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#演劇

3月1日 わくわくのきらきら。

肌ざむい2月が過ぎ、春の陽気を少しずつ感じ始めた3月。 今日から1週間、劇団DULL-COLORED POPの演劇学校企画に通います。 3月1日~3日は「テキストの立体化、身体的行動の方法」 3月4日は演劇史入門 3月5日~7日は「テクニックだけのワークショップ」 初日を終えて、色々と振り返っていますが、めちゃくちゃ楽しかった…。 谷さんのWS進行とても楽しくて、指導案というか、きちんと構成もしっかりあって、僕が将来地域の方や子どもたち向けに演劇をしていくにあたっての参考

書くということ

※これは2019年6月26日にMediumに投稿されたものです。 こんな私でも、脚本を書いている。過去には何度もそれを上演させていただいている。 とても畏れ多いことだ。 演劇を始めたころはそんなこと、考えすらしていなかった。自分が上演しているものが「面白い」と思えれば良かった。 自分の感性を信じていた。 その考え方が変わったのは、高校2年生のときの地区大会。 取材した地元の戦争記憶をもとに、部員と少しだけ自分と、顧問の先生で書いた脚本。それを演出した。 自分たち

【観劇】獣道一直線(ねずみの三銃士)

興奮冷めやらぬままこの記事を書いている。 生瀬勝久・古田新太・池田成志の三人とくれば…。 はい!そう!ねずみの三銃士! それが松本公演で来る! これはチケット取るでしょう。会社がなんと言おうと、防護服や防護マスクしてでも行くでしょう。 と、言うことで、行ってきた。 脚本がクドカン、演出が河原雅彦。面白いに決まってる。 池谷のぶえや山本美月も出る。よだれものだ。 松本の風流な道をワクワクさせながら会場に向かう。 会場ではお決まりの検温、消毒、モギリ。 今回は指

はじめて音楽プロデュースというお仕事を頂きました!!

こんにちは! ファゴット奏者の蛯澤亮です。楽器を吹いたり、youtubeやnoteで情報を共有したり、コンサートの企画運営をしています。一緒に人生を楽しんでいきましょう♫ さて、私は自分で主宰する公演は多いですが、頂く仕事に関してはあまり告知しません。というのも告知の必要がないものが多いからなわけですが、今回は珍しく主宰公演以外の告知です!!既に売り切れに近いチケットもあるそうで、注目の公演、ぜひご注目ください! ハニーファニークリスマスということで、音楽プロデューサーと

きっと笑いがとりたかったんだ、僕は。

どうして学校の先生になったんですか? 先日、そうやって生徒に聞かれた。 「教えるのが好きだからかな。」 って端的に答えていたこともあるし 「いろんな仕事やってみてさ、純粋に生徒の成長を喜べるこの仕事の魅力に気がついたんだよね。売り上げのためじゃなくて、生徒の成長のために時間を使えるって素敵じゃん。面白いよ、センセー。」 とか何だか素敵っぽいことを言っていたこともある。 「この質問に答えるためには、私の人生を語らなきゃならなくて、誰の人生も5分では語れない。」 そ

「演じる」が、わからない

いま、何かを学び直すことが出来るとしたら、演劇がいい。中学生のときは演劇部だったけれど、先輩がいなかったり部員にあんまやる気がなかったりで、「演じるとは何か」みたいなことは最後まで全くわからないままだった(というか意識すら向かなかった)。その後も、例えば自分の作品で朗読や声優をするときに、感情を入れてセリフを読むことはできても「演じる」ということはぜんぜんわからないままだった。今、なにか演技系のオファーされても、絶対にこのままではできないと思う。演技するって、何だ? まったく

尊敬される役者さんって?

舞台スタッフとして公演に関わる中で、仕事のやりがいやモチベーションに大きく関わるのはやはり役者の存在だ。 尊敬できる役者がいると 「この人の為に頑張ろう!」 という気持ちになる。 そうでもない場合「まぁ、やることやってればいっか」というなってしまう。 スタッフが尊敬できる役者はどんな人か? 単純に演技の上手い下手ではないと思う。 向上心があるかどうかだ。 人より早く劇場に入り、ウォーミングアップの発声や柔軟、細かい動きのチェックなどを一生懸命している役者さんは

舞台クラスターに対して思うこと。(前半)

こんばんは。 今回は結構真面目に行こうと思います。 演劇業界だけではなく、一般の世界にも 浸透してしまったあのワード。 「舞台クラスター」についてでございます。 正直、時事ネタを取り扱うのは初めてなので 自分なりの思いで書いていこうと思います。 まず、「舞台クラスター」は 自分が応援させて頂いている俳優が 関わっていますし、感染しています。 (今回は名前を出しませんので、 以下、推しさんとします。) ※途中で分かっても、察してください。 数日前。私は寝てました。 起き

固定概念を外すススメ

ハリウッド俳優が実在の人を演じるときに、演技以前に容姿を似せることについて書いた。そして、日本の俳優のほとんどは容姿を似せることをしないことも書いた。 僕はそれを日本の俳優の傲慢だと思っている。実在の人を演じるにあたって、その人に似せることは必要最低限のことで、その上に演技があると思うからだ。それをせずに演技力だけでカバーしようとするのは、演技に対して努力を怠っていると思う。 そのことについて、想定通りの反論をもらった。容姿を似せなくても、その人を表現するのが演技力だと。