マガジンのカバー画像

Column su Ligabue

17
Ligabue に関するあれこれ&雑感など。 音楽活動以外のネタもこちら!
運営しているクリエイター

記事一覧

La Pagina speciale dedicata a Capitan Fede Poggipollini ~Fede 愛特設ページ~

La Pagina speciale dedicata a Capitan Fede Poggipollini ~Fede 愛特設ページ~

Capitan Fedeこと、Federico Poggipollini、1968年3月26日ボローニャ生まれ。1994年から、Lucianoの傍らで活躍するギタリスト。Lucianoのバンドに加わる前は、Litfibaのギタリストとして、数年活動した。
これまで、わたくしの駄文をお読みいただいた方にはすでにバレていると思うが、わたしはこのギタリストをことのほか贔屓にしている。いや、熱愛している、

もっとみる

“La notte di certe notti “ライブ入場証

“La notte di certe notti”と題して、2025年6月21日にCampovoloで開催されるライブ!
もちろん、ファンクラブ先行販売で速攻でチケットをゲットしましたとも。
しかも、飲食・お土産付きのステージ直下のVIPエリア。
2年前に泣く泣く手放したリベンジである。
だが、今回チケットというものは存在せず、動画のブレスレットが入場証になるらしい。
RFID搭載、QRコードを読
もっとみる

カヴァー曲5選!

カヴァー曲5選!

Ligabueはライブやトリビュートアルバムへの参加などで、敬愛するカンタウトーレ(シンガーソングライター)の歌をカヴァーすることがあるが、ここではそのうちの5曲をピックアップ。

1. A che ora è la fine del mondo

R.E.M.の"It's the end of the world as we know it (and I feel fine)"<1987>にLu

もっとみる
I Musicisti ~Ligabueを支えるミュージシャンたち~

I Musicisti ~Ligabueを支えるミュージシャンたち~

Ligabueはソロ・ミュージシャンであるが、公演やイベントでアコースティック・ギターを手に数曲歌うことはあっても、まったくひとりでステージに立つことはほとんどない。かたわらには常に彼をサポートするミュージシャンたちが控えている。
ここでは、私的な好みを交えて、彼らを紹介する。

第一期バックバンド(1990~1994年ころ)バンド名:クランデスティーノ ClanDestino
わたしがLigab

もっとみる
【デビュー30年の軌跡】È andata così Trent'anni come si deve

【デビュー30年の軌跡】È andata così Trent'anni come si deve

360枚の写真とLuciano本人が明かす背景や逸話とともに、生い立ち、デビュー前夜から、1990年~2020年の全キャリアを記録した、ハードカバー、360ページ、重さ2㎏のオールカラー大型豪華本。
本書の制作中にコロナ禍によるロックダウンが始まり、編者のMassimo Cottoとリモートでの作業になったという。
全ディスコグラフィのクレジットおよびライブツアーの詳細な日程は、このnote執筆の

もっとみる
Ligabue監督映画③MADE IN ITALY

Ligabue監督映画③MADE IN ITALY

実に16年ぶり、3作目の映画監督作品。
2016年に発表した初のコンセプトアルバム"Made in Italy"を元に映画化。
グローバリズムの波にさらされるイタリアの地方都市を舞台に、仕事、生活、家族関係のすべてに変化が訪れる主人公Rikoの「中年クライシス」を通じて、祖国イタリアへの複雑な想いを描く。
監督デビュー作の"Radiofreccia"に続き、ステファノ・アッコルシ Stefano

もっとみる
Ligabue監督映画②DA ZERO A DIECI

Ligabue監督映画②DA ZERO A DIECI

第2作目の監督作品。日本では未公開。
タイトルの「ゼロから10まで」は、自身に対する、また自分の人生に対する自己評価点を意味する。
映画監督デビュー作の"Radiofreccia"が青春グラフィティであるならば、本作はイタリア屈指のリゾート地リミニを舞台に「青春の終わり」をほろ苦く描く。
当時のバックバンド La Bandaが、ミュージシャンになりたかったジョヴェに仲間たちが誕生日プレゼントとして

