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【読書】上司の頭の中をのぞけ

こんばんは!6:30起きルーティーンの優一です!

今日は、「上司が考えていることを見抜いてみよう」というお話です。

無駄な会議が嫌だ…という方、自分の仕事を効率化したい!という方、ぜひご覧ください。

「考える」とは

さて、皆さんにとって「考える」とはどういうことでしょうか?

最近「あなたのアタマで考えよう」という本を読みました。
この本では、「考える」についてこう定義されていました。

”意思決定のプロセスを作ること”

ここで、一つ例を見てみましょう。

社長からの号令により、新サービスを立ち上げるべく各部署のトップが集まり会議を実施した。

さすがトップ会談。
一回目の会議から専門的な知見に基づいた議論がなされ、次回会議でまた深堀事項を持ち寄ることになった。

そして2回目。
深堀事項の報告と活発な議論が行われ、また次回会議に向けて検討事項を持ち帰った。
3回目も盛り上がり、4回目も白熱した。

そしてある日、、、
ライバル社が似たサービスを開始するニュースが飛び込んできた。

トップたちがあれこれと「考えて」いるうちに、先を越されてしまったのです。

トップたちの何が問題だったのでしょう?
それは、「どんな情報があれば、どんな意思決定をするのか」を決めていなかったことです。

「〇〇を調べた結果がAであればGo、Bであれば別案の検討に移る」というような”意思決定のプロセス”を決めておかなければ、いくら情報を集めて「考えて」も意味がないということです。

ですから「考える」= ”意思決定のプロセスを作ること” なのです。

「ちょっと考えてみます」と会議で質問されたことを持ち帰ったものの、どう手をつけてよいかわからずとりあえずググる。
そして1時間経過する、という方いませんか?

・・・私です。

「どんな情報があればどう意思決定をするのか」あるいは、
「どんな意思決定をするために何の情報が必要なのか」をまず「考えて」から、動き出さなければいけないのですね。

これだけでも価値ある学びでしたが、私は応用編に気づいてしまいました。

優一流応用編~上司の頭の中を「考える」~

考える=”意思決定のプロセスを決めること”であると学んだ翌々日、仕事中にあるできごとがあり、「これ、自分以外にも応用できんじゃね?」とギャルばりに思いつきました。

チームメンバーの1人に、「技術展示会で各社が紹介していた内容をまとめて」と上司から仕事が落ちました。

後日チームメンバーがまとめた内容についてメールで展開すると、それについて上司から返信。

「〇〇の分野についてはどうだったか?」
「最近××が話題だったが、進化があったか?」
など全部で7,8個。

「自分じゃなくてよかったぁぁあ」と思ったのが9割、
「気になったことを思い付きで言っているんじゃないか?」が1割でした。

そしてここが、「自分以外にも応用できんじゃね?」と思ったことです。

つまり、「この質問の答えを聞いて、上司はどんな意思決定をしようとしているのだろう?」と想像してみたらどうだろうか。と思いました。

もし意思決定までのルートが見えてくれば、上司がどんな意図でこの質問をしたのかがわかります。
質問の意図が分かれば、答えの精度を上げる(的外れな回答を避ける)ことができます。

相手の頭の中を「考える」ことで、自分の行動を効率化できるわけです。

これはかなりいろんな場面で応用できそうですね。

~ここだけ読めば全部わかるまとめ~

ということで本日は、「考える=”意思決定のプロセスを決めること”と学んだら、相手がどんな意思決定をしようとしているかを想像して、的確かつ無駄のない情報収集・回答するという応用編を見つけました。」というお話でした。

読書の時は、「最低1学び見つけるぞ!」という気持ちで読むといい感じです。

へばね~!


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