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開発責任者代行 高橋祐樹の少し長い自己紹介

はじめまして。様々な課題解決や業務改善、そしてアイデアを出すのが得意な開発責任者代行(PMが欲しいプロジェクトにスポットで出向)の高橋祐樹と申します。
ちょっと変わった私の人生と、これまで〜現在の仕事についてお話しさせていただきます。 

少し長いですが、よければ読んでみてください。

工業高校に入るも、数ヶ月で中退

中学卒業後、高校に進学するのではなく社会に出たい気持ちがありましたが、父親から高校までは行くべきだと強く説得されました。そこで、どうせ行くならモノづくりを学びたいと工業高校を選びました。しかし、数ヶ月で中退。想像に反して実技が少なく、授業の内容も物足りなく感じたため、どうしても時間の無駄にしか思えなかったからです。

無駄なことがどうしても嫌い。この性格は今も変わっていませんし、現在の仕事で大きな長所になっていると感じています。

土木作業員からソフトウェアエンジニアへ

高校中退後は、友達と旅に出ました。2ヶ月くらいだったと思います。旅費を稼ぐために旅先の塗装屋で仕事もしました。自力で働いてお金をもらえることに充実感を覚えましたが、自分は体を使う仕事よりも頭を使う仕事のほうが向いていると気がつきました。

私が生まれたのは1978年。10代を過ごした1990年代は、インターネットの黎明期でしたが、その頃からコンピュータに興味をもって、ホームページや掲示板を作っていました。頭を使う仕事として、コンピューターの知識をより深めたいと考えた私は、専門学校に行きたと思うようになりました。

専門学校へ行くためには高卒の資格が必要でした。旅から戻り、できる仕事は何かと考えて、土木作業員をはじめした。並行して、定時制高校にも入りましたが、すぐにやめて通信制の高校に入り直しました。月2~3回の通学、3年間で卒業できる通信制の高校は、最小限の努力で結果を手にしたい私にはぴったりでした。

21歳のときに入学した夜間の専門学校は、全日制と異なり、お昼休みやホームルーム、課外活動など無駄だと思える時間がなく、短く凝縮した時間を過ごすことができました。そんな環境を効率的だと考えていたことをよく覚えています。

昼間は土木工事の仕事を続けていましたが、プログラミングの仕事をしたいと考えるようになっていた私は、未経験可の求人案件に応募しました。10社くらいは受けたと思います。多くの会社は人事担当者が面接官でしたが、私が入ることになる会社は、現場の責任者が面接をしてくれました。「ここで働いたらよさそう!」とピンと来た私は、その面接官に長文の熱いメールを送り、なんとかその会社に潜り込むことができました。プログライミングの実務経験が全くなかったため最初はかなり苦戦したましたが、本を読んだり自力で勉強して、要件定義、設計、実装(プログラミング・コーディング)、テスト、保守など、ソフトウェア開発の業務を一通りできるようになりました。

以来、現在に至るまで一貫してソフトウェアエンジニアの仕事をしています。その後、システム開発の受託の仕事をしていましたが、エクセルやメールなどで情報が行き交う煩雑な状況の解消、既存の汎用性の高いサービスを利用したり、システム開発を伴わない業務改善の提案も手掛けるようになりました。(本来、開発を行って工数が多くかけたほうがシステム会社としては儲かるのですが、それよりも、無駄をなくすことのほうが私には大切です)

私の人間性と仕事のスタイル

私の性格を象徴的にあらわす言葉があります。それは、「それっていらなくない?」です。とにかく無駄が嫌い。無駄排除の鬼と言われます。現在の仕事でいうと、お客さんが辿り着きたいゴールを聞いて、最短で到達するのが私の仕事。言いかえると、何が無駄で何が無駄でないかの「本質」をつかむことが大事だと考えています。業務改善の仕事が好きなのも、会社に潜んでいる無駄を洗い出して、削ぎ落とし、整理するのが性に合っているからだと思います。

プロトタイピング重視。これも私の考え方です。形がない中で議論してもイメージが揃わずなかなか進まない。それならまず「こういうことですか?」というものを作ってしまう。それにより、机上の空論を避けることができます。実物を前にすると、お客さんは「そうじゃない」とか「もっとこんなことができたほうがいい」などの意見が言えます。時間をかけて言語化して要件定義するより、プロトタイピングで実際にモノを作って触ったり見たほうが、各々の認識の齟齬も無くなります。こんなものじゃなかったと言う手戻りも発生しないので工数も費用も少なく実際に使えるものが出来ます。

「切羽詰まった状況が好き」というのも私の特徴です。たとえば、超短期で納品しないといけない状況。アドレナリンが溢れる状況に楽しさを感じる性格です。スピード感が大事。「早さ」は私の大きな武器です。ある種のストリートファイターの側面があり、前に進んでゴールへの最短距離で走るのがとにかく好き。「スピードの出るブルドーザー」と評されたこともあります。 

