えむ。と。

些細な幸せを。

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それがそれである意味

今日は中秋の名月。 お団子は食べなかったけれど、お天気も良くて今夜は美しい月を見る事ができた。 ふと、頭を過ぎったこと。 月が美しいと思えるのは、周りが暗いから。 太陽の暖かさを有り難いと思えるのは、凍えるような寒さを知っているから。 それぞれがそれぞれに、それであることの意味がある。 私が私であることの意味もある。 だから、私も私らしく在りたいと思う。 朝晩はすっかり秋の涼しさ。 鈴虫の鳴き声も聞こえるし、秋桜だって見かける。 季節はゆっくり、でもちゃんと前に進ん

    • 潮の香

      久しぶりの世間の休日に、家族で遠出。 世間の休日にご縁が全くない私達。 涼しくなってきたし、、ということで北へドライブ。 行き先は 京都は宮津市です。 ご存知の方もいらっしゃるように、ここ宮津市は日本三大景勝地の一つ、天の橋立があるところ。 家族も行きたいということで、出掛けることに。 ですが、、、やはり。渋滞が凄まじく。 結局近くまで行き、公園で日本海の潮の香を感じて帰ってきました。 お昼は海鮮丼。 私はアオリイカ丼をチョイス。 家族も喜んで食べていました。 猛暑だ

      • HELLO.

        平日の貴重な休日。 午前中はゆっくり。 午後からは職場の仲間のベビーに会いに。 何もかもがリトルなサイズで、何をするにも可愛い。 ずっと見ていられる。 帰宅後は、お土産に貰ったお菓子を食べて一服。 ここ数日少し体調が良いかもと思って、無理をしたからか、顔と手足が火照る。そして、微熱気味。 仕事も週の頭から激務だった。 疲れが出ているのだと思う。 昔は無理しても、全然平気だったのに。 今は無理するとこうなる。 年を重ねるということ。 そんな明日は誕生日。 子供の時は嬉

        • 揺らめくすがた

          休日。 週末は、身体を休めることに専念しています。 平日の休日を知ってしまっているからか、週末に出かける事が好きではありません。 そんな今日も午前中はゆっくり。 午後からは少し買い出し、そして後はコーヒーを淹れて、お香を焚いたり。 そんなのんびりな1日でした。 仕事の日は、何とかやり過ごす事が多いけれど、休日は気が抜けるのか、ただただ怠かったり。 ふと知ったストレッチをしてみたら、とても気持ちが良い。 あー、体が歪んでいるのかもしれない。 薄々分かっていたけれど、きっ

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        記事

          秋をほんの少し。

          朝晩の風が少しひんやりして、やっと、やっと秋の気配を感じる日が多くなってきました。 先日の休日に行ったのは古都、京都。 京都は大好きで、タイミングがあれば半ば思いつきで行ってしまうほど。 トップの写真は、京都へ行くとかなりの頻度で伺うお香店の裏入口。 この眺めが気に入りです。 確か大阪にもお店はあるのですが、私は行ったことはなく。 いつも京都本店へ。 この日は、偶然にも10日で平安蚤の市が開催されている日でした! 平安神宮の目の前。冷泉通りで開催。 沢山のアンティ

          秋をほんの少し。

          世界観を広げること

          今年はいつもとは違う夏。 青空に蝉の声、景色は変わらないのに。 心だけはぶれずにいたいと思うけれど難しい。 夏の夕暮れ。 空を見上げて。 こんな日々を、ただ悶々として暮らすこと。 変わらないのに景色、変わらないのに物、変わらない気持ちを心に留めて、糧にしたい。 日常のありふれた暮らしに潜む、小さな輝く石を見つけたい。 そんなキラキラとした石を残しておくために、カメラを買うことにしました。 撮るものは、至って普通。 日常。でもその日常こそ、わたしの残したいもの。

          世界観を広げること

          心のままに

          自宅の庭に植えたフェイジョアの木。 細い幹を買いましたが、しっかりと芽は出てきてくれる。 来年も、再来年も芽を付けてくれて、大きくなる姿に想いを馳せて。 こうやって、何年も何十年もかけて育む世界は本当に愛おしい。 長い年月を経て育てるもの。 植物はもちろん、洋服だったり、革小物だったり。 対象は物だけではなく、友情も愛情だって。 そこに注いだ、決して測ることのできない心の尺度。 そこに美しさを、怖さを見出す愉しさと憂い。 人は色々なアンビバレントな感情を持ちなが

          文に恋して

          春に自粛生活が始まり、随分と自分を見つめ直す時間を持つことができました。 物心ついた時から、「書く」ことは好きでした。 「書く」といっても「描く」とは異なり、文字を書いたり、思いを連ねたりといった、、そういうタイプの方です。 達筆とは程遠く、、ペン字も練習していたこともありますが、、中々上達することができず。 それでも、やっぱり手を動かして、自分の気持ちや考えを表現するということが、今の時代ではアナログかもしれないですが、大好きです。 ずっと整理したかった切手や便箋。

