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ホームスクール家庭と学校の連携④食べない給食費を支払う?

こんにちは、結(ゆい)です。

このnoteでは、長男の不登校をきっかけに、ホームスクーリングという育ち方を選択した我が家のアレコレをお伝えしています。

今回は、給食費や教材費など「学校を利用するから発生する費用」をどうしているかについてお届けします。

ホームスクーリングをすることになったきっかけなどは、
不登校からのホームスクーリング① 長男の不登校に揺れる親心をお読みください。

仕切り(黄緑葉っぱ)

不登校やホームスクーリングなど、学校に通う日数が極端に少ない場合、給食費や教材費をどうするかで悩まれるケースが多いと思います。
まずは、給食費がなぜ発生するのかを確認していきましょう。

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給食費について

学校給食は、「学校給食法」という法律に基づいて提供されています。
この法律は要するに「学校はなるべく子どもたちに給食を提供できるようにしてくださいね、そして食材にかかる費用は保護者に負担してもらいます」という内容です。

国が定める学校給食法は、あくまでも大枠なので、その金額や徴収方法など細かなことは、市町村が条例で決めていきます。

不登校やホームスクーリングを選択したご家庭は、基本的に学校給食を食べる回数が少ないです。
それでも「月1回でも通うかもしれないから」という気持ちで給食費を満額払っていると、子どもが休んでいる様子を見た親は、食べない給食費を払っているという経済的な負荷と、学校に行ったら昼食を用意しなくてもいいのにという精神的な負担を感じることになるでしょう。

でも実は、市町村が定める条例で「給食を食べない日が5日以上続いたら日割り計算にします」と定めているものが多いのです。
事前に届け出が必要だったりしますが、給食費の支払いでもやもやを感じている場合、「お住まいの市町村名+学校給食費」で検索してみると、何か気づきがあるかもしれません。

教材費について

次に、教材費について考えてみましょう。
教材費は学校が学習に必要だと判断したもの(リコーダーや習字道具)について、斡旋のお知らせがあります。これはあくまでも斡旋なので、買わなくても大丈夫です。
もし、子どもが途中からその教材を使用した授業を受けたい気持ちになったなら、その時に学校から教材の型式を聞いて購入するでも問題ありません。
少なくとも、リコーダー、絵の具セット、習字セットはAmazonで取り扱いがありました。

このように、学校で発生する費用についてひとつづつ確認していくと、利用するかどうかに応じて選べることが分かります。

学校に行くために発生している費用を支払うことで、行っていない現状にモヤモヤを感じるのであれば、支払いを停止するという選択肢があるということが伝われば嬉しいです。

子どもを安心させること

なお、毎回同じ結論で恐縮ですが、給食を食べに行くか行かないか、その教材を使うか使わないかは、あくまでも子ども自身の希望を丁寧に聞き、親は学校にその考えを伝達することが大切です。

不登校で「行かなければ」とプレッシャーを感じている子どもはとてもデリケートです。
給食費を払っていれば「払ってもらってるのに行けない…」と感じ、払わなければそれはそれで「みんなが払っている給食費(という学校とのつながり)が自分は持てない」と自分を責めてしまうかもしれません。

そんな時はぜひ、「給食費や教材はあとからどうにでもなるから、まずはあなたの気持ちを聞かせてほしい、ゆっくり待っているからね」と伝えると、安心できるのではないかと思います。

仕切り(黄緑葉っぱ)

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今回は、給食費や教材費についてお伝えしました。あくまでも私が調べた範囲のことではありますが、この記事がどなたかのお役に立てれば嬉しいです。
次回は、我が家のホームスクーリングの日常をお届けします
↓次回↓


我が家の長女は、「おいしい給食だけ食べに行く」「面白そうな授業だけ受けに行く」という学校の部分利用をしています。
もし気になった方は、こちらの記事もお読みいただけると、何か気づきがあるかもしれません。
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「不登校」や「ホームスクーリング」など様々なテーマで連載をしているため、全体をまとめたページを作っています。
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