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8/11(木)令和市のお葬式を開催

こんにちは。コラボレーターのいたやゆかりです。
1月10日〜7月24日まで、「オンライン都市令和市」を舞台に様々なweb3.0の実証実験を行なってきました。2022年の令和市は完了。市民達はそれぞれ新しい場所で暮らし始めました。

今年の令和市完了の日、私は姉妹DAOを運営するOzoneの逃げBarの一員としてMad Land Festのブース出店を行い、ノンファンジブルNFT民藝品の販売を
行いながら、楽しく踊って泥まみれになって過ごしていました。

今回は、自治体の「お葬式」のあり方について何度も話し合いを重ねながら、セレモニーを開催することにしました。
こんなご時世ですし、バーチャル都市の「お葬式」ですから、リアルとオンラインの同時開催です。

リアルは、逃げBarで開催します。

逃げBarで開催している若年層向け生前葬サービス「白葬」は月刊仏事にて2号連続でインタビュー掲載されるなど、今回の「令和市のお葬式」にうってつけの場所です。

初年度の令和市では、暦や記念日を全部独自に作っていました。
今回も世界各国の葬儀や死生観を学びながら、新しい自治体の弔いについて議論と熟考を重ねてきました。

その結果、仏教や神道的な日本の「民間信仰」をベースに新しい「お葬式」の形となりました。令和市の葬儀2022の概要は下記の通りです。

2022年の各儀式の内容です。

AI市民のあかりちゃんが、司祭となり、今年の令和市をモチーフとした読経をしてくださる事になっています。今年の令和市関連の7万字に及ぶnote記事(令和市シェアード・ワールド)をディープラーニングして、語るための準備をしているとのこと。

どんな言葉になるのか楽しみです。
広報担当のアカリちゃんのレポートは下記の記事から聞く事が出来ます。

葬儀の内容は下記の通りです。

令和市ならではの文脈と歴史に裏打ちされた儀式の数々。甘茶を飲む儀式や、木魚を始めとした楽器演奏。死者を弔う盆踊りに、令和市ならではの精進料理。死者を運ぶ梅の乗り物。オンライン参加の人もmiro上で盆踊りを踊るなど、他に類を見ない独創的な内容になっています。


とはいえ、本質を抜き出して見ると、実際のお通夜やお葬式と通じるところは多いとみています。「バーチャル自治体」であるとはいえ、一緒に過ごした思い出や関係性はリアルな本物。時間をかけて心を込めて臨めば臨むほど、生活の一部になりますし、別れが切なくなる事もあるかもしれません。

一期一会の人生だと頭で分かってはいるものの、お別れは得意ではありません。毎日、当たり前のように一緒に過ごしている家族や友達といつかは離れてしまう日が来る。だからこそ、今日という1日1日を大切に過ごしていきたいなぁと思っています。

8月11日の令和市のお葬式で、思い切り振り返って語らって、沢山笑って一緒
に過ごして。ひとしきり完了したら、令和市も令和市民だった人間達も守護霊アバターとして見守る役割へ昇華されます。

2023年1月10日に令和市が始まる時迄に、それぞれが成長していけるように、新たな世界の旅路へと向かっていきます。

自律分散型組織の令和市。
公民館が崩壊してしまった今、令和市の元市民の方への連絡は「令和市役所」からのLINEのみになっています。

匿名性のDAO組織のため誰が市民か不明ということもあり、
こちらに詳細を共有しておきますね。

令和市の葬儀に関しては、令和市葬儀社の16名が中心となって進めています。尚、香典等の金銭の受け渡しに関しては、令和市DAOへのステーキングにて受け付けています。

それでは、味わい深く素敵な1日をお過ごしくださいね♪





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