

これからも、描き続ける。
どんな形でも、描き続ける。
自分のために、愛する人のために、出会う誰かのために...

依頼してくれる人達の思いを形にして、伝えていくために。

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《わたしのキャンバス》
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