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ドミニカ共和国と日本の違い、小ネタ集(生活編)【一時帰国5日目】

コロナウイルスの影響で、ドミニカ共和国から日本に一時帰国して5日も経ってしまった。

青年海外協力隊としてドミニカ共和国にいたのはたった3か月だった(またドミニカ共和国に帰るけど)。

それでも、日本で生活しているとふとした瞬間にドミニカ共和国との違いに気づき、「自分はしっかりドミニカ化していたんだな」と思うときがある。

というわけで、今日は「ドミニカ共和国と日本の違い、小ネタ集(生活編)」を書いていこうと思う。


日本、雨の音が小さい

日本に帰ってきて私が一番驚いたことは、「部屋の中にいると雨が降っていることに気づかないくらい雨の音が小さい」ということ。

私はドミニカ共和国の中でも雨が多い地域に住んでいた。

ほぼ毎日、夕方から夜にかけて大雨が降る。

住んでいた家の屋根はトタン屋根でできていて、庭にはバナナの木が生えていた。

雨が降り始めると、家の中にいても雨がトタン屋根に当たる「バババババ!!!」という音で気づくし、庭からはバナナの葉に雨粒が当たる音が聞こえてくる(ちなみにバケツをひっくり返したような大雨の時は、家の中で会話してても聞き取れないくらいに雨の音が大きい)。

こういう雨の音を聞きながら家の中で読書をするのが、娯楽のない地方隊員の私にとって至福の時間だった。


でも、日本は屋根も壁も道もコンクリートだし、バナナの木も生えてないし、そもそも夏以外あまり大雨は降らないし、雨の音がほとんど聞こえない。

ドミニカ共和国の雨の音が恋しい…YouTubeで雨音BGMでも流すか・・・。


日本、静か

日本、音がしない・・・。

ドミニカ共和国あるあるの1つに、「音楽を流すとき、音量が大きすぎる」「常に騒音がある」というものがある。

ドミニカ共和国ではバスやタクシー、家、店、常にいろいろな場所で大音量のラテン音楽が流れている。

さらに、バイクや車はしょっちゅうクラクションを鳴らすし、古い車はガコガコ音がしたりして、道路はいつも騒がしい。

でも日本は、車、タクシー、バスはスーって走るし、クラクション鳴らさないし、音楽も流さない。雨の音も小さいし、店も大音量でJ-POP流してない。静かすぎる・・・。


日本、食のバリエーション豊富

ドミニカ共和国に行ってみて、「食べることに楽しさを感じる」って、すごく特殊なことなんだと気づいた。

ドミニカ共和国の料理もおいしい。でも、味付けのバラエティが少ないし、油や塩が多いからだんだん飽きてくる。

かといって外国料理のレストランは地方にはほぼ無いし、スーパーに売ってある野菜や調味料の種類にも限りがある。

ドミニカ人を見ていると、「食べること」はお腹を満たすためであって、食べることを楽しむという感覚はあまり無いのかなぁと思う。


日本はスーパーに行けば、色んなお惣菜や弁当、寿司、パンがある。即席めんだけでも20種類くらいあるんじゃないだろうか。

色々な種類の野菜や果物も売ってある。

日本にいる間に、存分に「食べること」を楽しもうと思う。


日本、さくさくインターネットができる

ドミニカ共和国の家はWi-Fiが確かについていたのだけれど、ページや動画の読み込みにどうしても時間がかかってしまっていた。

lineでビデオ通話をすると、しょっちゅう切れる。

停電が1日1回あったので、その時はもちろんWi-Fiが使えない。


日本はフリーWi-Fiでもさくさくインターネットができるし、動画の読み込みに時間がかからないし、ビデオ通話を快適にできるし、最高だ・・・!!


日本、いつでもどこでもお湯シャワーが出る

ドミニカ共和国で毎日冷水シャワー(寒い地域に住んでいたのに)を浴びていた身としては本当に感動する。

「シャワーを浴びて体が温まる」なんて・・・!!すばらしい・・・!!

しかも仕事が終わって家に帰りつく時間帯はいつも断水していたので、いつでもシャワーを浴びたい時にシャワーを浴びれるって本当に幸せ。

今、日本に住んでいて幸せを感じていない人がいたら、私は声を大にして言いたい。

「毎日仕事が終わった後、お湯シャワーが浴びれるだけで幸せだから!」


とりあえずこんな感じ。

また何か発見があったら書いていきたい。

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