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インテリア空間を見直す(リビング編)

かつて無いほどインテリアデザインの重要性が今このコロナ禍で求められているます。 2020年から始まった私達が初めて経験する新しい生活スタイルに不安を覚える一方で、今の自分のライフスタイルや人生を見つめ直す機会になっている人も多いはず。

インテリアデザインは私達の一番身近に毎日接している空間であり、私達の日々の行動やモチベーションまで私達の気づかないところで実は深く関わっています。あると気がつかずそこにある。私達をそっと包み込み日常のほぼ全てにデザインが溶け込んでいます。

今回はそんな今だからこそ見直したいデザイン、リンビングルームに関して書いてみようと思いました。

居住空間

お家は魂が宿る魂の居場所だと私は考えます。だから誰かのお家に行くとその人がお家でよくわかる様な気がしませんか? 今その人は、その人の人生で何を大切にしているのか、その人それぞれの今の生き方があからさまに出るのがお家ではないでしょうか。

コロナ禍でお家時間が増えた今、お家を自分の鏡の様にして振りかえってみるのも良いかもしれません。今の自分が時間を何に使い、人生のどこにいて、本当はどこに行きたいのか。自分自身を内観するとても良い機会だと私は思います。

LIVINGROOM

リビングは家族やパートナーと繋がり、リラックスしたり、又今はリモートワークで仕事場として、食事をする場所として、マルチタスクの場として活用している人も多いかもしれません。

そこは”LIVING” 〜生きてる空間でありたい〜

リビングは外から帰ってきた自分に優しい空間でありたいです。寝転がって本を読んだり、TVや映画をみたり、来客や家族と繋がりを楽しんだり、誰かの存在を感じたり。その空間にいる人がリラックスしたり、ホット一息つける場所。本来の自分に戻れる場所でありたいものです。家族が家族で入れる場所、一人暮らしの人は自分が自分に戻れる場所。血が通って(人がいて)気が通る空間。

生きている空間でありたい。

死んでる空間には人がいきません。そんな空間あなたの家にありますか?

実はお恥ずかしながらウチにはありました! でも生きる空間に変えたら沢山の笑顔がそこから生まれる様になりました。(これに関しては又別の投稿でお伝えします。)

ZOONING

マルチタスクとして活用している場合はやり各ゾーンをハッキリする事をお勧めしたいです。限られた空間の中でどう区別するか課題でもありますが。小さくて良いのでゾーン=住所を決めましょう。ここはワークゾンーン、ここはリラックスゾーンという様に。

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理由1)仕事とのONとOFFを切り替える為にもリビングはリビングとして活用するのが理想です。子供が小さい頃は子供の存在を近くに感じながらワークをする事も良いと思いますがそれ以外はなるべく別の方が良いです。繋がりの場、ワークの場、脳の切り替えにもなります。スペース的に可能ならばダイニングテーブルではなく、ちゃんとしたデスクエリアを設ける事をお勧めします。

理由2)小さな子供がいれば、『ここからここはお仕事の場所だよ。』と、お仕事エリアの住所を作る事で子供もそこでは遊んではいけない、触ってはいけないなど理解度が深まります。

SOFA

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吸い込まれる様なソファーでくつろく。もう一度いいます。LIVINGです。いつも一生懸命頑張っている自分が生き返る様に使ってください。どかっ!とくつろげる心地の良いソファーがありますか? 繋がりを求めて、隣に座りにくるパートナーや家族、心地の良い気が通る空間では人が行き交います。お友達や仲間も呼びたくなってしまうのではないでしょうか? 私達は繋がりで生かされます。誰かとつながりを感じるから明日も頑張れます。是非リビングのソファーを繋がりの場として活用してください。

部屋に色を入れたい場合は、家具の貼り地をに濃い色を入れると後で変更したい時お金がかかってしまうのでソファーの色はなるべくベーシックな色にして、ソフトな部分、クッションとかラグや膝掛けなどで差し色を入れて遊びましょう。

また突然のゲストのベットとしても有効なのがソファーベット。こちらのIKEA FRIHETEN フリーヘーテンSOFAベットなんてとても有効活用できます。ソファーベットにはいろんなタイプがあるので是非色々探してみてみるのも良いと思います。

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RUG

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ラグはリビングやダイニングのゾーニングとして、防音や床からの脚の冷えを守るなど、お部屋の色付けやデザイン以外でも役目を果たします。硬い床からソフトな印象もプラスし、お部屋全体を居心地よく、暖かみのある雰囲気にしてくれます。

想像してみてください。この写真にラグがあるとないでは、全く別の印象。硬く冷たい印象のお部屋になりますね。

Lighting 

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照明はとても大切なリビングの要素の一つ!照明に関しては照明だけで一つの投稿が出来てしまいますが、とりあえずここではサラッとお勧めを触れておきます。大切なのはLIVINGという目的に照明があっていること。お勧めはどんなシーンにも調整できる調光調色式のもの!最近ではろうそくの光や日の出の1800Kから青空の12000Kまで調整できる照明器具が沢山出てきています。

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リモートワークや、仲間とお喋りをする時、家族と夜映画やTVを見ながらリラックスする時などシーンに合わせて調色を変えることができる優れものです! 

あとはお部屋がのっぺりにならないように、照明を散らばすことです。シーリングライトだけでなく、テーブルランプ、ブラケットなどを用いて、光を分散させるとより雰囲気の良い空間を作ることができます。

まとめ

如何ですか?ざっとでしたが読みながらリビングを見直してみようかと思った方もいらっしゃるかもしれません。お家時間、いやリビング時間が増えたからこそ、この際LIVING STYLEから見直してみても良いのかもしれません。もしかしたらそこから思いがけず幸せな未来へと向かうポジティブなエネルギーを得られるかも!

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インテリアデザインとポジティブ心理学を掛け合わせた、インテリアコーチング It's about love 〜好きで囲まれる日々〜 個人セッションお問い合わせはこちらから リザストサイトから↓

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