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「不登校の親の会」の大切さ

こんにちは、結(ゆい)です。

このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。

今回は、色々な方と話す中で感じたことをお届けします。

仕切り(黄緑葉っぱ)

子どもの不登校で親は動揺し消耗する

先日、「明るい不登校」というClubhouse roomにお邪魔して色々とお話をさせていただきました。

ここは山本りかさんが運営している場所で、毎朝8時から不登校のお子さんを持つ方や多様な教育に関心を持つ先生などが集まり、自由な雰囲気であれこれ話しています。

そこで話をする中で、改めて感じたのは「不登校の親の会」の大切さです。
不登校の親の会というのはその名の通り、子どもが不登校になった親同士が集まって、意見交換をする場所です。

子どもの不登校に直面した時、親はとても動揺します。
「いじめにあったのだろうか」「この子の将来はどうなるのだろうか」そして、「私の育て方が悪かったんだろうか…」と自分を責めていきます。

ですが、そんな自分の気持ちとゆっくり向き合う時間はありません。
なぜなら、学校とのやり取りや子どもへのアプローチ、夫婦間での意見のすり合わせなど、やらなければならないことが山積みだからです。

不安な気持ちを吐き出す必要がある

そんな風にエネルギーを消耗し疲れ果てていくと、家族の関係性も不安定になってしまいます。親も自分の気持ちを吐き出して、これまで感じてきたことを整理する場所が必要なのです。

そのためにあるのが「不登校の親の会」です。
集まっている親たちは、不登校に悩んでいる真っ最中から、すでにそのご家庭なりの育ち方を見つけ出している方まで様々ですが、皆さん「子どもの不登校に向き合っている」という共通点があります。

ここでは、自分の子どもが不登校になったことへの戸惑いや不安を話すことができます。そして、「わかる!私もそうだった。」と共感してもらえることで、不登校で悩んでいるのは自分だけじゃないんだと感じ、孤独感から解放されます。

さらに自分の感情を言語化することで「私自身はどう考えているのか」を見つめ直し、これまでの価値観を変えようとする余裕が生まれます。

親が思いつめている限り、子どもは「親にこんな顔をさせているのは自分が学校に行かないせいだ」と責め続けてしまうので、親の気持ちが少し楽になると子どもかかる負荷が減るのです。

不登校をしているのは子どもなので、子どもへのアプローチが注目されますが、実は親のケアも大切なのではないかと思います。
そのために、同じような体験をして感情を分かち合える人たちと自己開示をしあう「不登校の親の会」は大切な役割を果たしていると思います。

親の会を探すのにオススメなサイト

不登校の親の会は、全国各地で任意団体として活動しています。
↓不登校の親の会情報↓

こちらで見つからない場合
「お住まいの都道府県(市町村)+不登校+親の会」で検索すると見つかるかもしれません。

また、私が参加させていただいたClubhouseの「明るい不登校」も毎朝8時から、保護者の方たちが明るい雰囲気で近況報告や感じたことを共有し合っていらっしゃるので、不登校の親の会と同様、ピアカウンセリングの効果があるなーと感じました。
↓明るい不登校の紹介ページ LINE上でおしゃべりする場所もあります↓

子どもが不登校になったとき、親子共に孤立してしまうと本当に辛いと思います。
少しでも早く、「ひとりじゃないんだ」と感じられる居場所に繋がれることを願って、紹介させていただきました。

仕切り(黄緑葉っぱ)

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次回は、オルタナティブスクールやフリースクールを経験した若者の座談会に参加して感じたことをお伝えします。
↓次回↓

長男が不登校になったとき、私たち夫婦もかなり動揺しました。
夫は親の会で思いを吐き出し、気持ちが整理できたと話しています。
↓こちら↓


「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
↓こちら↓


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