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1997年来の熱烈Ligabue推し。 もともとイタリア🇮🇹沼の住人ながら、近年はライブ…

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1997年来の熱烈Ligabue推し。 もともとイタリア🇮🇹沼の住人ながら、近年はライブ参戦だけを目的に度々渡伊。 遠く離れた日本からの推し活備忘録です。

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Ligabueって誰? Chi è Ligabue?

まずは、順当に推しのご紹介から。 Luciano Ligabue(ルチャーノ・リガブエ) ステージネームはLigabueとのみ表記し、ファンからはLiga、あるいは定冠詞を付けて Il Liga、capo(イタリア語で「ボス」の意)と呼ばれる。ただし、熱烈な女子のファンはLucianoあるいはLuciàと親しげに(馴れ馴れしく)呼ぶことを好むようだ。 1960年3月13日、北イタリアのエミリア・ロマーニャEmilia Romagna州レッジョエミリアReggio Emi

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      Il sale della terra(2013)

      タイトルは「地の塩」 新約聖書マタイ伝に登場する言葉である。 われわれを取り巻く現代社会の状況を、比喩とレトリックで怒りと希望を歌う。 例えが観念的すぎて、なんとなくしかわからないのだが、 たぶんイタリア語ネイティブに説明しろと迫っても無理かも。 福音書の言葉同様に、解釈は人に依るかもしれない。 ビデオは、2013年アレーナ・ディ・ヴェローナでこの曲が初披露されたときのライブ映像。 6日間にわたる公演だったが、参戦2日目の開演前、頭上でヘリコプターが旋回していたので、そのときの映像だと信じている。

      • 「ソース臭い」騒動の顛末

        先週のこと、アントネッラ・クレリチという女性がMCをつとめるTV番組で、2010年にサンレモ音楽祭のMCをした際、(彼女が料理番組の司会をしていたから)「ソース臭い」ので、一部の歌手に出演を拒否されてとても傷ついた、と語った。 その「ソース臭い」という発言の主が、我がLigabueだと名指ししたのだ。 誰かがアントネッラにLigabueがそう言ったと伝えたらしい。 「事実でないなら謝罪するし、事実であるなら謝罪を待っている」と。 番組終了後の深夜、Lucianoは公式SNS

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          Il muro del suono (2013)

          タイトルは「音速の壁」 超音速機は克服しているが、物理的障害の例えである。 現代の社会を取り巻く閉塞感の壁、分断の壁・・・ 音速の壁をぶち壊す奴はいるだろうか?と歌う。 近年のLigabueの楽曲のなかでも、ロックテイストが前面に出た、大好きな曲。 イントロも間奏も演奏もカッコいい! ビデオは、地元レッジョエミリアの工場跡地で収録された。 なにやら芸術的?な落書きも、演出のために描かれたものではないだろう。

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          ディスコグラフィ㉓ 7(sette)

          世界的パンデミックの影響で活動停止を余儀なくされた2020年、ミリオンセラーを記録した”Buon compleanno Elvis!”から2000年代前半のアルバムを共同で制作した、ファブリツィオ・バルバッチFabrizio Barbacciを再びプロデューサーに迎え、過去に収録しながらもお蔵入りになった音源を蔵出しして編集したミニアルバム。 “7”はLucianoのラッキーナンバー。姓名とも7文字であるとか、誕生日の3月13日の3+1+3が7になるとか、ほかにもいろいろゆか

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          Marlon Brando è sempre lui (2010)

          タイトルは「マーロン・ブランドはいつだってマーロン・ブランド」 言わずと知れた名優マーロン・ブランドにオマージュした曲。 1990年のデビューアルバム収録の楽曲だが、ライブでは観客のコーラスに歌唱指導したりバンドの見せ場もたっぷり、いちだんと盛り上がる。 このビデオは2010年のサルデーニャ・オリスタノ公演から。 Kavehのベースソロから、客演のCorrado Lusutici、Fede、Niccolò3人のギターの競演も堪能できる。 恒例の"oh oh oh"歌唱指導では、歌い方の蘊蓄も開陳(?) 途中でバンドにストップかけたり(笑いを堪えているKavehの表情!)テンポを上げていくエンディングだったり、遊び心満載で実に楽しそう。

          Marlon Brando è sempre lui (2010)

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          LIVE参戦記⑧2019/7/12 @Stadio Olimpico di Roma

          “Start”ツアー ローマ・オリンピックスタジアム公演 2019/7/12 2019年3月発売のアルバム“Start”お披露目ツアー最終日、ローマ・オリンピックスタジアム公演に参戦! チケットは、1月に発売されると速攻で推し友がゲットしてくれたため、ステージど正面、スタンド席最前列!しかも、ローマ滞在は彼女が所有するアパートメントの部屋を提供してくれて、たいへんお世話になった。 7月11日(木) 約2年ぶりのローマ・レオナルド・ダ・ヴィンチ空港に降り立ち、タクシーで推

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          L'odore del sesso (1999)

