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不登校について夫婦で意見が割れた②互いの気持ちを尊重し合う

こんにちは、結(ゆい)です。
このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。

今回は、長男の不登校に対して夫と意見が割れたとき、どのようにしていったかをお伝えします。
前回からの続きとなっているので、そちらもお目通しいただければ嬉しいです。
前回 不登校について夫婦で意見が割れた① 一番つらかった時期

仕切り(黄緑葉っぱ)

夫婦で気持ちを傾聴し合う

夫は、学校生活という経験が欠落したまま大人になる長男の人生を心配してはいましたが、無理やり登校させようとしたり、大きな声を出したりすることはなく、あくまでも息子の気持ちを尊重していました。

そのため、夫と息子が学校について話し合っているとき、私は『どちらにもつかず見守る』という姿勢を貫きました。私が息子の側に立ってしまうと夫が孤立し、頑なになってしまうと感じたからです。

夫婦で話し合うときも、自分の考えを一方的に話すのではなく、互いの気持ちを傾聴し合うことを心掛けました。
そうしていくうちに夫は、学校に行かないことが許せないのではなく、先の見えないルートに入る息子を見て不安になっているのだ、ということが分かり始めました。

あくまでも「提案」で勧める

夫婦の対話以外にも、不登校に関する講演会を聞いたり、不登校の親の会に参加して自分の気持ちを吐露し、同じ経験をしてきた親御さんたちに共感してもらえたことで、孤独感が薄れ安心したということもあるかもしれません。
これらの会には「こういうイベントがあるみたいだけど、行ってみる?私は用事があっていけないんだけど…」と提案する形で情報を伝えていきました。「いいから行ってきて!」と強制していたら、きっと逆効果になっていたと思います。

なによりも、学校から離れることで表情が明るくなり、活き活きしていく長男を間近にみたことで、少しずつ意識が変わってきたように感じます。

このような経験の積み重ねで夫は徐々に、学校に通うことが大前提じゃなくてもよいのではないかという気持ちになっていきました。
そうなってから初めて、「私たち夫婦が長男に望むことはなんだろう」と話し合い「学校に行くか行かないかではなく、息子が安心して笑顔でいることが最優先」という結論にたどり着きました。

他人を変えることは出来ない

私と夫は結婚してからずっと、ケンカや意見のぶつかり合いもなく穏やかに過ごしてきので、長男の不登校に対する意見の食い違いが続いた数か月間は、とても戸惑いましたし、正直辛かったです。

ですが今振り返えると、子育てや教育について何度も話し合うことで、お互いの違いを認めながらも理解を深め合うことができて、夫婦としての絆が深まる経験になったと感じます。

私はこの経験から、人を変えることは出来ない、まずは相手の考えをしっかり聞き理解した上で、自分の気持ちを丁寧に伝えていくことが大切なのだと学びました。

もちろん、すべての出来事に対してこのように対応していては身が持ちませんが、身近で切実な内容の時こそ今回の経験を思い出して対応していきたいなと感じています。

仕切り(黄緑葉っぱ)

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今回は、夫と意見が食い違ったとき、互いの理解をどのように深めていったかについてお届けしました。次回は子どもたちの日常をお伝えします。
↓次回↓


長男の不登校についての詳細もまとめています。
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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