多様な学びで育つということ
こんにちは、結(ゆい)です。
このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。
今回は、学校外の多様な学びで育った方たちと話す中で感じたことをお伝えします。
9月5日に、「第8回 多様な学び実践研究フォーラム」の分科会に登壇させていただきました。
分科会のテーマは、「多様な学びで育つ子ども達のリアルな声を聞く」です。
どんな教育か、よりその子に合うかが大切
パネリストは、不登校を経験して大人になった私のほか、シュタイナー教育やフリースクールで学び卒業した20代の方。
そして、現役でフリースクールに通学したり、家で自分の得意を伸ばしている小中学生です。
私は不登校を経て大人になった人、という立場で参加しました。
いわゆる一般的な学校を通らずに成長してきた人たちが異口同音に言っていたのは、「多様な学びが素晴らしいわけではない。大切なのはその子に会った教育かどうかだ」ということです。
シュタイナー教育を受けて育った20代の方は、
「シュタイナーで育ったと話すと、『素晴らしい教育なんでしょう』と言われるけど、そんなことはない。完璧な教育制度なんてないのだから、シュタイナーにもいい面と悪い面があるし、合う子と合わない子がいる。」
と言い切っていました。
私自身、息子が不登校になった当初は随分焦り、「この子は、もっと自由な学びを受けられるフリースクールならもっと伸びるんじゃないだろうか、全寮制ならどうだろう??」息子に求められてもいないのにネットでアレコレ調べていたので、耳が痛いです笑
大切なのは周囲から注がれる信頼と愛情
今回の分科会に参加させていただいて改めて感じたのは、
子どもにとって必要なのは「完璧な教育」ではなくて、その子自身が周囲から注がれる愛情や信頼をたっぷり受け取り、安心して過ごせる環境。
まずはそれに尽きるんだなということです。
逆に言うとそれさえあれば、学校でも不登校でもフリースクールでも、どんな道をたどっても、幸せを見つけられる大人に育っていく。
多様な学びで育つ(育った)人たちと話す中で、そんなことを感じました。
完全なる余談
分科会後に登壇者同士で少し話す場面があったので、私は「今日は本当に楽しかったです、ありがとうございました!」と元気いっぱい感想を述べました。
その後、中2の男の子が「今日は本当に楽しかったです、また皆さんとどこかでご一緒出来たら嬉しいです」とスマートに挨拶をなさっていて、社会人として完全敗北を期しました 笑
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次回は「ホームスクーラーの親」として登壇させていただいたときの話です。
↓次回↓
子どもが学びを選べる社会がくればいいのになぁと、願いを綴った記事もあります。
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
↓こちら↓
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