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夏の週末レモンスイーツ

夏のくだものといえば、檸檬・レモン・シトロン。

まだコロナ明けもしていなかった2年前の夏。

あの頃はまだ編みものにも目覚めていなかったので、料理するかnote書くかくらいしかすることがなく。今となっては編みのない生活って想像もできないのがおそろしいが…。

そんな超絶暇人の思いつきで、iPadを取り出し、ささっとお絵描きしてみた。最愛果物レモン。

フランス語のシトロンという響きも大好き


チョコチップクッキーさんに勧められて、これ、みんなのフォトギャラリーにものせているのだけど、定期的に「使っていただきました!」と通知がくる。
たどってみたら、どうやら30記事近く採用していただいているようだ。


続いて描いたモモちゃんも、同じくらい使っていただいている。

選ばれるってのはなんでもうれしいものね。いろんなものと隔離された平坦な生活のなかで、ちょっとしたほっこり。




ここ北フランス、ここ数日でようやく夏らしくなってきた。
恒例の週末朝ごはん&デザートは、レモン、あなたに決めたよ。

レモンに特化しているのがいいなと思ってずっと昔に買ったこちらの本


フレッシュレモンのパウンドケーキ


レモン×はちみつのケーク・オ・シトロンはかつてよく作っていた。これOtto氏もお気に入り。


このレモンスイーツ本にのっているパウンドケーキレシピでは作ったことがなかったので、今回はこちらを採用してみる。

バター、薄力粉、グラニュー糖、ベーキングパウダー、卵、レモン(汁&皮すりおろし)


パウンドケーキはいろいろとシンプルなのがいいね。バターと砂糖をすりすり混ぜて卵加えてふるった粉類入れて混ぜるだけ。

最後にフレッシュなレモン果汁と皮すりおろしを入れるの


型に流してオーブンで焼いている間、飾り用のレモンシロップ作りを。

よく洗ったBIOシトロンをスライス
水とグラニュー糖をレモンスライスと同量加えて、落とし蓋をして煮る

レシピによれば、焼き上がったパウンドケーキにシロップを染み込ませてスライスを飾るのだが、ここで私のMOTTAINAI精神発動。冷凍庫に眠っていたいつぞやのレモンアイシングのあまりを解凍してベタ塗りしてみようプロジェクト。


ざ、雑。。。。。。

ぼろっぼろのアイシング(涙)


ちょっとあれかなと思った時点でなにか対処すればよかったのかもだけど、てやんでい、これが江戸っ子の粋ってもんよ!(江戸っ子の血ゼロ人間が言うなや)


強行突破で出来上がりということにして、冷めたら冷蔵庫にいれて一晩おやすみいただくことにした。

お皿の白とのコンビネーションはいいね
ズームすると粗がアラアラ。。


日曜の朝、同時進行で焼いていたスタバ風クッキーとともに、いざ、糖度高めな朝ごはん。

もちろんOtto氏はレモンスライスは要らぬ、と
カット。ちょっと気泡入っちゃったけど、まあ気にすんな
ムンクも叫ぶよ

レモン効いてて美味!
ジューシーさがもうちょっとあってもいいかも。

私このひと切れしか食べてないんだけど、2日で全部なくなっていたところをみると、どうやらうちの仏人のお気に入ったらしい。よきかな。


レモンスカッシュ

スカっとレモンスカッシュがからだにうれしい季節。

パウンドケーキの飾りにつくったシロップは、炭酸水で割って、レモンスカッシュに。

散歩終わりの乾いた喉に、麦茶代わりにゴクゴク。
飲みすぎた日の翌朝にクイっとすると、スっとするよ。

ミントとかいれてもよさげ


麦茶代わりにも、大正漢方胃腸薬代わりにもなるレモンシロップ、優秀。


レモンスクエア

あ、これ私絶対好きだわと思ったレシピ、レモンスクエア。

素朴な感じもいい

そもそもプチプチのポピーシードが大好きだし、上にのっかってる黄色いフィリング、めっちゃ酸味効いてそうじゃないのこれ?よさげ。

しかも、レシピをざっとみると、几帳面さが要求されなそうなスイーツでもない。こことても重要。土曜夜の食後、軽く酔っ払い状態で作ろうとしているからな!


