見出し画像

成長角度をつける!

大学4回生なので必然的に後輩が増えているこの頃です。そんな後輩たちとどう接していくのかが課題になってきますが、自分なりにこんな風に接すればいいのではないかと考えました。


成長点がある?

何かに一生懸命取り組んでいると、ある一定のラインを超えて、急に上達したり、見違えるように成長したりする人がいます。それは成長点があるからだと考えています。

それを表したのが以下のグラフです。学生団体でリーダーを4月から務めて、2月に引退するまでの成長スピードを例に用います。

この図でいうと30が一定のラインとなっています。そのラインを超えるところを成長点と呼び、成長点の下(青色の矢印)と上(赤色の矢印)だとどのような違いがあるのか解説していきます。

青色→とりあえず目の前の課題に追われてしまう。発表の際も緊張しまくる。とにかく自信がない状態。
赤色
→なにか課題にぶつかっても焦らず長期的な視点で見ることが出来る。緊張はしてもスムーズに話せる。自信に満ち溢れた状態。

この成長点をいかに早く超えるかが大切になってきます。早く超えるべき理由を説明していきます。

①単純にもったいない

成長点を超えた後の方が課題に対する解決策も見つかりやすいし、緊張もあまりしなくなるし、単純に楽しいです。たださっきのグラフだと10月に成長点を超えているので、引退まで残り3,4ヶ月くらいしかありません。

もっと早く努力して成長点を超えれば、長い期間楽しく過ごせたと思うと、とてももったいなく感じます。

なんかこれって「若い時は苦労しておけ」ってよく言われるのと近くて、年配の方は苦労した先の楽しむことができる状態になれたからこそ、早めに苦労しておけといっていると感じました。

②就活に活用しやすい

就活を控えていれば、という話ですが、成長点を超えた後の方が、しっかり考えたうえで実行しているので、就活でも話しやすいと実感しています。

やはり成長点を超える前は、なにか結果が出たとしても、まぐれ当たりのことも多く、再現性の低い結果になりがちです。だからいかに自信を持って、考えられる状態になるかが大事になってきます。

成長点を早く超えさせるには?

今回は自分が元々リーダーを務めていた団体を引退して、その団体を後輩が引き継いだ時に、その新リーダーが成長点をいかに早く超えるかを考えていきます。ただもちろん自分が超えるということにも活用できます。

ちなみにグラフに表すと以下のようになります。

このグラフの差を作るためにはどうすればいいのか3つの方法を考えてみました。

①前例

旧リーダーが「今までどんな壁にぶつかってどんな解決策が必要だったのか」を新リーダーに共有しておけば、その壁にぶつかることなく、さらに進歩した新しい課題に取り組むことが出来ます。

ちなみに本を読むのも前例を知る1つの手段だし、他の団体のリーダーの人と交流を持って、悩みを相談することも良い方法だと思います。

このように効率よく最短経路で目標まで進む道を考えることが大切です。

②就活

またまた就活を控えた人向けの方法ですが、前例を知るという意味では、企業も1つの組織なので、参考になる部分は沢山あると思います。

また面接などを繰り返していく中で、自分が何のために頑張っているのか今頑張っていることは何なのかを整理できます。そういったところにも価値があると思います。

③焦り

グラフの角度を急にするには焦りが大切です。ただ人って変化を嫌うので、自分でも難しいですが、他者を焦らせるのってかなり難易度が高いです。一歩間違えれば変にプレッシャーを与えて、潰してしまう可能性もあります。

そこで健全に焦らせる1つの方法として、前例を共有したりする前の、前提の考えになると思いますが、新リーダーには去年を絶対に超えるという姿勢を持って欲しいと思います。

具体的に説明すると「あの先輩も去年の今頃は、あんまり仕事出来てなかったし、今はこんなもんでいいだろう」ではなくて「先輩が残してくれた前例を基に、去年を超えられるようになろう」と考える必要があります。

なので旧リーダーはこの理論を説明して、スピード感が必要だということを伝えることが大切です。きちんと理由を説明したうえで、納得感を持って進めるようにしましょう。

おわりに

後輩を成長させる方法について書いてきましたが、先輩は後輩を成長させようとするが、後輩は求めていないことも往々にしてあります。子供が嫌々やってる習い事なんてその典型的な例だと思います。

だから大事なのは、動かそうとすることではなく、情報を与えて自ら動くように仕向けることです。その考え方が最も大切です。(これが本当に難しいのですが、、)

人って操られてる感を持つと反発するし、自然と動かすのはかなり難しいです。だから、もしマネジメントする側ではなく、される側の人は自ら焦りを持って取り組んで欲しいと思います。

本日も読んでくださりありがとうございました!


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?