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ホームスクールの日常③きっかけ作り

こんにちは、結(ゆい)です。

このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。

今回は、子どもの興味のきっかけ作りというテーマでお届けします。

仕切り(黄緑葉っぱ)

オススメの本があるとき

うちの家族はそれぞれ色々な趣味を持っていますが、ひとつだけ共通の趣味として「読書」があります。
夫や私が持っているマンガや実用書を子どもたちが読むこともありますし、子どもが読んでる児童書を私が読ませてもらうこともあります。

最近、どこかの書評で「本好きの下克上」という作品を知りました。
内容的には異世界転生物のライトノベルで読みやすく、挿絵もかわいらしいので、小5の長男と小3の長女は好きそうだなーと感じました。

ですが、私が図書館から借りてきて一方的に「これ、好きだと思うから読んでみたら?」と言っても子どもたちは読みません、そこに自分の意思がないからです。

まずは自分から

そこで一計。図書館から借りた上でまずは私が読み始めます。家事の合間も手に取って少しずつ読み進めていると、子どもたちが「何それマンガ?」と質問してくれました。
その段階で初めて「いやーこれ、面白いわ。本好きの主人公が文明のあまり発達していない異世界に転生して、本が読みたい一心で紙作りに取り組む話なんだけどね…」と説明します。

すると…まずは長男が読み始めます。彼の読書スピードは大人と変わらないので数時間で読み終わり、私と「あのキャラがさー」と盛り上がりました。

その様子を見ていた長女も「表紙の女の子が可愛いねー」と言って手に取り黙々と読み始めます。

その様子を見て改めて、自ら興味を持って手を伸ばすということの大切さを感じました。
親子で共通の話題も増えたのでとても嬉しいです。

我が家は子どもが興味を持つことだけを深堀していく「アンスクーリング(※)」という学びのスタイルを選んでいますが、子どもの興味の種が芽吹くきっかけ作りはちょこちょこやっています。

親の下心は見抜かれる

その時大切なのは、「まずは親自身が楽しめることをやってみる」ということです。「子どものためになるかもしれないから…」という大人の下心って驚くほどに見抜かれるんですよね。

子どもの興味や得意なことを観察して、「やってみたい!」という気持ちの芽吹きを見つけたらサポートする、難しいけど楽しいことだなぁと改めて感じました。

というわけで、本好きの下克上が予想以上に面白くページを繰る手が止まりません。1冊が分厚く、本編だけで27巻あるため読み切るまではかなり時間がかかりそう。
このnoteの更新頻度が落ちたら「あぁ、読書が忙しいんだな」と察していただければ幸いです笑

仕切り(黄緑葉っぱ)

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↓次回↓


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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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