私のスクエア型、レシピの型よりもひと周り大きいようだ。
体積=正方形の面積×高さよね、っつーことは、!@#$%^&*()_!・・・

こういう計算は、酔っ払ってても割とすすんでできる。
なんなら酔っ払ったときのほうが冴えてる感さえある。

でも、計算し終わった段階で満足してしまっているせいかなんなのか、材料を量り始めたらなんだか途中で面倒くさくなって(特に卵)、合言葉炸裂。

「ま、マカロンでもないし、いっか」

マカロン狂の時の几帳面度がヤバいわたくしを示唆


こうして、目分量スイーツ作りが始まるのである。


薄力粉、粉砂糖を合わせて混ぜたら、レモン皮すりおろしとバターを加えてすりまぜる
ポピーシードを加えて混ぜたら、指でプッシュプッシュ!
土台、焼けた、焼けた

テキトーにしたためた土台が焼き上がったところで、その間に薄力粉、ベーキングパウダー、レモン果汁&皮すりおろし、卵、グラニュー糖でこれまたテキトーに混ぜたフィリングを流し込む。

卵、本来なら1と3分の1?くらいなんだけど、
面倒だから2個使っちゃったYO
ポピーシード若干浮き出てる説

これをオーブンに入れて焼き上げたら、就寝。




はい、翌日。

朝、こんな感じ
カット


いやなんか、焼けている様子を眺めながら、あーこれ絶対卵多かったよなって思ったよね。

定規なしで切ったけど、そこそこスクエアに仕上がった!よい!
層が4層くらい。。。?
ぎゅぎゅっとコンパクトな感じ
定番のムンクおともで朝ごはん


おお、これは・・・!
悪くない。いや、いい。

卵がちょっと多かったのも、まあご愛嬌。
やっぱりレモン菓子にポピーシード合わせるの大賛成。


レシピ通りにつくれない女、好きな言葉は「終わりよければすべてよし」。


パンケーキ、パンケーキ


さて今週末。

土曜に菓子を作る体力を持ち合わせていなかったので、日曜朝、即席でできるものといえばパンケーキ一択。


レモン主役スイーツではないけど、レモン果汁を使いますのでね、パンケーキ。

日曜朝。Twitter、じゃなくてエックスのおすすめで流れてきてブックマしていたスフレパンケーキってやつ。材料は、卵、牛乳、薄力粉、ベーキングパウダー、コーンスターチ、グラニュー糖、そしてレモン果汁。


メレンゲ泡立てなきゃだわ、しぼり袋使わなきゃだわでこりゃー朝イチで作るやつじゃないなと後悔しながら、しぼってやりましたぜ。

しぼったところ
スライムみたいでかわいい

焼き上がった直後はふっくらしてたんだけども、一口コンロゆえその後何度か焼いていたら、その間にしょぼんとしぼんでしまった。

OMG
こういうときにムンクマグいいな
メープルシロップをかけていただく

うちのOtto氏、「これは甘いオムレツだな」。

・・・ぐうの音も出ないわ。。
モンサンミッシェルのマダムのクソ高いスフレオムレツ食べたときの感情よね。わかるわかる。

いやね、本当に美味しいところで食べたら多分満足なのだろうけど、家でわざわざ作るもんじゃないな。というか、パンケーキがスフレである必要はないんだよ(ひとりごとです)。


月曜、つまり今朝。

昨日の反省?をいかして、というか、朝ごはんに食べるものがなかったので、いつものパンケーキを焼く。ちなみにこれもレモン汁使いまっせ。

朝、全部食べました、ふたりで。
めっちゃグラニュー糖かける人(O氏)


あー、やっぱり、定番こそイチバン!




ときたま、魂が抜けたかのように謎の一点を見つめる俺
の、後ろ姿

ヒトには見えないものが見えているのだろうか。。。

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