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≪Vol.169≫日本の未来が不安だが、外国人で解決できるとは限らない

僕は日本で「外国人留学生」の組織を作ってビジネスをしています。
その理由はこれからの日本社会は少子高齢化が進み、日本人だけでは社会や経済がうまく回らないだろうから、外国人の力も合わされば、きっと今の社会経済を継続できたり、または今以上に生きていきやすい社会になる可能性があるのではないかと思った、という理由で今の仕事をしています。

僕自身が海外生活を少ししたことがあったので、
「いろんな国の人がいたら楽しい!」とか、そういうこともあったりするのですが、どちらかと言えば、そういう社会課題に対する解決に繋がることを考えてのことで、また、自分が出来そうなことだったので、この仕事をやっていきたいと思った、という経緯でした。

実際、現在の日本社会において「少子高齢化」が叫ばれていて、
その課題を解決するための政策やサービスなどもたくさんあるでしょう。
普通にソロバンを弾くと、具体的な国民の人口と、これからの労働人口から得られる税収と、福祉・医療費とかを見てみると、
どう考えてうまくいきそうにないのは誰もが分かっている、のだが、
では、労働人口が少ないからと言ってそれを「外国人」でカバーしてほしいと思っているかどうか?で言うと、誰もがそう思っているとは思いません。

人口が減っても、労働人口が減っても、日本人で日本の社会も経済もうまく回る方法があるのであれば、その方がいいという人もそれなりに多くいると思います。
例えば、パソコンとかスマホが社会に出てきたように、テクノロジーで社会を改善できるのであれば、その方がいろんな見解違いもなくて楽だ、というのも確かだとは思います。
実際、そんなテクノロジーやサービスも出てくるとは思います。

ただ、
僕はそんなこんなもあるけれども、
人間生活においては、人間同士が作る社会もいいなと思っていて、
またそれが今までは日本人だけだったのだけれども、いろんな国の人が共に暮らすというのも悪くない人間社会ではないか!と提唱している人なんだと思っています。

日本の社会課題は課題で、何かしらしないと確実にその課題が露呈されるわけですから、何かはしないといけないのですが、
いろいろ面倒なこともあるだろうけど「ダイバシティな社会」もいいんじゃないの?とはやっぱり思っています。

ただ、日本人の社会が好きな人も多数いるのは承知しているので、
やるべきことを丁寧にやっていきたいなぁとも思っています。
僕が感じる、今の日本の政治の感じだと、ブルドーザーで社会を耕すような大胆な政策に出ることは今のところはないでしょうから、日本人ならではの家内制手工業のような手仕事でちょっとずつ社会を改善するのが日本ぽいような気もしています。
でも、そんなスピード感だから、日本はやばいんだよ!
って言うのもすごく思っているのですが、
すべては表裏一体なので、革命のようなスピード感とダイナミズムで事が行われると、おそらく今ある良さはなくなってしまうだろうし、
職人の手仕事のようなスピード感だと、社会はあまり変わらないのだけど、今の日本らしさは残ったままになったりするんだと思っています。

日本よ!どうするの?あなたはどうするの?
という選択の話でもあるのですが、
僕は僕なりに日本の課題に対して、僕が出来るサービスを提供していきたいので「日本人と外国人が交流できる社会にしていきたい」と考えています。

日本の課題を解決なんて、偉そうなことを書いていて、
自分は日本にずっと住むかどうかもわからなかったりするのですが、
日本は好きだなと思っているので、何か役に立つことをやっていきたいと思います。

今週も最後までありがとうございました!

いただいたサポートは、TOKYO GLOBAL LABという弊社の外国人留学生が日本のインバウンドの課題を解決するための活動に活用させていただき、皆様の役に立つ情報を提供いたします。よろしくお願いします。 https://tokyo-global-lab.com/