マガジンのカバー画像

株式投資

5
株式投資に関する実践・記録・知識を共有していきます。
運営しているクリエイター

記事一覧

東芝株主代表訴訟「訴え却下」について分かりやすくシンプルに解説してみた。

ニュースで話題になっている東芝株主代表訴訟の「訴え却下」問題について、専門用語を使用せずに分かりやすくまとめようと思う。

以上が、東芝株主代表訴訟の簡単な流れだ。まさに異常ともいえる状況だ。株主代表訴訟の制度自体が無意味のものとなってしまう“法の抜け穴”だといえる。

会社法が大改正される日もそう遠くないかもしれない。

スリーエム(MMM)がスピンオフを発表したので売却を検討中

スリーエム(MMM)がスピンオフを発表したので売却を検討中

先日、スリーエム(MMM)がヘルスケア事業を分離(スピンオフ)することを発表した。それに伴い、保有するスリーエム株を売却する予定だ。売却理由は大きく分けて2つある。

理由①スピンオフ後は一般口座に払い出しとなるから。
理由②含み益があるから。

理由①に関して、スピンオフが決定すると、新しく貰える新会社の株だけでなく、現時点で保有している大元の株もセットでNISA口座から一般口座に移動されてしま

もっとみる
日銀がマイナス金利政策解除を発表。それにも関わらず円安が進行したワケとは。

日銀がマイナス金利政策解除を発表。それにも関わらず円安が進行したワケとは。

3月19日、日銀がマイナス金利政策を解除することを決定した。僕はその発表の直前に米国株4銘柄(KO,T,PFE,MCD)を買い注文していたので、とても焦った。マイナス金利政策が解除されれば日米金利差が縮むため、円高が進行するのではと懸念したからだ。

一般的に、金利の低い国(今の日本)の通貨を売って金利の高い国(今のアメリカ)の通貨が買われる傾向がある。金利の高い国では、当然だが預金や債券の金利も

もっとみる
2021年にエヌビディア株(NVDA)を200ドルで購入した友人の末路が凄すぎた。

2021年にエヌビディア株(NVDA)を200ドルで購入した友人の末路が凄すぎた。

僕と同様に、幅広く米国株投資をしている友人T。彼は2021年にエヌビディアという米国半導体メーカーの株を1株200ドルで購入した。理由は「ネット記事で見てなんとなく伸びそうだったから」だそうだ。

それから3年、ここ最近のエヌビディア(NVDA)の株価は900ドル前後だ。700ドルもプラスになっている。一時期は10%以上下落した瞬間もあったが、その後は放置を決め込み、長期保有を続けた。

この3年

もっとみる
SBI証券と楽天証券を両方使用した僕がそれぞれの使いやすい点を解説してみた

SBI証券と楽天証券を両方使用した僕がそれぞれの使いやすい点を解説してみた

2024年1月1日より新NISAが始まったのを機に、使用している証券会社をSBI証券から楽天証券に変更した。5年近く使ってきたSBI証券に不満があるわけではなかったが、銀行口座やクレジットカードが楽天のため、統一することにしたのだ。

僕は投資のプロでもなんでもないが、素人なりに2つの証券会社を使用することで、それぞれの善し悪しが見えてきた。

SBI証券は、結局自分のお金が今いくらになっているの

もっとみる