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生きづらさを感じている子どもたちに私ができること

私にとってはかなり久しぶりの大きなチャレンジ。

「内向型と外向型」をテーマに高知県の中学校で授業をしてきました。

※内向型って何?内向型診断テストはこちら


そもそも対面での講義が約2年ぶりで(!)、自分で企画・集客せずアウェーの場で話すのが人生初。学生の前で話すのも人生初。登壇することが決まったのが10日前。…緊張とプレッシャーしかなかったですw

どうしたら内向型と外向型の話を自分ごととして聞いてもらえるだろう?
中学1年生でもわかるように伝えるにはどうしたらいいだろう?
飽きてしまう生徒が続出しないようにどんな構成にしたらいいだろう?

今の私にできる範囲で色々と考えました。

相手や自分を知る方法のひとつが内向型タイプ・外向型タイプ。

でもこれはあくまでひとつのヒントであって、人は簡単に2つに分けられない。相手も自分のことも決めつけずしっかり向き合っていこう。

そして、内向型と外向型に優劣はない。能力や身体的特長にも優劣はない。
大人たちに比較や評価をされる環境で育ってきたから、比べざるを得なかっただけ。心ない言葉を間に受けて自分に自信が持てなくなっているだけ。

自分を活かせる場所はある。自分を変えるのではなく、自分を活かせる場所で自分がやりたいことを、自分が得意な方法でやろう。

…ということを噛みくだいて、ワークや質問を取り入れながら伝えました。


正直、手応えはあまりないんですよね。

伝え方が分かりにくかったかな、と反省するところがたくさんあるし。
それに、子どもって良くも悪くもすっごく素直なんです。興味があるときは前のめりになったり目力が強くなってこっちに意識を向けてくれるけど、そうでないときは平気で雑談するしつまらなさそうな顔をする(笑)

あー、ちょっと飽きてるな。集中力が切れてるな。と伝わる場面が何度もあったので、そういう意味でも反省点は数え切れず…。


でも、今はピンと来なかったとしても、また何かのタイミングで「内向型」って言葉を思い出して、ググってくれたらすごく嬉しいです。

タイムラグがあってもいいから、生きづらさや自信のなさを感じたときに、もし私の言葉を思い出してもらえたら、それで十分すぎる。


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授業後のホームルームの様子を後ろで見ようと後方に歩いていったら、1番後ろの席に座っていた男の子が、私の顔を見ずにすれ違いざまに言ってくれたんです。

「ありがとうございました。」

元々挨拶をきちんとする礼儀正しい子なのかもしれない。
私の気持ちが伝わったのかもしれない。
何か学び取ってくれたのかもしれない。

でももう、どっちでもよくって。

こちらこそ、ありがとうございました。

一生忘れない、貴重な経験をさせていただきました。


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子どもにも内向型と外向型を伝えたい。

教育分野に活動を広げていけたらなとぼんやり考えていたけれど、どんな形で関わっていくのか、今回の経験を踏まえて改めて考えていこうと思ってます。


私は大勢の前で話すよりも、1対1でじっくりコミュニケーションを取ることの方が好きで得意だって、やってみて確信が持てました。

子どもに対してのサポートもそんな感じになるのかなぁ。

教育に関わる先生やお母さんのサポートも大切だよなぁ。


まだ方向は分からないけれど、私ができることを少しずつ増やしていきたい。そんな風に思っています。

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