北フランス、オパール海岸で過ごす夏
「好きなものは先に食べる?後に食べる?」と問われれば、真っ先に食べる派100%な我が家の面々。
ってことで、まずは観てくれよな!
可愛い子には旅をさせよ。
旅っていうかただ海に入水させただけという説もあるけれど。
タイトル: 「俺が泳いだ!」🐶
この夏の集大成。飼い主が作った初リール。超絶自己満足。
というか、インスタのリンクって貼り付けても反映されない?😢
干潮時に浅瀬にできた水たまりなので水深30cmもないくらいで、「足ついてんじゃない?」とのたもうOtto氏。
思い返せば、俺がまだ赤子に毛が生えたくらいのときのこと。バカンスで訪れたフランス南西部で、私が犬同伴OKのホテル併設のプールにてガチ泳ぎしていたらば、プールサイドで私の伴走をしながら途中で滑り落ちて溺れかける悲劇。
案の定、その後の犬生において水NGとなってしまった俺的には、水の中に自らむかっていくという姿自体が稀有なのであって、足がついててもついてなくてもそれはどうでもよいのだ!
水に慣れて一瞬でも犬かきっぽいそぶりを見せてくれているだけで、まるで逆上がりが初めてできた子どもを見るような感動を覚える。
犬に母性抱いてどうすんだをい。いいじゃないの、人間だもの、みつを。
フランス北部、オパール海岸
ふぅ。前段でお腹いっぱいになりつつあるけれども、もう少しお付き合いのほど。
今回訪れたのは、Le Touquet-Paris-Plage(ル・トゥケ・パリ・プラージュ)というフランス北部の海に面した街。
夏休みでいえば、昨年の巨大水族館のある街からさらに南下しただけだし、さらに今年の冬はこの街にしょっちゅうきていたので、街自体は慣れっこ。新鮮味は特にない。
去年の様子は色々書いてるけれども、このへんをのぞいてもらえるとよいのかな。
Le Touquetの海岸は、今年の冬、つまり完全なるオフシーズンによくきていた。かつてはひとっこ1人いなくてビーチ独占ひゃっほーい!!!だったのに、さすがフランス有数の避暑地。夏はたしかに人でごったがえしていた。
小さな街だけれども、キュッとコンパクトに割となんでもそろう。パリじゃなのに価格もおおよそパリ価格。さすが、パリ・プラージュを名乗るだけあるわい・・・。
私は2週間半くらい休みだけど、Otto氏は9月にバカンスをずらしているため、氏は日中仕事。俺と私はダラダラ。
前にもつぶやいたけれど、2週間いたうち、最初の週はフランス全土が40度近くまで気温が上がっているというのに、さすが北?なのかちっとも暑くない。むしろ肌寒い。海のある軽井沢といったところだろうか。
そうそう、海岸にはバーだけでなく、子ども用のアスレチックのようなものがとにかくたくさんあって、常にキャッキャと子どもの声が響いていた。
夕方までこんな曇り空。
地中海の島に行く感覚で水着5セット&その上に羽織る短パンとトップスくらいで行ったことを激しく後悔し、寒い日はひたすら長袖のニットを編んでいた。
・・・そう、その場で着るために。
現地調達じゃなくて、現地製造。まさに、寒いから編めばいいのよ。
滞在中に仕上げたろう!とひたすら編む。
それにしても、夕方まで寒いのに、海で泳いでいる老若男女が多い。
夜ごはんを食べながら「こんな寒いのにみなさんよく泳ぐわぁ。衝撃!」と話したら、北国出身のOtto氏がこんな返答をしてきた(意訳)。
「あーここらへんの人は小さい頃から慣れてっから。肌が赤いのは日焼けじゃなくて寒いからだからはっはっはっ」
・・・なんだかミョーーに納得したのである。
20度にいかない寒い日々が続いてから、2週目は30度ちかくまで気温があがってウッキウキ。
日中もビーチに繰り出して編んだり泳いだり寝たり飲んだりしていた。
暑いけど編む。外で編むのは心地よい。
週末は内陸の北へ
そうそう、合間の週末は、なかなかもりだくさん。
まずは、同じく北国でも内陸に位置する義母宅へ。
お久しぶりのおスッシーとともに。
つぎに、Otto氏の友人家族(北出身〜現在東部アルザス在住)が、これまたバカンスでTouquetよりさらに北上したCalais(カレ)近辺の海岸近くに家を借りているというので、馳せ参じることになった。
初めて会うフランス人は、もれなくいつも緊張する。人によっては話す速度が速すぎたり、アクセントが強くて言ってることが全然わからないのだ。
お子さまがいるとラッキー。俺をエサ?に会話ができるから。
さもなくば、ひたすら飲みに走る。ただの酔っ払いと思われるゆえんである。
今回は犬好きな男子が2名。お兄ちゃんのほうは動物大好きで、とにかく俺ラブ。かまってくれて最高だった。
Calaisでしばし遊んでまたTouquetにもどる。夕焼けがなんとも美しい。
夕焼けいうてもこれ22時半くらいだけどな!
夏休みごはん
昨年書いた記事の最後にふれたけれども、休暇でうれしいことナンバーワン@日本は、「日頃の料理から解放されること」だそうで。
私のようなただの料理狂としては、休みだろうがなんだろうがいつでも調理はウエルカム。今回の滞在先にはキッチンがついていて、必要最低限の器具が揃っていたので、もっぱら自炊をしていた。外食はなにせ高いし量が多いから、毎日外となると胃が死んでしまうんだ。。
といっても、大体麺。ほぼ麺。大活躍のカッペリーニ。
手を変え品を変え、細麺ばかり食べていたな。以下、厳選カッペリーニを貼っていこう。
肉より魚派な私としては、海が近いと海鮮が充実しているのが本当にうれしい。
そうそう、俺の今年の相棒メロン。これ、メロンに見えないでしょうか?こちらで売られているメロンのデフォルトな感じだからまったく疑問に思わなかったけれども・・・。
メロンは生ハムをのっけて前菜に。
かくして、5リットルのロゼもあっという間になくなったのである(え?)。
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