公演のウェブアンケートに遭遇した
過去にですねー、公演のアンケートってなんで紙なんだろ、ウェブアンケートにならんのかなって思ってるので書いてましたら
なんと遭遇しました。
※実際のアンケートにアクセスできるコードなのでそこはトリミング。
もしくはURL直接入力という感じです。しかも私が「グーグルフォームだったら」って言ってたら本当にグーグルフォームだったYO
無料のサービスだし本当に集約するのに適してるからお世話になってます・・・エクセルに吐き出せるの本当強い・・・
さてこれでどういうメリットあるか!
回収拠点が劇場のみというのから脱出
実際のところ、「持って帰っちゃった、入れられなかった、書ききれなかったんで郵送orお問い合わせフォームから送らせていただきました」という形でわざわざ送っていただいたお客様は過去もいらっしゃったんだけど、メールフォームはまだしも郵送はちょっと自分、お客様に余計なお金かけさせとんねん!と今になって思う。でもそこまでして絶対に感想を届けたい!って人はかなり少数派で「だったらツイッターに感想投稿しておこう」で止まる人の方が絶対多い。
そこで書かないといけないと言うことから客席に残っているんだけど、夜公演で退館時間であったりマチソワ間の準備のためなど退出してもらわないといけなかったり・・・って、どっちも運営側の都合やん!??!
アンケートは書いて欲しい、でもさっさと出て行って欲しい、だってこっちも都合があるから・・・ってあったり前に行われてたことだけどかなり運営都合であれこれお客さんに押し付けすぎじゃない??(そしてこれでなんで回収率低いんだって怒られる制作・・・orz無理やって・・・)
集計を自動化する
特に「満足度」などを測る部分で「良い・普通・悪い」などの数段階評価でお願いする場合だとウェブだと一気に集計かけられる。そうでなくても手入力だと枚数が多くても少なくても入力ミスが発生しやすいので意見をいう本人が入れてくれると非常にありがたい。そして字が達筆すぎて読めない問題からは脱却!!!(ありがち)
入力という作業をお客様の一次入力に任せることによって、転記ミスからの脱却、こちらの入力作業に割いていた時間を別の作業に割ける・・・生産的!ちなみに私はドキュメントスキャナで公演翌日ぐらいにはPDFで取り込みをして原本は結構即代表の人に渡して、OCRなど駆使して文字起こししてたけどそれでも大変だった。
筆記具の配布、準備不要
ペグシルもボールペンも無くなるんだよ〜〜〜〜びっくりするぐらい無くなるんだよ〜〜〜持って帰っちゃうんだよ〜〜〜〜私も持って帰っちゃったことあるよ〜〜〜まあペグシルは基本持って帰ってもらって問題無いように刺してるはずなのに、ボールペンは同様の理由で持って帰られるとなぜか制作のせいにされるんですけどどういうこと???ボールペンが減ってても文句言わないのは持って帰ったことのない人だけが言ってもらえます!?!?
筆記用具は回収できないものと思いましょう、団体各位。
慌ただしく客だししてるんだからやる要素多すぎでしょお客様が!!!
あと、アンケート回収したいっていうてるのに筆記用具準備しないのは論外でっせ?
小さいところですが地味に経費削減。あれ1000本入りで3千円ぐらいするから!!
印刷する紙を選ばない!
今回出会ったウェブアンケートのお知らせの紙はごく一般的なコート紙だったんだけど、紙アンケートの場合だとコート紙(つるんとしてる紙)ってダメなんですよね、だって書きにくいから。ふっつーーーーーーのコピー用紙とか上質紙の70kgとかでいいんだけど、真面目な話、所謂デフォルトのコート紙ってだいたい一番安いので経費削減。ツヤツヤですけど安いんですよ実は!!!
細かい経費削減ばっかりいうてるけど、塵も積もれば山となる!!!
特に個人情報記載の場合、物理紛失リスクの排除
いや真面目にこれ。これ。ほんまこれ。
アンケートに住所・名前欄とかあって記入していただいているものが1枚でもそこにあればそれは機密情報な訳ですよ。枚数の多い少ないに関わらず、もちろんデータでの管理も充分な対策を取らなくてはいけないけど、物理的に紙の束ごと打ち上げ会場に忘れてきたとかシャレにならないからね!?
うっかり役者の目に入ったりとかしない!!!
もはやSNSの発達で公演期間中にファンが直接演者に感想を伝えることも少なくなった昨今、公演の感想を見て役者が演技を変えるから見せないって言ってたのも事実なんだけど、もはや感想に触れずにいるってSNSを公演期間中に排除しているってことだから今の時代に全然即してないんですけどね。
でもまあアンケートの感想を見せないという方策を取っている演出家がいるのはもちろんだし、なんか物の弾みで見てしまうかもしれないというリスクは排除できるかな。
結論:私がスタッフで入る舞台だったら次から導入するわ、確定
早い話がこれまでより同じもしくは安いコストで手間まで省ける。なんと生産的!実際にやってるところがあると「商業舞台でもやってたよ」と言いやすい・・・・。
アナログな作業が多いからこそ、もっとシステム化できるところは特に小劇場演劇とか、小さい規模のイベントでは積極的に進めていくべきだと思うんだけどなあ。
あ、アンケートは回答しましたよ。忘れないうちにね。
私に課金していただいたぶんは私が別のエンターテイメントに課金してそれをまたネタにしますので華麗なるマネーロンダリングとなります。