私は外科手術のように大胆に状況を改善するアプローチが得意ですが、業務改善に必要な丁寧さは、ヒアリングが得意なディレクターや、実務経験が豊富なメンバーなど、専門家のチームを組んで実現しています。

どんなお客さんが私に合っているか

端的にいうと、自分で要件定義を作成して、その通りに開発してくれる先を探している方は対象ではありません。要件がしっかり決まっていて定義ができていれば、一定程度仕事ができるエンジニアや通常のシステム開発会社なら同じものを作れるからです。そうであるなら、私でなくてもできます。

私が力になれるのは、こんなアプリ・Webサービスできないかな?というような状況や、業務効率の問題だけがあって「課題化できてない」ような状況。ディスカッションしながら、あるいは現場をみながら具体的な解決策を見つけて、「プロトタイピング」して素早く進めるのが私が得意とするスタイルです。

先日、こんな出来事がありました。私と同じサーフィン好きの経営者と、海に向かう車中。「取引先のシステム会社の動きが遅く感じる。もっと早くプロダクトをみて仮説検証を進めたい」。そんな悩みを横耳で聞きながら、どんなことをしたいのか伺いました。口頭ベースでのやり取りでも、システムの実装までのイメージができたので、プロトタイプを作ってみませんか?と提案しました。そして依頼をして頂いたのですぐにプロトタイプを提供しました。そんなスピード感を望んでいるお客さんとは相性がいいと思います。

システムの専門家でない限り、システムで何ができて、何ができないかはなかなかわかりません。であれば、何が問題なのかを語ってもらうだけでもいい。特にスタートアップのお客さまの場合は、厳密に要件定義をして慎重に進めるよりも、大胆に形をつくって前に進めるようなスピード感が求められます。私はそういうスピード感が大好きです。

私が価値提供できること

現在、私にご依頼いただくことが多いのは下記のようなケースです。

① 社内人材では対応できない業務の問題を、外部の視点から解決する

業務改善が必要な状況で、煩雑で何から手をつけていいか分からない。そんな場合は、課題を見つけるところから任せてください。マニュアルもないような業務でも、現場に入らせててもらえれば、整理することができます。

仕事の規模が大きくなっていって、問題が起こってきた組織。ミスが増え、人員も不足し、残業も増えている。そんな状況であれば、業務改善によって大きく改善する可能性があります。 ゴールが決まってなくても大丈夫です。 

先ほども書きましたが、工数を増やして稼ぐ思考は持っていません。既存サービスを活用して開発不要にすることで、費用対効果を高める提案も得意です。エクセルベースで仕事をしている場合でも、自動で動かすツールを使う等で業務効率を上げる方法もあります。 

「こんなものを作りたい。一緒にできませんか?」という相談も歓迎です。すぐ作れる相談先がない。もしくは、あっても時間も金額もかかる。そんな懸念があるときには、ぜひご相談ください。

② ITの専門知識を持たない方の不安に寄り添いセカンドオピニオンを提供

システム開発の相場感や工数の目安が知りたい、という相談も多くいただいています。特に、他のシステム会社で進んいる見積段階〜進行中のプロジェクトが「本当に妥当なのか?」という不安・懸念は、システムの専門家でない限り、誰もが抱く可能性があります。見積もりや工程表を見ても、それが妥当なのか、判断するのが難しい場面も多いはずです。

そんなときに、社内に技術的な専門知識をもった、判断できる人間がいれればベストですが、いない場合はどうすればいいでしょうか。取り引きしているシステム会社に相談できればよいのですが、システム会社は工数を増やすと売上も上がるという「不都合な真実」もあります。そういった利害関係がなく、かつ専門知識をもっている人にセカンドオピニオンをもらいたい。そんな場面でお役に立てます。

最後に。少しだけプライベートのこと

プライベートでは2019年に結婚し、一児の父となりました。まだまだ新米パパです。妻と娘とそれと猫一匹とにぎやかに暮らしています。夜は20時〜21時頃に寝ます。朝は3時〜4時には目が覚めてそのまま作業をしています。

サーフィンと海外旅行が好きで、コロナ前はよく海外へサーフトリップしてました。特にインドネシアは気候も波も最高なのでよく行ってました。インドネシア語を勉強して現地に住んでいたこともあります。無駄なことが嫌いな私ですが、サーフィンは飽きることがありません。この楽しさは他にはない。一瞬一瞬が楽しいです。

ちょっと変わった自己紹介だったと思いますが、もし私と合いそうだなと思った方がいらっしゃったら、ぜひご連絡ください。

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