見出し画像

良性の陰キャと悪性の陰キャ

今まで陰キャについて何本か投稿してきました。その投稿については以下をご覧ください。

こういった記事を書いていくなかで、助けてあげたいと思われる良性の陰キャと、あまり相手にされない悪性の陰キャの2種類がいると考えました。今回はそういったことについて書いていきます。

ちなみに今回の陰キャの定義は「クラスに上手く馴染めなくて、教室の隅にいるような人」とさせて頂きます。「陰キャだけどそれはそれで楽しい!」って人は除きます。(それが理想ではあります、、)

自責と他責

具体的に良性と悪性の特徴を述べていきます。

【悪性】
言い訳が多い。上手くいかない理由を他責する。
・自分の能力を過大評価して「どうしようもない」と諦める。
・どの環境に属したとしてもうまくいかない。プライドが高い

【良性】
自責の念に駆られ続けてしんどい。
・「自分はなぜこんなに上手くできないんだろう」と悩み苦しむ。
・自分を人間の最底辺だと考えて死にそう。プライドがない。

こんな風に自責の念があるかどうかが違いだと思いました。
悪性の人は他責にして「周りの環境さえ変われば、自分の良さが出る」と考えているので、決して自分が変わろうとはしません。

結果的に自分に合った環境に属することもあるかもしれませんが、それは環境ガチャでしかなくて運の要素がかなり強いです。

(環境ガチャについて書いた記事もあるので、ぜひご覧ください。)

それに対して良性だと他責にせずに、自責にして苦しみ続けます。でもそれによって自分が変われれば、きっと楽しく過ごせると強く信じることができます。

そんな考え方を持っている人は、他責の人に比べて「自分を変えよう」と一生懸命になることができます。その成長意欲は部活や仕事にも、きっと通じてくるものだと思います。

周りが助けたいと思うかどうか

悪性の陰キャのように、常に他責にして過ごしている人と一緒にいても、気分が悪いし、誰も救いたいとは思いません。

仮に救いたいと思ってアドバイスをしても、自責の念がなければ「自分が悪いのではなくて、周りが悪い」と考えるので、アドバイスを受け入れて、変わっていこうと思うことは中々ありません。

また周りのせいに出来れば、自分のせいにしすぎて苦しみ続けるということはなく、放っておいてもなんとかなるし、周りの人が手を差し伸べる理由がありません。

だから言い訳をせず自分の責任を認めて、向上心を持つことが大切になってきます。

※例外

①苦しみすぎる人

自責しすぎて鬱になってなにもできなくなる人や、周りがいじめっ子ばっかりで「どう考えても周りが悪いだろ」って環境に所属している人もいます。

そんな時は逃げていいと思います。「自分を向上してより良く生きるため」の自責です。苦しんだ先に成長して幸せになれた未来が待っていれば良いですが、苦しんだ先が鬱では何の意味もありません。

②素直になれない人

他責の人も自分のせいだと分かっているが認めたくなくて、周りのせいにしているだけだったりします。

僕自身も高2の時まで自分を陰キャだと認めることが出来なくて、周りのせいにして過ごしていました。

しかし高3でクラス替えしても陰キャだったので、流石に自分のことを陰キャだと認めました。それが出来れば、周りの数少ない陰キャ友達と「どうすれば平穏な学校生活を送れるか」を話し合ったり、自分が良い生活を送るためにはどうすればいいかを考えることが出来ました。

だから苦しいかもしれませんがプライドを捨てて素直になる事が大切です。

最後に

なんかこの記事を書いていて思ったのは、現在大学4回生の自分が、高校2年生の頃の自分に向かって「とっととプライドを捨てて陰キャだと認めろ」って言いたかったのかも知れません。

なのでここからは「高校生の自分にメッセージを伝えるとすれば?」という文脈で書いてみます。読者の方をほぼ無視する形にはなりますが、なんか自分と重ね合わせたりして、各々で良い感じに読んでくだされば助かります!

高校生の自分にメッセージを伝えるとすれば?

陰キャなんて体の芯から出てくるものだから、どう頑張ったって取り繕えないししんどいだけです。それなら早く陰キャだと認めた方が、楽に生きられるし、それによって新たな道が見えてきます。

その道を進むことによって、陽キャには救えない人を救えたり、様々な人に芯から寄り添えることが出来ます。本当に苦しいとは思いますが、プライドを捨てて、本当の自分を認めてあげてください

あと陰キャだと認めた自虐の話は意外とみんな笑ってくれます。なんかそういう話も自分しかできないので「人と比べるのではなく、自分にできることを探す」という姿勢が大事なのかも知れません。


最終的には自分にメッセージを送るという謎の流れになりましたが、本日も読んでくださりありがとうございました!また明日よろしくお願いします!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?