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【22卒就活生必見!!】10年分のノウハウが詰まった“最も効率的な就活の進め方”<理論編②>

今回は引き続き、採用のプロが教える最も効率的な就活の進め方についてオリジナルメソッドを公開します。

理論編①で触れた内容を基にさらに実践的に考えていきましょう。

就活のスケジュール

この点、毎年超曖昧に捉えている人が多いのですが

大学3年の開始と同時に始まり、4年の前期一杯を目途に終了する

と理解してください。
あなたが修士生や修士進学を検討している方の場合は

修士1年の開始と同時に始まり、2年の前期一杯を目途に終了する

となります。
修士生の場合は学部時代に就活経験をしておくことをお勧めします。

絵にすると

図6

こんな感じです。
今後“9月新学期制”が導入されることがあっても“新卒一括採用”が廃止されない限り、“はじまり”と“おわり”がズレるだけで基本的な考え方は崩れません。理論編①のPoint1で「就活の期間は1年程度が理想的」と書きましたがこの絵の18ヶ月間の中で自由に12ヶ月間程度切り取って活動するということです。

他方、キャリア教育の観点からは「大学3年生から就活を始めること」に対する異論もあると思いますが、本メソッドでは「就活生が納得のいく意思決定をするために、就職先として十分な数の企業を検討できる期間を最低限担保する」ことを大切にしています。

チェックポイント

自分の就活期間を考える上で“チェックポイント”が4つあることを認識する必要があります。

図7

絵には具体的に〇月と表記しましたが、2020年5月現在の状況で

① はサマーインターンシップの募集開始

② はウインターインターンシップの募集開始

③ は就活本番の広報解禁

④ は就活本番の選考解禁(内定出し解禁)

にあたります。
この段階で「インターンってなんだ?」、「①と②は就活の本番じゃないの?」、「広報解禁と選考解禁てなんだ?」など様々“?”が浮かんでいると思いますが、

図8

今の段階では、①~④まですべて就活の期間であるということと、全体をこの絵のように一旦“プレ期”と“本番期”の2つずつにくくって認識してください。

外資くんと内資くん

スケジュールを2つにくくって認識するのはなぜか?それは外資くんと内資くんがそれぞれ自分の都合で学生の採用活動をしているためです。

簡単に補足すると

外資くん:外資系企業(海外に本社がある、海外の企業)

内資くん:内資企業(日本の企業)

です。

図9

この絵のように

外資くん:おもにプレ期に活発に採用活動をおこなう

内資くん:おもに本番期に活発に採用活動をおこなう

という特徴があります。

この部分の詳しい説明は別の機会に持ち越しますが、「外資くんと内資くんを両方とも検討したい!」という就活生は、自分の就活期間を設計する際にチェックポイントの②と③が就活期間の中に含まれるように注意すると良いでしょう。

本番期から就活を始めることがなぜ“遅い”のか

年々減少傾向にあるものの、チェックポイントの③から活動を開始する就活生が一定数いて、彼らに対して“遅い”と評価する風潮があります。

遅いと評価される理由の筆頭は

①  就活の準備には相応の時間が必要だがその時間を物理的に捻出できない

② タイミング的に外資くんを十分に検討することができない

③ 内資くんも“学生を絶賛選考中”で気軽に接触すると落とされてしまう

からです。

③から就活を始めても意中の企業に就職できる人もいるかも知れませんが、実際のところそれは大変難しいので“運が良かった人”だと思ってください。

今回はここまで。
長文にお付き合いいただきありがとうございます、また次回。

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