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こころを燃やす、を考える。自分にしか起こせない火を作るために

こんにちは
こころ癒しカウンセラーゆうすけです♨️

こころの専門家歴15年目

年間1200人以上の方のカウンセリングを行っています。

詳しい自己紹介はコチラをご覧下さい。
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今年は
「心を燃やせ」
をモットーにしています。


心細いとき
心折れそうなとき

何度も
「心を燃やせ!」と唱え
いろんなことを乗り越えました

そんな中でふと

物理的に何かを燃やすときには
どうやるのだろう?
と疑問がわきました。

実際に火を起こして
何かを燃やす作業に必要な
要素や手順コツなど
心構えを知っていれば

「心を燃やす」時にも活かせるのではないか?
と思ったのです。

そのことを話すと
ある友人が
「先日スウェットロッジというネイティブ・アメリカンの儀式に参加して、
実際に火を起こしたよ」
という話になり
「これはいい機会だ!」と思い。

焚き火を通じて
「火を燃やす」レクチャーを受けることなりました。

その友人と実際に火を作った経験から

心を燃やすことのヒントを沢山得たので今回はそのことを書き残します。


火を起こすには4つの重要な要素があります。

種火、燃料、空気、知性

です。

どの要素が欠けても火は起こせません。

これを踏まえて火を起こす手順をみてみましょう。

①『燃料』をみつける

燃料は大きく2種類あります。

焚き付け

薪 です。

焚き付けは薪等を燃やす時
最初に火をつける燃えつきやすい材料。

焚き付けは燃えやすいですが
すぐに火が消えてしまいます。

薪はすぐには燃えませんが
火がつけば長く燃え続けます。

②着火
マッチなどで着火して(『種火』)
焚き付けを燃やします。

③火を育てる
焚き付けの火に
小枝などをくべて
火を小枝に移します。

次第に大きな枝や薪に火を移して
火を大きくしていきます。

④熾火(おきび)を作る
燃えた薪が
芯の部分に熱を貯めている状態が
熾火(おきび)です。


熾火は火ではないですが
火を作ることができる熱です。

火が消えたように見えても
熾火(『種火』)ができていれば
再び火を作ることができます。

⑤火を維持する
新しい薪(『燃料』)をくべたり
『空気』を送り込んだり
どのタイミングで何をすればいいか
頭(『知性』)を使って考えながら作業します。

⑥火を消す
熾火の熱を分散させ
鎮火させます。


以上が実際に火を起こしてから消すまでの流れです。

熱、燃料、空気、知性
の要素が出てきました。

そしてこの4つの要素はそれぞれ
人生における重要な要素の
メタファー(比喩、隠喩)になっています。

種火=熱=Emotion

燃料=物=Body

空気=気=Spirit

知性=知=Mind

です。
(これは友人の火起こしのお師匠さんに教えてもらいました)

これを元に火起こしの要素を
人間になぞらえて考えてみます。

①種火、熱
これは「こうしたい」
「あんな風になりたい」という

希望、欲望など
何かを強く望む気持ち、思いです。

「情熱」とも言うように

感『情』と『熱(望み)』は
深く結びついています。

「楽しい」からこうしたい。

「悲しい」経験をしたからあんな風にはなりなくない。

というふうに
感情が望み(熱)を作ります。

②燃料、物

これは自分が体験してきた経験や
その人が会得した知識
その人にしかない素質や才能です。

経験、知識、素質は自分にしかない資源、材料、燃料です。

この燃料を熱に加えただけでは

この経験を使ってこうしたい
この才能を使ってこうなりたい

という望みの状態なので
「熱」のままです。

これを火にするために必要ななのが

③空気、気
です。

どうすればよいのでしょうか?

それは
自分の中から出して
「空気」に触れさせてあげること。

つまり
誰かにアウトプットしたり
誰かのために貢献したり

自分の外に出して
空気に触れさせることで
目に見える
「火」という形になるのです。

さらに
意図的に多くの「気」を送り込んで
火を大きくしたい場合は

自分の中にある感性や直感、スピリチュアルな「気」の力も必要になります。

それらをいつどのタイミングでどうすればいいのか。
それが

④知性、知
です。

知識、知性、知恵を使って
頭で考えることです。

一瞬燃やすだけなら
焚き付けで十分。

でも火を作るため
火を保つため
火を大きくするためには

熱いだけではなく
冷静な
知性も必要なのです。


どうでしょうか?

他人の火を見てうらやましくなって
その火が欲しくなって
火だけもらって輝こうとする人たちがいませんか?

実は火自体をもらって燃えても
それは焚き付けの火です。

一瞬で消える火なのです。

また火が欲しくなって
火をもらって燃え尽きて
の繰り返しです。

大切なのは
自分の中に既に種火があることに気づくことです。

人間の心の種火はいつもらえるとおもいますか?

他人からもらうものでしょうか?

実は
人間の心の種火は生まれた時に着火するのです!

人間は感情を持って生まれているからです。


他人の火をうらやましがる必要はありません。

火をもらうことより
自分には種火があること
材料、燃料がすでにあること
に気づいて感謝しましよう。

時にその火が派手に燃え上がり
一瞬で消えることもあるかもしれません。

そんなときも
火が消えたことを嘆くのではなく

その燃え尽きた経験自体が
今後の自分の燃料になることを知っていれば大丈夫です。

安心して、大切なのものとしてその経験を抱くことができます。

今、既にあるものだけで

誰も皆、自分だけの火を作ることができるのです。

こころは燃やせます。

感情を使って熱を持ち
経験を使って熱を集め
誰かの為に自分の中から出すことで
火がつき
それをを冷静な知性を使って行うことで
こころを燃やすことができるのです。

これを知った今

私は
また1つ知識を知性に変えられたように思います。

この熱がこのnoteを通じて
誰かに渡り
その人の周り誰かを照らせるようになることを願います。

最後までお読みいただきありがとうございました!


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