アルタイル 【歌詞/youtube】

夜が明ける頃には痛みも消えた
鐘の鳴る音を聴く人

黒く燃える炎で
塵になってしまえと思っていた
汚れなき何かを守ることなど
きっと

届いていますか
重なった信号を拾って
痛いと泣いた夜も確かにここにあった
ひとつとして忘れない

まだ眠れやしないだろう
空の広さに意味もなく虚しくなって

耳鳴りの向こうで
消えたいと叫んでたあの子には
汚れなき自由でさえも贅沢なことで

おぼえていますか
重なった輪郭をなぞって
見つけたあの星には初めから名前があった
夏の空のアルタイル

夜が明ける頃には光も消えた
鐘の鳴る音を聞く人

届いていますか
重なった信号を拾って
痛いと泣いた夜も確かにここにあった
ひとつとして忘れないよ

夏の空のアルタイル

◎ DLsingle「アルタイル (demo)」収録

ベガ」「リゲル」「レグルス」「ミラ」に続く星シリーズ第5弾。夏の大三角の一つで、織姫星である「ベガ」と対になる彦星です。言うまでもなく「ベガ」のアンサーソングですが、かなり大人っぽい印象の曲になりました。フルコーラスの編曲をする段階でどの程度変わるか楽しみです。

アルタイル / Altair
作詞・作曲・うた:コニシユカ
Song by Yuka Konishi

(制作:2020年1月制作/2020年9月demo版リリース)

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?