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ゼブラケーキ・チャレンジ

パンダ🐼といえばしーろくろ、白黒といえばシーマウマ🦓!

昨日のイカ墨・パンダコラボからの、デザート第1弾・パンダクレープからの、デザート第2弾。

昨日のパンダ記事で、サンフランシスコのきこぺんアロハさんが「1869年3月11日にフランス人が西欧人では初めてパンダ🐼を発見したらしいですよ👍🏻」と教えてくださった。そんなのもちろん存じ上げなかったのだが、天声人語ならぬ天声パンダ語が聞こえてきた私はもしかしてもしかすると現世のパンダ使者なのかもしれない。なんだそれ。まああれだ、平和と友好をモットーに今後も日々邁進していこう。

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さて、12日賞味期限の卵が大量にあるので、なにかデザートにケーキでも焼こうと決めたのが前日のこと。クレープはもはやデザートというかOtto氏の主食みたいなものなのでカウントしていない。

久しぶりにガトー・ダミエにしようかなーとも思ったけれど、違うものにもチャレンジしたい、春。そこで思いついたのが、Otto氏の大好物かつ得意スイーツ「ガトー・マーブレ(gâteau marbré)」。マーブル柄のパウンドケーキのことだ。

フランスでもメジャーなお菓子ゆえレシピはたくさんでてくるので、ここはバターを使わずズッキーニでガトー・ショコラを作ってしまうエルベおにいさんのサイトへGo。

するとこんなケーキを発見!その名も「ゼブラケーキ」とな。

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たしかにゼブラ!しまうま!!🦓

ガトー・ダミエもそうだけど、「え!?これどうしたらこんな柄になるの!?」というものに私は滅法弱い。速攻、夢中になって動画を見た。

バターの代わりにオイルを使い、牛乳を多めにいれてゆるめの生地をプレーン・ココア2種つくり、真ん中に交互に流し込んでいくだけでこんな柄になるらしい。ひゃーこれはおもしろ荘!!

しかも冒頭のマジカルバナナが降臨。

パンダ🐼といえばしーろくろ、白黒といえばシーマウマ🦓!

流れも完璧ではないか。
じょり・サファリパークの開園である。


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材料はこちら。底一体型のマンケ型が推奨らしいが、ちょうどいい大きさがないので20cmの底取れバネ付き型にて。バターを塗って粉をはたいておく。

・卵:4つ
・薄力粉:250g 
・ベーキングパウダー:1袋(小さじ2)
・グラニュー糖:150g
・ココアパウダー:大さじ2 
・オイル(ひまわり油):100cc
・牛乳:100cc
・バニラシュガー:1袋

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しれっとクイズを組み込んだけど、もはや私のクイズはお菓子当てというより柄当てなので難しいですよねー。ケイチェルおいたん、mamigeさん、PATAさん、コメントにてご回答ありがとうございました!

生地作りは実に簡単。

ボウルに卵と砂糖系をオールインで、泡立て器でよく混ぜる。

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オイルと牛乳を加えてさらによく混ぜる。

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粉系をふるって入れて、さらによく混ぜる。

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生地の半量を分けて、ココアパウダーと分量外の牛乳を加えて混ぜたら、2種の生地の完成。ここまでは楽勝。

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さてここからが本番だ。

真ん中にココア生地をスプーン2杯くらい円形に流し込む。

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ココア生地の上からプレーン生地を同様にスプーンで流し込む。

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あとはひたすらに交互に、中心に生地を置いていくだけ。勝手に広がる。

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あなたはだんだん眠くな〜る〜〜。
生地が全然なくなる気配がない。

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さあみなさん、どんどん眠くなってきましたね。
このあたりがゼブラ柄にみえる限界な気もするけど、まだ生地が残っている。

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20分くらいかかった気もするが、ようやく全部の生地が流しこめた。
何層あるのかなんて誰にもわからない。

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そしてもはやゼブラなのかなんなのかわからないけど美しいことは美しいから、さらに線を入れてみる。

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結局16本くらい線を入れたら幾何学チックな柄になった。ビューティフル。

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170度のオーブンで35分くらい焼く。

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膨らむすがたがなんだか可愛らしい。

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じゃじゃん!

なぜかちょっと中心が偏ったうえに左上部分が割れてしまったけれども、表面の模様は崩れずに焼き上がった。

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ちなみにこのケーキクーラーはおニュー。ダメ元でグラサージュ用に網が欲しいと力説したらOtto氏が買ってくれた。ラッキー。


冷めたら型からはずそう。なかなかの迫力!

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側面も層になっているのがおわかりいただけるだろうか。

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切り口、かろうじて白黒層がみゆる。
1層ずつが細かすぎたんだなこれはきっと。スプーンじゃなくておたまでやればよかった・・・。

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肝心のお味のほうは、軽くて口当たりがよくて、甘さもそんなになくて私好み。もれなくOtto氏はヌテラオンですけどね。


さてサプライズでご登場のゼブラケーキだけど、Otto氏の第1声がこちら。

「これはあれだな、araignée (アレニェ)🕷🕸」

アレニエとはフランス語でクモのことである。

クモの巣ってことか・・・。
確かにそう見えなくもないな、っていうかそう言われるともうクモの巣にしかみえないぞ。

そういえばこれまたナイスタイミングで、つい2時間くらい前、帰宅後仕事をしていたOtto氏が、部屋の天井に蜘蛛を発見。また私に取れといってくるのかと思いきや、「これは幸運なんだ」と言っていた。フランスで蜘蛛は幸運の印なんだそうな。

ゼブラケーキになれなかったクモの巣ケーキが、幸運なクモを呼び寄せたのだろうか・・・おっすオラ、ぞくぞくすっぞ!



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きこさんへ💌私の足元の新しいパニエの中でおばけポーズで爆睡中の俺😪




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