          文に恋して

          初夏の薫り

          おうち時間が長くなりすぎて、でもこういうゆったりした時間は、本当に久しぶりで。 嫌いではないのだけど、家中のあらゆる所が目につき、、やれ、ああしたいとか、こうしたいとか、、欲って凄いなぁと改めて思います。 欲はあるけれど、叶えられない現実という壁が立ちはだかることも多々。 叶えられないと分かっていても、想像したりするだけでも良いものねと、すっと心に落ちる感じ。 こんな不便な世の中だからこそ生まれた感情なのかも知れないです、わたしの場合は。 写真は4.5年ぶりに食べたsh

          初夏の薫り

          新緑に包まれたい

          先日、いわゆる故郷へ行ってきました。 大学入学と同時に、その故郷を離れたのですが、訳あって、長らくこの地を踏むことがありませんでした。 外出自粛でどこにも行くことができないので、ドライブということで、18年くらいぶりにこの地へ。 15年程暮らしたこの小さな村。 当時は何をするにも不便で、多感な時期だったので嫌気がさすことも屡々。 飛び出すように出た、そんな小さな村を15年以上ぶりに訪れたのです。 あの頃のままの道や景色が、流れるように目に映る。 それでいて、何処に居る

          新緑に包まれたい

          君と出逢ってから

          季節は間違いなく前に進んでいるのに、世界は大変な事態になっていて、どうにかして心穏やかに暮らせたらと思いながらも、この世界にいる以上中々難しくあったり。 ほんの些細なことに敏感になり過ぎて、元々どちらかと言えば神経質な性格なので、拍車がかかります。 一日も早い晴れの日を願う気持ちは皆同じですね。 写真はわたしがずっと大切に着ている洋服。 arts&scienceのものです。 初めてこのワンピースに触れた時の、心を鷲掴みにされた感動は、ずっと離れないのです。 薄手のハイ

          君と出逢ってから

          fabricに恋して

          またまた服の話。 インスタグラムでは長々と言葉を連ねることに、わたしは抵抗があるのでブログで残したいと思います。 以前、わたしが服を好きな理由の1つに 「着ることで前向きな気持ちになれる」 とInstagramに書きました。 もちろん、そこがわたしの服好きの原点なのだけど、その前向きな気持ちには「着心地の良さ」というものの存在が前提にあると思います。 その着心地をつくるもの、、それは生地を選び、縫製する職人さんの目利きや技術。 そこにとても惚れ込むようになりました。

          fabricに恋して

          心を華やかに

          最近、週末のルーチンワークとなったJAへの買い出し。 買い出しといっても、大量に何かを購入するわけではなく、その日入荷された花を見て、季節感を味わう為に行ってるような感じです。 あとは、目に留まった朝採り野菜を少し。 花で季節を感じる生活歴は長くなくて、、 やっと春夏秋冬を一巡したくらい。 大好きな洋服など身に付けるものに、あまり色を取り入れないタイプだし、インテリアも素朴。 北欧などヨーロッパテイストがお好きな方は、お部屋に色があると思うけれど、、うちは至ってシンプル

          心を華やかに

          香りを薫る

          ずっと愛用しているポプリ。 イタリアはサンタマリアノヴェッラのもの。 封を開けると湿った葉っぱが入っていて、 そこから何とも言えない癒しの香りが広がります。 この香りは、特徴的なので好みは分かれると思いますが、わたしの周りでは名が知られていると思います。 最初はアカシアボールなどに入れていたのですが、昨年とても素敵な器に出会いました。 京都で作陶されている佐野元春さんの器。 そこへ、このポプリを入れて、、 今はキッチンカウンターに置いています。 時間が経つと初めは湿り

          香りを薫る

          波音

          テレビをつけても、インターネットを開いても、、 今は悲しくて、心配なニュースがほとんどで。 平常心で立ち向かいたいけど、わたしにはそれが難しい。 明けない夜はないということは分かっていても、今その暗闇に居ることが辛い。 明るい光が差す方へ、早く抜け出したいですね。 先日、行った海岸公園。 波打ち際に立つのは、本当久しぶりで、打っては返す波の音を聴いて、凄く心が洗われた気分でした。 近いうちに、また行きたいなぁ。

          向き合い方。

          根っからの洋服好き。 いつから、こんなに洋服に惹かれるようになったのだろう。 小学校のうちは、母が箪笥から出す洋服を躊躇わずに着ていた記憶はあるけれど、中学校3年生の時に友達と遠くまで、修学旅行へ着ていく洋服を買いに行った事を覚えています。 その時には、拘りを持っていたような。 紆余曲折を経てはいるけれど、かれこれ20年は洋服への興味の熱りが冷めないです。 着るもの、着ることを語ると、、 とても長くなるので、またゆっくりnoteへ綴っていけたらなぁと思います。 写真

          向き合い方。