【イギリス留学#76】プライド
今日は留学先の日本人の友達が自分が帰国する前に、軽いパーティー的なものを開いてくれました。その中で「自分ってこんなにプライドが高かったんだ」って思ったことがあったので書いていきます。
ちなみに今日のカバー画像(サムネイル)は、机の上に並べている旅行のお土産です。
前回の投稿はこちらからご覧ください。
イギリスに留学する理由/準備の様子/これまでの投稿は全てこちらのマガジンに載せているので、よければご覧ください。
日本人
僕の通っている大学では日本人は全体の1%くらいみたいです。そのため日本人で結構小さなコミュニティがあって、その中の5人の方と帰る前にご飯を食べることになりました。寮の公共スペースでパーティーする感じです。
僕は午後に授業があったので行けなかったのですが、予定がない人たちがコストコで寿司やケーキを用意してくれたり、TESCOでお酒を用意してくれました。凄くありがたかいです。
話す内容
4回生の後期で留学するのは僕ぐらいなので、基本皆後輩になります。就活が終わっている人なんて中々いないので、結構就活に関する質問をしてくれて答えてたりしながら過ごしてました。
僕の場合はOCでもおてつたびでもそうなのですが、基本的にこういう時に先輩/後輩という関係にすぐなってしまいます。後輩の相談を聞いて、先輩として話すみたいな感じです。
そんな関係性になろうと意識しているわけではなくて、いつの間にかそうなっています。僕はそういう話をする関係性が楽なので、多分無意識で関係性を作っているんだと思います。
自分の価値のなさ
そのパーティーの途中でマレーシア人の方が1人の日本人に話したいことがあったらしく、入ってきました。するとその日本人の方がスラスラと流暢な英語で話し始めました。
その人達の会話を聞いて周りの日本人の方も流暢な英語で話し出しました。その時「あ、俺この中で1番英語できないな」と察しました。その割にはさっきまで偉そうに先輩として話していたので、恥ずかしくなってきました。
そんな状況で恥を恐れずに話すことなんて僕には出来なくて、そんなに聞き取れてないにも関わらず、他の人にタイミングを合わせて笑ったりして、マレーシア人の方がいなくなるまで耐えました。
こういう時に自分ってやはり日本でしか生活することが出来ないんだなと実感します。そもそも英語が話せないので、イギリスでは僕は小学生より仕事ができないし、本当に価値のない存在です。
プライド
いつもは別に「この人の英語拙いな」と思われても良いから、とりあえず頭に思いついたことを話すことが多いのですが、この時はそう思われるのが嫌で、積極的に話すことがありませんでした。
恥をかきたくないというプライドが働いたからだと思います。後輩の前でかっこつけて過ごしていたから、恥をかくことが怖くなってきてしまいました。情けない話です。
これから年を取っていくと、周りに自分より年下の人が増えていくので、自然とそういう立場で話すことが増えてくると思います。そうなるとこの恥をかきたくないという気持ちはどんどん強くなってくるはずです。
さらに新しいことを始めようとすると大体うまく行かないので、恥をかいてしまうことも多いはずです。そういったことに取り組むのが面倒で、挑戦するのが億劫になってくることも増えてくるなと思います。
おわりに
プライドの高さとかって自分が設定したハードルによると思うのですが、年を取ってくると周りから求められるハードルも自然と高くなってきます。やはり生きて行くことは本当に大変です。
本日も読んでくださりありがとうございました!
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