もっとみる
「ソース臭い」騒動の顛末

「ソース臭い」騒動の顛末

先週のこと、アントネッラ・クレリチという女性がMCをつとめるTV番組で、2010年にサンレモ音楽祭のMCをした際、(彼女が料理番組の司会をしていたから)「ソース臭い」ので、一部の歌手に出演を拒否されてとても傷ついた、と語った。
その「ソース臭い」という発言の主が、我がLigabueだと名指ししたのだ。
誰かがアントネッラにLigabueがそう言ったと伝えたらしい。
「事実でないなら謝罪するし、事実

もっとみる
イタリア映画祭2018

イタリア映画祭2018

Festival del Cinema Italiano 2018
東京・有楽町朝日ホール、2018年4月29日

2016年11月に発表したコンセプトアルバム”Made in Italy”を元に、Luciano自らが脚本・監督をつとめた同名の映画が本国で公開されたのが2018年1月。
現在のイタリアそのものがテーマなので、翌年(2019年)あたり、ゴールデンウィーク恒例のイタリア映画祭で紹介され

もっとみる
【ディスコグラフィ番外】 VIVA LA TARANTA

【ディスコグラフィ番外】 VIVA LA TARANTA

2015年8月22日に開催された、南イタリア、プーリア州サレント地方の音楽祭“La Notte della Taranta 2015”のライブアルバム。
元ザ・クラッシュのベーシスト、ポール・シムノンPaul Simonon、ヴァイオリニストのアンナ・フィービー Anna Phoebeらとともにゲスト出演した。
Tarantaとはプーリアの伝統音楽で「タランチュラ」でもあるため、シンボルマークも蜘

もっとみる
親友にしてマネージャー Claudio Maioliの引退

親友にしてマネージャー Claudio Maioliの引退

2024年2月21日、Lucianoの40年来の親友にしてマネージャー兼プロデューサー、MaioことClaudio Maioliが引退を表明、ファンのあいだに激震(?)が走った。
Lucianoと仲たがい?これはもはや離婚!体調に不安があるのだろうか?果ては、Ligabueもよもや引退するとか?などなどなど。
物議をかもしたのである。
なぜならば、一介のマネージャーというなかれ、デビュー前から親友

もっとみる
Ligabue監督映画①RADIOFRECCIA

Ligabue監督映画①RADIOFRECCIA

映画監督デビュー作。Luciano自身の自伝的青春映画で、初の短編集"Fuori e dentro il borgo"(1998)の中のいくつかのストーリーが原案になっている。
主演は、いまやイタリアを代表する俳優のひとりとなった、ステファノ・アッコルシStefano Accorsi。
フランチェスコ・グッチーニ Francesco Gucciniがバールのオヤジ役で特別出演している。
イタリア国

もっとみる
公式ファンクラブ bar Mario

公式ファンクラブ bar Mario

Ligabue公式ファンクラブbar Marioは、デビューの翌年、1991年にLucianoの弟のMarcoによって設立された。
名称はデビューアルバム"Ligabue”収録の曲名にちなむ。

開設当初はペーパーベースの会報が存在したようだが、2009年からインターネットでのコミュニティに移行、情報発信はすべて、WEBページを介しておこなわれる。
入会するとアカウントが付与され、SNSのように投

もっとみる
イタリアLIVE事情

イタリアLIVE事情

日本とは異なる、イタリアのLIVE事情とは?

まずはチケット入手
インターネットで海外からもお買い物ができる時代、もちろんコンサートチケットも日本にいながらにして入手可能。
イタリア最大手のチケット販売サイト TicketOne。
スポーツ観戦、観劇、映画、展覧会・美術展などのチケットも販売している。
日程と都市で検索もできるので、イタリア旅程中のイベントを探すこともできる。
なお、イタリアでは

もっとみる