見出し画像

フランスの新春スイーツ、ガレット・デ・ロワ

ボンジュール!昨日久しぶりに1万歩以上歩いたら、足の筋肉が驚いて筋肉痛になったユイじょりです。ひたすら座って編み続けていた年末年始の歩数は平均2 000歩くらいだったからな。歩きながら編めないかな・・・。

さて、パリに戻ってきてからのスイーツはじめ。

昨年のスタートは自分のバースデーケーキ用にマカロンでなんちゃって鏡餅を作っていたな。

マカロンは年越しにも作ってしまったので、今年はフランスの新春スイーツ、ガレット・デ・ロワを作ってみることにした。

私、ガレット・デ・ロワは作ったことがない。なぜって?年明けのフランスではガレット・デ・ロワがどこもかしこも溢れかえっており、「これは外で買うもの」という位置付けだったから。

北の巨大スーパーではディズニーコラボですごいことになってた。

フランジパーヌ(アーモンドクリームっぽいやつ)をパイ生地で挟むのが定番だけど、中にはりんごの甘煮が入っているものや(ただのアップルパイでは?)、トロペジェンヌっぽいものも並んでいたりで、さすがスイーツ大国のこの国は新春から飛ばすなあと思ってみている。

このお店は4つフレーバーがあった


マカロンでもロワ!


今年は北ですでにりんご版のガレットをいただいていたし、Otto氏はアーモンドクリームのほうが好きだそうなので、初めてのガレット・デ・ロワは定番のものでいくことにした。アーモンドクリームはカンタンだし、お手軽にできそう。

そうそう、日本のパリ界隈ではなんとパイ生地まで自作してしまう方もいらっしゃった。あえてハードルを上げてしかも成功するところが本当にすごい。。


私も変態系の自覚はあるけれど、それには及びませんで。ノエルで使ったピカールの冷凍パイ生地が余っていたので、冷蔵パイ生地を買い足して使う。せっかくなのでバターはエシレで。フェーヴ・トンカで風味足し。

インスタで流れてきたスイーツ系アカウントのレシピがよさげだったので、そちらを参考に。グラニュー糖100g、バター(有塩)100g、たまご2個、アーモンドプードル150g、フェーブトンカのすりおろしをただ混ぜるだけ。超カンタンである。

肝心の中に仕込むフェーヴは、お守り代わりにバックにひそませていたのを思い出して、昨年当てたものを使いまわすことにした。とっておいてよかった・・・。

冷蔵パイ生地はそのまま使えるけど、ピカールの冷凍生地は自分で型取りしなくては。冷蔵パイ生地の直径がバカでかい(注:フランスの定番)ので、それに合うようなセルクル・・・なんてあるわけもなく。代わりになるものを探したらイケアのバカでかいボウルがよさげだったので、こちらで型取りを。

絞り袋にアーモンドクリームを入れて絞り出して、スプーンでならす。フェーヴを埋め込むのを忘れずに!

チラリ

パイ生地を被せて端っこを合わせる。余ったパイ生地は2本編みにして周りにまいてみた。

卵黄(+牛乳もしくは生クリーム)を丁寧に塗りまくったら、ナイフでお絵描きタイム!お初だし定番でいいやってことで何も考えず渦巻き模様を描いてみる。均整があまり取れてないけどまあこれも初めてなので目を瞑ろう。

あとは180度のオーブンで40分くらい焼いていい感じの焼き色がついたら完成。

はじめてにしてはなかなかの出来じゃありませんかね!

余った生地を巻きつけたのもなかなかいいアイデアであった。

フェーヴは1回目で私がゲットしましたよ。


美味しいしカンタンだし、これからは自作することにするか・・・。


王様あらわる!


この記事が参加している募集

#至福のスイーツ

16,192件

サポートいただいた分は、おうちごはん研究費としてフル活用いたします!