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【22卒就活生必見!!】10年分のノウハウが詰まった“最も効率的な就活の進め方”<理論編①>

今回は採用のプロが教える最も効率的な就活の進め方についてオリジナルメソッドを公開します。これから就活を始める方(転職活動を始める方にも応用可です!)は是非ご覧ください。

思いきって最も効率的と謳っていますが、「就職/転職活動における時間や行動量を劇的に抑える!(就活コストの最小化)」方向ではなく、「納得のいく意思決定を行うために必要なプロセスを無駄なく進める!(意思決定プロセスの最適化)」という意味で“効率的”という単語を用いました。

現在、就活の進め方は様々ありますがこのメソッドの長所は環境の変化に強いことです。
例えば

・9月新学期制が導入されるかも…

・新卒一括採用が廃止されるかも…

・With/Afterコロナで就活がオンライン中心になるかも…

・経団連の採用活動の指針がまた変わるかも…

などなど今後も様々な変化が起こりそうです。
そんな時に備え、あらかじめこのメソッドを押さえてください。必ず役に立つはずです。

最も効率的な就活の進め方とは

結論として

ひとつ内定を獲り、納得できるまでアップデート(上書き)する

この方法に尽きます。
絵にすると

図2

こんな感じです。
文章でもプロセスを書くと

1.就活を始める

2.A社の内定(初めての内定)を獲得する、内定は保留する

3.B社の内定(2つめの内定)を獲得する

4.A社とB社のどちらの内定を残すか選択する(絵はB社を選択)

5.B社の内定は保留し、A社の内定は辞退する

6.C社の内定(3つめの内定)を獲得する

7.B社とC社のどちらの内定を残すか選択する(絵はC社を選択)

8.C社の内定は保留し、B社の内定は辞退する

9.自分の納得がいくまで7と8のプロセスを繰り返す

10.納得のいくところで内定を承諾し、就活を終える

以上の10ステップです。
※実際の就活はここまで単純ではないのでご注意を!

さて、この方法を実践しようとする際のPointを3つ紹介します。


Point 1:就活の期間

図3

就活の期間(この絵の矢印の長さ)は1年程度が理想的です。1年より長くしても、“希望する企業側の受け皿”がなく選考などに応募ができなかったり、学生生活のその他のこととの両立を考えると継続が難しくなります。また1年よりも短くなるとその分詰め込んで活動することになるため、想像以上に忙しくなってしまい不完全燃焼のまま活動を終了することになりがちです。もちろん1年間ずっと就活に集中する必要はありません、途中で休憩したり就活以外のことに没頭することもおススメです。あくまでも“1年続けること”が大切なのではなく、“自身の納得のいく意思決定ができること”をGOALとして見失わずに活動してください。


Point 2:初内定獲得のリミット

図4

初内定獲得のリミットは“就活本格化まで”です。21卒の方の場合を考えると2020年3月1日が就活本格化(就活広報解禁/大手就活ナビサイトオープン)の日なので、2020年2月末日がリミットになります。

なぜここがリミットになるのか。まず企業の採用活動が一斉に活性化すると、各就活生が処理しなければならない情報量が桁違いに増えることになります。多くの就活生はその“莫大な情報“にあっという間に呑み込まれ翻弄されながら就活を進めていくことになるのですが、“基準となる内定“があることで、その企業よりも魅力を感じない企業を視界の外に置くことができ、より志望度の高い企業に集中して就活を行うことが可能になります。

そのため“就活が本格化する前に自分なりの基準を作っておく”ことで、その後の“情報の取捨選択”を容易にし、自身の活動を最適化することができます。


Point 3:内定二社択一の掟

図5

内定二社択一は最低2回は繰り返すと良いです。ちなみにこの“最低2回”は目安に過ぎず特別な意味はありません。“自身が納得できる”のであれば1回でも大丈夫です。それ以上に、二者択一に際して“鉄の掟”をふたつ覚えておいてください。内定先を比較しどちらかを選択する訳ですが、①選択した理由を明確化して記録しておくこと②選択しなかった方の内定は保留せず即辞退すること(上述のステップの5や8)が大切です。①は“その後の企業選びの基準となる”ため、②は(この理由はひとつではなく様々あるのですが…)、“手当たり次第に選択肢を増やしてしまうと比較が複雑化し肝心の意思決定がかえって難しくなる”ため大切なのだと理解しましょう。①で“企業選びの基準をつくり”、②で“その基準を固める”ことで活動を前進させてください。

理論編①はここまでにします。
長文に付き合っていただきありがとうございました、また次回。

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