          タイトルは「情事の残り香」 身も心も溶け合うような濃密な情事。いつまでもその残り香が消えない……なんていう、Ligabueにはレアな色っぽいお歌。 Fedeが奏でるアルペジオのリフが美しい。 この頃(2000年前後)のビデオクリップには、当時のバックバンドLa Bandaのメンバーが出演して小芝居をしているのが楽しいのだが、このビデオではバンドメンバーが白タキシードの正装に身を包んでバンドマンに扮している。 お嬢様にロックオンするLucianoの肉食系小芝居も素敵(笑)

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          ディスコグラフィ㉒ START

          制作に気鋭のプロデューサー、フェデリコ・ナルデッリFederico Nardelliを迎えた、スタジオ録音盤12作目。 収録曲数は10曲、インストルメンタル曲なしといたってミニマム。各作品自体もアレンジもシンプルな印象である。また、ジャケ写に初めて、自らの肖像を正面から採用。タイトルともども「初心に帰る」から、とLigabueは語っている。 前2作に表現された怒りと若干の悲観的なイメージと比べると、インタビューで当人も語っているように楽観主義を前面に打ち出している。ただ、怒り

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          2024年10月!イタリア遠征決行!Ligabue in teatri ツアーのフィレンツェ・リヴォルノ・ローマ3公演に参戦!ただいま絶賛仕込み中!それにしても円安がシンドい。

          2024年10月!イタリア遠征決行!Ligabue in teatri ツアーのフィレンツェ・リヴォルノ・ローマ3公演に参戦!ただいま絶賛仕込み中!それにしても円安がシンドい。

          イタリア映画祭2018

          Festival del Cinema Italiano 2018 東京・有楽町朝日ホール、2018年4月29日 2016年11月に発表したコンセプトアルバム”Made in Italy”を元に、Luciano自らが脚本・監督をつとめた同名の映画が本国で公開されたのが2018年1月。 現在のイタリアそのものがテーマなので、翌年(2019年)あたり、ゴールデンウィーク恒例のイタリア映画祭で紹介されたらいいなぁ、と思っていたところ、2018年の同映画祭で早くも紹介された。この映

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          【ディスコグラフィ番外】 VIVA LA TARANTA

          2015年8月22日に開催された、南イタリア、プーリア州サレント地方の音楽祭“La Notte della Taranta 2015”のライブアルバム。 元ザ・クラッシュのベーシスト、ポール・シムノンPaul Simonon、ヴァイオリニストのアンナ・フィービー Anna Phoebeらとともにゲスト出演した。 Tarantaとはプーリアの伝統音楽で「タランチュラ」でもあるため、シンボルマークも蜘蛛を模している。 Ligabueは3曲を披露しているが、そのうちの1曲"Ndo

          【ディスコグラフィ番外】 VIVA LA TARANTA

          LIVE DVD⑨ CAMPOVOLO – IL FILM 3D

          2011年7月16日、Campovoloでの2回目の大コンサートを記録した映画のDVD・ブルーレイ版。 映画は、イタリア初の3D映画として、同年12月7日に公開された。 インタビューやドキュメンタリー部分も含む記録映画になっているため、純粋にライブとしての臨場感には欠ける。 なお、3枚組CDにこの長大なライブの全貌が収められている。 Medusa Film/2012年3月7日発売 ●DVD (Film 2D) /Cat.#N02SF07499 – BLURAY ●ブルーレ

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          Dedicato a noi (2023)

          今日3月13日はLucianoの64回目のバースデイ。 誕生日に合わせて公開された動画は、2023年発売のアルバム”Dedicato a noi “のタイトル曲。 「我らに捧ぐ」の意。 字幕の歌詞はご本人によるもの。芸術的(?)で1文字も読めない(笑) Tantissimissimi auguri di buon compleanno, Luciano!

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          ディスコグラフィ㉑ MADE IN ITALY-COLONNA SONORA ORIGINALE DEL FILM

          前作のコンセプトアルバム“Made in Italy”をベースに、監督・脚本を自ら手掛けた3作目の映画『Made in Italy』のオリジナルサウンドトラック。収録曲は一部、前作と重複しているほか、他アーティストの作品も3曲採用されている。 “Giro del mondo”収録の“Non ho che te”アコースティックヴァージョンがうれしいが、ワンコーラスだけというのが残念。 サブスク非解禁、CDも公式ホームページのみでの販売だったため、現在ではおそらく入手困難である

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          親友にしてマネージャー Claudio Maioliの引退

          2024年2月21日、Lucianoの40年来の親友にしてマネージャー兼プロデューサー、MaioことClaudio Maioliが引退を表明、ファンのあいだに激震(?)が走った。 Lucianoと仲たがい?これはもはや離婚!体調に不安があるのだろうか?果ては、Ligabueもよもや引退するとか?などなどなど。 物議をかもしたのである。 なぜならば、一介のマネージャーというなかれ、デビュー前から親友としてLucianoの傍らに、デビューから30年以上マネージャーとしてLucia

          親友にしてマネージャー Claudio Maioliの引退