フリーの役者だったら準備しておきたい、書類で弾かれないための資料準備
オーディション談義。
なんでこんな話をあげてるかというと、こちらは案件に接しているにも関わらず、書類がないからとかって理由で推薦・紹介できないことがある。そもそも候補として提案するならば、その人の情報をその人のことを知らない人にも簡潔に資料としてまとまった状態で転送しないと話にならない。メール本文直打ち資料とか、明らかに情報の共有に向いてないだろう・・・
「自分」の棚卸し
私たちが美大にいた頃、「ポートフォリオ」を作れと言われていた。まとめるのは本当に苦手だったし、今も作り直さないといけないなと思ってるし、その外見すら本人のセンスを求められるすごい面倒な代物だったんだけれど、美術の人間がポートフォリオ、写真家がブックを自分の売り込みのために作らないと話が始まらないというのであれば、役者だってプロフィールを自分できっちり作らないと話にならないというのは同義じゃなかろうか。
これは最低限必要
◉ ちゃんとプロに撮影してもらった写真 バストアップ+全身
ほんと、プロにとってもらった写真って全然違うからね?!?!?!?!?
写真は絶対撮ろう。チラシに写真載せる時に「宣材ちょうだい」って連絡して「ない」って言われて撮影したこと何度あったことか・・・そして定期的に撮り直すこと。「宣材ちょうだい」で届いた写真が「誰だよ!!!!」っての何度あったことか・・・・
◉ 生年月日、年齢、出演歴、身長体重スリーサイズなどのデータ
これらに関してはとにかく正確かつ最新のものを!
年齢とか、誕生日きたらプロフィール書類のデータを更新する!出演歴は時期・団体名・作品名、CMとかだと企業名などとにかく間違いがないか。
普通にメールで応募してきた書類でさえ、作品・団体・会場など固有名詞での誤字が見受けられる。それを保存されているかたちの書類でやらかすとか、恥を配布しているようなものですよ。
これらのデータをレイアウトしてA4ペラ1でおさめる。
複数枚に渡ったら、だって2枚目以降を見るという手間が出てきちゃうじゃないですか。相手に一発で見てもらうための手段ですよ。
なおかつ、提出資料としての保存形式はPDFもしくは画像ファイル。理由は簡単。「やすやすと他の人に改変されないようにする」
1回作ってしまえばそんなに難しくないはずだし、プリントアウトしておけば何かのタイミングで売り込みで渡すことだって可能。
書き方がわからないなら大手事務所サイトで案外誰でも見れるところに有名タレントのプロフィールがPDFで公開されているので参考になるお手本はいっぱいある。
自分で調べて真似してつくっていかないと、仕事は向こうからはやってこない。仮にきたところで、掴むための準備は常にしておかないとチャンスの神様は前髪だけだ。
私に課金していただいたぶんは私が別のエンターテイメントに課金してそれをまたネタにしますので華麗なるマネーロンダリングとなります。