カレッジ授業 #2 Anti-Bias Education
休日の今日、Happy Sunday! と言いたい所ですが。。。。暑いのなんのって!今日は「華氏109度」=「摂氏43度」。ここから1時間も行かないサンフランシスコ市内は「華氏82度」=「摂氏28度」らしいので、一走りしてきても良いくらいだけど、宿題もあったのでお家で水分補給しながら、比較的涼しいい一階でのnote。
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さて、9月3日の2回目の授業。まずは今月末に提出の、課題の説明です。宿題と本読み、プラス、課題!いやー、忙しくなります。
次に「4 Goals of Anti-Bias Education」アンチバイアス教育の4つのゴール。
1. IDENTITY - Each child will demonstrate self-awareness, confidence, family pride, and positive social identities.
アイデンティティ:まず、それぞれの子供自身が一人の人間であるを自覚し、その自分や家族/グループにプライドを持ち、その自分の存在に自信を持ちながら、学校や人生の中で成長していけるよう助ける。まずは自分自身を好きになる事から。
2. DIVERSITY - Each child will express comfort and joy with human diversity; accurate language for human differences; and deep, caring human connections.
ダイバーシティ:ダイバース社会のなかで、心地よく、そして喜びを感じながら子供らしく表現ができ、正確な言葉で他者との違いを学び、その中で思いやりのある関係性を他人と築けるよう助ける。ここで重要なのは、キチンと違いを説明してあげる事。「違わないよ、同じだよ!」と大人は言いがちですが、それはある部分やある子を否定する事になりがちなので、違いを教える事は重要です。大人が考えるほど、子供は深堀せず、そのまま違いをストレートに受け取ります。
3. JUSTICE - Each child will increasingly recognize unfairness, have language to describe unfairness, and understand that unfairness hurts.
ジャスティス:子供は日々の成長の中、Unfairness(不公平)に気が付き、不公平な事を表現し始め、そして、不公平は誰かを傷つけることを学ぶので、大人がキチンと不公平について、その都度、教えてあげます。その時に、それぞれの立場の人の感情も確認してみましょう。「どう思った?」「どう思う?」自分と相手の感情に気づかせる事、どんな感情でも認めてあげる事は重要です。
4. ACTION - Each child will demonstrate empowerment and the skills to act, with others or alone, against prejudice and/or discriminatory actions.
そして、個人として、組織やグループの一員として、偏見や差別に対し、自信を思って行動できるように手助けしましょう。
保育園・幼稚園の先生はこう言った事を頭に入れながら、カリキュラムを作ったり、お遊びの時間にお友達との交わりの中で、四つのゴールを学ぶチャンスを見逃さず、手をさしのべ、導いてあげ、子供達がこのゴールを四つとも習得できたら、どんなに素敵な世の中になるのでしょう。考えただけでワクワクしちゃいますね。
前回のクラスもそうでしたが、先生方はよく、Ted Talkを使います。このJayさん。。。黒人と白人のミックス。見た目があれ?と思わせるので、会話が「What are you? (何者?)」から始まることも多々。その為か人種に興味をもったそう。
人種の会話。。。なかなか難しいですよね、とJayさん。ただ、人種の’ある事’を話すつもりだったのに、会話は知らず知らずのうちに、「え?私が人種差別者だって言いたいわけ?私は良い人なのに。」と進んでいく。アタックするつもりじゃなかったのに。あらららら。。。こんな調子だと一向に理解し合えない。
いつもは「人間はミスを犯す生き物だから。」と寛容な人も、人種の事となると、ちょっとした言葉に対し、「All or Nothing」な考え方を持ち出します。「Good person vs Bad person」。あるじゃないですか、良い人だけど、選んだ言葉や知らなかった事で、相手を傷つけちゃうこと。多くは、決して悪い人じゃないんです。もっと人種の事を知りたかったからこそ、会話を続けてたらセンシティブな言葉が口からポロリ。しまった!
ありますよね、そんなこと。「そう言う意味じゃなかったのに。。。」
「The belief that you must be perfect in order to be good is obstacle for being good as you can be.」
良い人=パーフェクト/パーフェクト=良い人という考え方は、時に、良い人になることへの邪魔になってしまいますよ、とJayさん。
ソーシャルメディアの影響や、日常生活の中で知らず知らずのうちに、無意識的に「自分の中の差別感」が育ってきてしまう場合もあります。それはまるで、清潔な人だって歯に歯垢が溜まってしまうように。
「Imperfection」。。。パーフェクトじゃない事、良いじゃないですか。特に人種の事を話す時には。自分も相手もパーフェクトじゃないのを前提に、無意識的に差別/偏見が自分の中に生まれてしまう。。。そんな事もある事を前提に、そんな自分を受け入れられながら、相手を受け入れる関係。。。その関係をまずは築き上げてから、共にGood personに成長していきましょう。
「The connection we maintain with our imperfection allows us to be good.」
〜 being mindful 〜
Love,
Midori
PS なんと!伝えたい事もう一つあったのですが、長くなったので、次のnoteで!
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